EFFが支援する多様な環境助成金プログラム
特定非営利活動法人 環境パートナーシップ会議(EFF)は、環境問題の解決を目指し、多岐にわたる助成金・補助金プログラムの支援を行っています。NPOの組織基盤強化を目的とした民間助成金から、国のエネルギー政策に関わる大規模な補助金まで、その専門性を活かして事務局運営や基金管理などを担っています。この記事では、EFFが関わる注目の助成金・補助金プログラムを、現在募集中のものから過去の実績まで詳しくご紹介します。
この記事のポイント
- EFFが関与する最新(令和6年度)の補助金情報を確認できる
- NPO支援から国のエネルギー事業まで、幅広いプログラム内容を把握できる
- 過去の実績からEFFの専門性と信頼性を理解できる
現在募集中の可能性のある補助金(令和6年度)
現在、EFFが事務局として関わっている最新の補助金プログラムです。原子力産業の基盤強化や安全性向上を目指す、専門性の高い事業が対象となります。
令和6年度「原子力産業基盤強化事業補助金」
原子力の安全性・信頼性を支える原子力産業基盤の維持・強化を図ることを目的とした補助金です。原子力関連機器・サービスの安全性や信頼性向上に資する取組が支援対象となります。
項目 | 内容 |
---|---|
補助金の額 | 4,400百万円 |
補助事業の期間 | 令和6年4月11日~令和7年3月31日 |
実施省庁 | 経済産業省(資源エネルギー庁) |
EFFの役割 | 事務局として管理・運用業務を受託 |
令和6年度「原子力の安全性向上に資する技術開発費補助金」
実用発電用原子炉の安全対策高度化に関する研究及び開発を促進し、日本の原子力発電技術の水準向上を図ることを目的としています。
項目 | 内容 |
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補助金の額 | 1,500百万円 |
補助事業の期間 | 令和6年5月21日~令和7年3月31日 |
実施省庁 | 経済産業省(資源エネルギー庁) |
EFFの役割 | 事務局として管理・運用業務を受託 |
過去の主要な支援実績(参考情報)
EFFはこれまでにも、社会的に意義のある多くの助成金・補助金プログラムを支援してきました。ここではその一部をご紹介します。これらの実績は、EFFの豊富な経験と専門性を示すものです。
NPO・市民活動支援プログラム
Panasonic NPOサポートファンド
社会課題解決に取り組むNPOの組織基盤強化(キャパシティビルディング)を支援する助成プログラム。EFFは「環境分野」の事務局を協働で運営しています。
全労済地域貢献助成事業
環境分野と子ども分野で活動する市民団体を対象とした助成プログラム。EFFは制度設計や助成案件の評価・選定業務に関与しています。
エネルギー関連補助金プログラム
EFFの役割:基金設置法人
以下の大規模補助金事業において、EFFは国から補助金を受けて基金を造成し、その管理・運用業務を受託する「基金設置法人」としての重要な役割を担ってきました。
分散型電源導入促進事業費補助金
天然ガスコージェネレーション等の分散型電源の設置を促進し、省エネルギーや電力需給の安定化を図ることを目的とした補助金です。基金額は249.7億円にのぼります。
廃炉・汚染水対策事業費補助金
廃炉・汚染水対策に資する技術開発を支援し、日本の科学技術水準の向上を目的とした補助金です。EFFは約214.9億円の基金を造成・管理しました。
令和3年度~5年度の原子力関連補助金
EFFは令和6年度の事業だけでなく、令和3年度から継続して「社会的要請に応える革新的な原子力技術開発支援事業」や「原子力産業基盤強化事業」などの事務局業務を受託し、日本の原子力技術の発展と安全性向上に貢献しています。
まとめ:専門知識を活かした助成金支援のプロフェッショナル
EFFは、民間NPOの活動支援から国のエネルギー政策を支える大規模な補助金事業まで、非常に幅広い分野で助成金・補助金プログラムの運営をサポートしています。その豊富な実績と専門知識は、助成金を活用したい団体や事業者にとって心強い存在です。最新の公募情報については、各事業の公式サイトやEFFからの発表にご注目ください。