自治体の国際交流を強力にバックアップ!クレア「国際交流支援事業」のご案内
自治体や地域国際化協会の皆様へ。地域の国際化を推進するための新たな挑戦を、一般財団法人自治体国際化協会(クレア)が強力に支援します。この「国際交流支援事業」は、新規の国際交流事業に対して最大500万円を助成する制度です。姉妹都市提携の記念事業や文化・芸術交流、青少年交流など、地域の特色を活かした多様なプロジェクトが対象となります。この記事では、制度の概要から申請方法までを分かりやすく解説します。
事業概要|一目でわかる基本情報
まずは、本助成金の基本的な情報を表で確認しましょう。
事業名 | 国際交流支援事業 |
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実施団体 | 一般財団法人自治体国際化協会(クレア) |
助成上限額 | 海外事業: 500万円 国内事業: 300万円 |
助成率 | 助成対象経費の 1/2以内 |
対象団体 | 都道府県、市区町村、地域国際化協会 |
募集期間(令和8年度事業) | 令和7年10月31日(金)まで ※メール必着 |
助成の対象となる団体・事業
本事業の対象となる団体と、具体的な事業内容について詳しく見ていきましょう。
対象団体
以下の団体が対象となります。
- 都道府県
- 市区町村
- 地域国際化協会
対象事業
対象団体が新規に実施する国際交流事業で、交流の拡大や発展、幅広い地域住民の参画が見込まれるものが対象です。具体的には、以下のような事業が該当します。
- 姉妹提携又は友好提携に係る記念事業
- 文化、芸術又は研究に関する交流事業
- 青少年交流に関する事業
- 国際会議に関する事業
- その他地域の特色を活かした交流事業
【ポイント】先駆的な事業も対象に!
継続的に行われている事業であっても、他の地方公共団体や地域国際化協会のモデルとなり得る先駆的な事業であれば対象となる可能性があります。
助成対象経費と注意点
申請にあたり、対象となる経費とならない経費を正確に把握することが重要です。
対象外となる経費
以下の経費は助成の対象となりませんのでご注意ください。
- 補助金
- 職員旅費
- 他用途に転用可能な備品整備等
- 工事を伴う施設整備等
- 経常的経費
- 積立金及び預金
【重要】最低事業規模と助成決定額について
・助成対象経費の総額が200万円以下の事業は対象外となります。
・助成決定額は、申請額の50%~100%の範囲内で決定されます。申請額が満額交付されるとは限りませんので、資金計画は慎重に立ててください。
申請手続きの流れ
令和8年度実施事業の申請手続きは以下の通りです。
- 必要書類のダウンロード
公式サイトから実施要綱や申請様式一式をダウンロードします。 - 申請書類の作成
事業計画書、経費内訳書などを作成します。記入例や留意事項をよく確認してください。 - メールで提出
作成した書類を添付し、指定のメールアドレス宛に送付します。 - 受信確認
申請後1週間以内に受信連絡がない場合は、必ず問い合わせ先に確認してください。
公式情報・お問い合わせ先
申請にあたっては、必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。過去の採択事業一覧も、事業計画の参考になります。
お問い合わせ先
一般財団法人自治体国際化協会 交流支援部交流親善課
所在地: 〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル
電話: 03-5213-1723
FAX: 03-5213-1742
電子メール: kouryu-josei@clair.or.jp
まとめ
クレアの「国際交流支援事業」は、地域の国際化を推進する自治体や関連団体にとって、非常に価値のある助成金です。助成額も大きく、多様な事業が対象となるため、新たな国際交流の可能性を広げる絶好の機会と言えるでしょう。申請には詳細な事業計画が必要となりますが、この記事を参考に、ぜひ積極的な活用をご検討ください。