広島県の中小企業者様へ!海外での特許出願費用を最大300万円補助
広島県内で事業を展開し、海外への事業拡大を目指す中小企業の皆様に朗報です。公益財団法人ひろしま産業振興機構は、「令和7年度 中小企業等海外展開支援事業費補助金(海外出願支援事業)」の第2回公募を開始します。この補助金は、海外での特許、実用新案、意匠、商標などの出願にかかる費用の一部を支援し、県内企業の国際競争力強化を後押しするものです。
補助金のポイント
- ✔補助上限額: 1企業あたり年度内最大300万円
- ✔補助率: 対象経費の1/2以内
- ✔対象経費: 外国特許庁への出願手数料、代理人費用、翻訳費用など
- ✔公募期間: 令和7年8月5日(火) ~ 令和7年9月4日(木) 17時必着
補助金制度の概要
本補助金の詳細な情報を以下の表にまとめました。申請をご検討の際は、必ずご確認ください。
項目 |
内容 |
公募期間 |
令和7年8月5日(火)~ 令和7年9月4日(木)17時(必着) |
対象者 |
広島県内に主たる事業所を有する中小事業者、または中小企業者で構成されるグループ |
補助上限額 |
特許:150万円 実用新案・意匠・商標:60万円 冒認対策商標:30万円 ※1企業あたり年度内上限:300万円 |
補助率 |
1/2以内(千円未満切り捨て) |
対象経費 |
外国特許庁への出願手数料、代理人費用(現地・国内)、翻訳費用など |
採択予定時期 |
令和7年10月上旬予定 |
補助対象となる事業者の主な要件
本補助金に申請するためには、以下の要件を満たす必要があります。
- 広島県内に主たる事業所を有する中小事業者であること。
- 外国特許庁への出願と、その基礎となる国内出願の出願人名義が同一であること。
- 国内の選任弁理士等の協力が得られる、または同等の書類を提出できること。
- 事業完了後5年間の状況調査(フォローアップ調査等)に協力すること。
審査で有利になる加点項目
審査では、特許等の優位性や事業性に加え、以下の項目に該当する場合に加点評価されます。積極的に活用し、採択の可能性を高めましょう。
主な加点項目
- 知財相談・支援制度の活用(広島県中小企業知財支援センター等)
- 経済産業省から地域未来牽引企業に選定されている
- 「中小企業成長プラン策定支援事業」の評価書発行を受けている
- 賃上げを実施する(条件あり)
- ワーク・ライフ・バランスを推進する企業である
※各項目の詳細は、必ず公式の募集要領をご確認ください。
申請手続きについて
申請前の早期連絡を推奨
申請を検討している事業者は、令和7年8月22日(金)を目途に、一度担当窓口へ連絡することが推奨されています。スムーズな申請のために、お早めにご相談ください。
申請の流れ
- 書類の準備:公式ウェブサイトから募集要領や申請様式をダウンロードし、必要書類を準備します。
- 申請書の作成:記載例を参考に、交付申請書や資金計画書などを作成します。
- 申請:公募期間内に、担当窓口へ郵送または持参にて提出します(17時必着)。
- 審査・採択:審査委員会による書類審査を経て、10月上旬に採択者が決定されます。
公式情報・お問い合わせ先
本補助金の詳細、募集要領、申請様式のダウンロードは、必ず公式サイトをご確認ください。ご不明な点は、下記の担当窓口まで直接お問い合わせください。
担当窓口
公益財団法人 ひろしま産業振興機構
ものづくり革新統括センター 知財支援担当
〒730-0052 広島市中区千田町3-7-47 広島県情報プラザ
TEL: 082-240-7718
FAX: 082-242-7709