福井県のDXを力強く後押し!「ふくいDX加速化補助金」のご案内
福井県内の中小企業・小規模事業者の皆様のデジタルトランスフォーメーション(DX)への挑戦を支援するため、公益財団法人ふくい産業支援センターが実施していた「ふくいDX加速化補助金」について解説します。本補助金は、IoTやAIなどのデジタルツール導入を通じて、生産性向上や業務変革を目指す事業者を資金面からサポートする制度です。※本記事で紹介している公募は既に終了しています。来年度以降の参考にぜひご覧ください。
補助金の重要ポイント早わかり
- ✓対象者: 福井県内の中小企業・小規模事業者
- ✓目的: デジタルツール活用による生産性向上・業務変革
- ✓補助上限額: 最大400万円(一般枠)
- ✓補助率: 1/2(小規模事業者は2/3)
- ✓申請ステータス: 募集終了
補助対象となる事業内容
この補助金は、単なるツールの導入だけでなく、それを活用して自社の生産性向上や業務変革を図り、付加価値や売上を向上させることで、競争上の優位性を確立する取り組みを対象としています。具体的には、以下のようなデジタルツールの活用が想定されます。
- IoT(モノのインターネット)
- AI(人工知能)
- RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)
- クラウドサービス
2つの申請枠「トライアル枠」と「一般枠」
事業規模や取り組みの内容に応じて、2つの申請枠が設けられていました。それぞれの違いを以下の表にまとめました。
項目 | トライアル枠 | 一般枠 |
---|---|---|
補助対象事業者 | 県内中小企業・小規模事業者 | 県内中小企業・小規模事業者 |
補助率 | 1/2 (小規模事業者は2/3) | 1/2 (小規模事業者は2/3) |
補助限度額 | 100万円 | 400万円 |
補助対象となる経費
補助対象となる経費は、事業遂行に直接必要なものに限られます。主な例は以下の通りです。
- 機械装置・システム等の購入費用
- システム開発等の外注・委託費
- 専門家から指導を受ける際の謝金・交通費
- クラウドサービスの使用料・通信料 など
【重要】審査における加点措置について
本補助金の審査において、「ふくいDX推進宣言企業」へ登録されていることが加点措置の対象となっていました。今後同様の補助金が公募される際も、同様の要件が課される可能性がありますので、事前の登録をおすすめします。
過去の募集スケジュール(参考)
参考として、令和5年度の募集期間を掲載します。
募集回 | 募集期間 | ステータス |
---|---|---|
1次募集 | 令和5年4月3日(月)〜5月31日(水) | 終了 |
2次募集 | 令和5年7月3日(月)〜7月31日(月) | 終了 |
3次募集(トライアル枠のみ) | 令和5年9月1日(金)〜9月29日(金) | 終了 |
関連情報:5G等通信環境を活用した実証事業補助金
同時期に「5G等通信環境を活用した実証事業補助金」も募集されていました。こちらは次世代無線通信技術を活用した新しい製品・サービスの開発・実証実験を支援するものです。
5G等通信環境を活用した実証事業補助金 概要 | |
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補助対象事業 | 次世代無線通信技術(5G、Wi-Fi6、LPWA等)を活用し、新しい製品やサービスの開発・実証実験を行う事業 |
補助対象事業者 | 県内中小企業(グループでの申請も可) |
補助率 | 2/3 |
補助限度額 | 500万円 |
公式サイト・お問い合わせ先
最新の情報や次年度以降の公募については、必ず公式サイトをご確認ください。ご不明な点は、下記の担当窓口までお問い合わせください。
お問い合わせ窓口
公益財団法人ふくい産業支援センター 新産業支援部 DX推進グループ
TEL: 0776-67-7416
E-mail: dx-g@fisc.jp