令和7年度 国立公園等多言語解説等整備事業(二次公募)のご案内
環境省は、インバウンド観光客の満足度向上を目指し、国立公園や国定公園などの自然資源に関する多言語解説の整備を支援する補助金の二次公募を開始しました。この事業は、国際観光旅客税を財源としており、案内板やウェブサイト、パンフレットなどの多言語化にかかる費用が対象となります。特に注目すべきは、補助率が定額(10/10)である点です。国立公園エリアで観光事業を行う事業者様にとって、絶好の機会と言えるでしょう。
💡 この補助金の重要ポイント
- 定額補助(10/10)で事業費を強力にサポート!
- 案内板、ウェブサイト、デジタルサイネージなど幅広い媒体が対象。
- 公募期間は令和7年12月10日までですが、予算上限に達し次第終了の可能性あり。
- 原則として月単位で審査・採択が行われるため、早めの申請が有利です。
補助金の概要(早見表)
項目 | 内容 |
---|---|
補助金名 | 令和7年度 国立公園等資源整備事業費補助金(国立公園等多言語解説等整備事業) |
公募期間(二次) | 令和7年6月24日(火)~ 令和7年12月10日(水)17時必着 |
補助率 | 定額補助(10/10) |
対象地域 | 国立公園、国定公園、長距離自然歩道 等 |
対象事業者 | 地方公共団体、民間事業者、協議会、その他法人など |
執行団体 | 公益財団法人北海道環境財団 |
補助対象となる事業内容
本補助金は、外国人訪問者の視点に立った、分かりやすい多言語解説整備に関する幅広い取り組みを支援します。ICT等を活用した先進的な事業も歓迎されます。
具体的な対象事業の例
- 📋 情報発信媒体の整備
案内板、解説板、標識、ビジターセンター等の展示物、デジタルサイネージ、タブレット端末、WEBサイト、パンフレット等の新規設置・改修 - ✍️ 多言語解説文等の作成
英語等の解説文作成、専門家による監修費用など - 📐 基本・実施設計
多言語解説整備に向けた基本設計や実施設計にかかる費用 - 🔊 その他先進的な取り組み
同時音声翻訳システムの導入など、先進性のある媒体整備
申請手続きとスケジュール
申請は、執行団体である公益財団法人北海道環境財団のウェブサイトから行います。手続きは以下の流れで進みます。
申請の流れ
- 公募要領・申請書類の確認
公式サイトから最新の公募要領、交付規程、申請様式をダウンロードし、内容を熟読します。 - 申請書類の作成
事業計画書や経費内訳書など、指定された様式に従って必要書類を不備なく作成します。 - 申請書類の提出
公募期間内に、執行団体へ申請書類を提出します(必着)。 - 審査・採択
提出された書類に基づき審査が行われ、採択事業者が決定されます。
⚠️ ご注意ください
11月以降の申請は、当該年度の2月末日までに事業が終了することを確認する必要があるため、事前に執行団体への相談が必須となります。申請を検討されている方は、お早めに準備を進めることを強くお勧めします。
まとめと公式情報
「国立公園等多言語解説等整備事業」は、国立公園の魅力を世界に発信し、インバウンド観光を促進するための重要な補助金です。定額補助という破格の条件を活かし、質の高い多言語環境整備を実現するチャンスです。公募要領やQ&Aなど、詳細は必ず公式サイトでご確認の上、申請をご検討ください。
お問い合わせ先
執行団体: 公益財団法人北海道環境財団
メールアドレス: tagengo_np@heco-spc.or.jp
件名:【令和7年度多言語整備事業に関する質問】としてお問い合わせください。