令和4年度 AI・IoT等を活用した輸送効率化推進事業費補助金とは?
この補助金は、経済産業省および国土交通省が主導し、自動車整備事業者等を対象に、クラウド型スキャンツールの導入を支援するものです。ビッグデータを活用して使用過程車の省エネ性能を維持・向上させ、トラック輸送全体の効率化と環境負荷低減を目指すことを目的としています。
この補助金のポイント
- 自動車整備事業者が対象の専門的な補助金
- スキャンツール導入費用の最大15万円を補助
- ビッグデータ活用による予防整備で事業の付加価値向上に貢献
- 運輸部門の省エネ化という社会課題解決に貢献できる
補助金の基本情報
補助金名 | 令和4年度 AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金(ビッグデータを活用した効率的かつ適切な自動車整備による使用過程車の省エネ性能維持推進事業) |
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実施機関 | 経済産業省、国土交通省 (事務局:パシフィックコンサルタンツ株式会社、パシフィックリプロサービス株式会社) |
公募期間 | 2022年9月1日 ~ 2022年9月9日【募集終了】 |
補助上限額 | 1事業場あたり上限15万円 |
補助率 | 1/3以内 |
補助対象となる事業者
本補助金の対象となるのは、以下のいずれかに該当する事業者です。
- 道路運送車両法第78条に定める認証を受けた自動車特定整備事業者
- 道路運送車両法第94条に定める認定を受けた優良自動車整備事業者
- 自動車整備士を有し、令和4年度中に電子制御装置を含む特定整備の認証を申請する自動車関連事業者
⚠️ 注意事項
昨年度(令和3年度)に当事業の補助を受けた事業者は対象外となりますのでご注意ください。
補助対象事業と補助額
補助対象となる経費
インターネットを通じて外部に情報を送信できるなど、一定の要件を満たすスキャンツールを新たに購入する経費が対象です。
⚠️ 最重要:購入タイミングについて
交付決定前に購入した機器は補助の対象外となります。必ず事務局からの交付決定通知を受け取った後に、機器の購入・支払いを行ってください。
事業者に求められること
補助対象事業者は、補助を受けて導入したスキャンツールを使用し、20台以上の車両の診断データ等を事務局へ報告する必要があります。このデータが、今後の予防整備技術の向上に活用されます。
申請手続きと注意点
申請の流れ
- 公式サイトの確認: 公募要領や申請様式など、詳細情報を公式サイトで確認します。
- 申請書類の準備: 公式サイトから最新の申請様式をダウンロードし、必要事項を記入します。
- 申請: 指定された方法で、公募期間内に申請書類を提出します。
- 交付決定: 審査後、事務局から交付決定通知が送付されます。(この通知後に機器を購入)
申請書類のダウンロードに関する注意
申請・報告書類は、必ず下記の公式サイトからダウンロードした最新のファイルを使用してください。公式サイト以外から入手したファイルによる不備や不具合については、事務局では対応できない場合があります。
まとめ
この補助金は、自動車整備事業者が最新のスキャンツールを導入し、データに基づいた高度な整備サービスを提供する絶好の機会です。予防整備の実現は顧客満足度の向上にも繋がり、事業の競争力を高めます。令和4年度の公募は終了しましたが、同様の事業が今後も実施される可能性がありますので、関連情報を定期的にチェックすることをおすすめします。
お問い合わせ先
機関名: パシフィックコンサルタンツ株式会社 / パシフィックリプロサービス株式会社
部署名: 陸上輸送省エネ推進事業事務局
電話番号: 050-3154-0507
E-mail: scan_hojokin@04.pacific-hojo.jp