東京都の美容室・サロン向け!インバウンド対応支援補助金のご案内
東京都では、海外からの旅行者に向けて東京が誇る高い美容技術を新たな観光資源とするため、美容室やネイルサロンなどを運営する事業者を支援する「多様な体験型観光推進事業補助金」の公募を開始しました。この補助金は、外国人観光客の受け入れ体制を強化し、新たなサービスを開始するために必要な経費の一部を補助するものです。
この補助金の3つのポイント
- ✔ 補助上限額は最大200万円、補助率は3分の2と手厚い支援!
- ✔ 多言語対応、施設改修、専用機器導入などインバウンド対策の経費が幅広く対象!
- ✔ 申請は予算額に達し次第、受付終了となるため早めの準備が重要!
補助金 概要
補助金名 |
多様な体験型観光推進事業補助金 |
実施機関 |
東京都 産業労働局 観光部 |
補助上限額・補助率 |
最大200万円 (補助率:対象経費の3分の2以内) |
申請受付期間 |
令和6年4月26日(金)~ 令和6年12月27日(金)必着 |
事業実施期間 |
交付決定日 ~ 令和7年3月31日(月)まで |
公式サイト |
東京都産業労働局 公式サイト |
補助対象者
以下の要件を満たす事業者が対象となります。
- 都内に登記簿上の本店または支店を有する。
- 都内で、外国人旅行者に向けた美容を目的とするサービス(ヘアカット、ネイル、メイク等)を提供する事業者であること。
※医療行為やそれに準ずるサービスは対象外です。
※その他、税金の滞納がないことや、暴力団関係者でないことなどの要件があります。詳細は必ず募集要領をご確認ください。
補助対象となる経費
美容技術を活用した外国人旅行者向けの新たなサービスの開発・提供に要する経費が対象です。具体的には、以下のものが挙げられます。
対象経費の例
- 機器・備品購入費:多言語対応タブレット、キャッシュレス決済端末、接客ロボットなど
- 制作費:多言語メニュー、パンフレット、ウェブサイトの制作費
- 翻訳費:メニューや案内表示、ウェブサイト等の翻訳費用
- 委託費:オンライン予約システムの導入、マーケティング調査の委託費
- 施設整備費:ムスリム旅行者対応の礼拝スペース設置、内装改修工事費など
注意:対象外となる経費
以下の経費は補助対象となりませんのでご注意ください。
- 交付決定前に発注・契約した経費
- 汎用性のあるもの(PC、事務机、椅子など)の購入費
- 人件費、消耗品費、通信費、水道光熱費
- 消費税、振込手数料
申請手続きの流れ
- 1交付申請書の提出
- 2審査・交付決定
- 3事業の実施
- 4実績報告書の提出
- 5補助金額の確定・請求
- 6補助金の支払い
※審査には書類に不備がない状態で3週間程度かかります。
申請方法と締切
申請方法
申請は、以下のいずれかの方法で行います。
- 郵送(簡易書留)
〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 東京都庁第一本庁舎19階
東京都 産業労働局 観光部 受入環境課 受入環境調整担当 宛
- 電子申請(jGrants)
国の補助金電子申請システム「jGrants」を利用して申請します。
jGrantsの利用には「GビズIDプライムアカウント」が必要です。IDの取得には2~3週間程度かかる場合があるため、早めに準備を進めてください。
申請締切
令和6年12月27日(金)必着
申請締切前であっても、補助金申請額が予算額に達した時点で受付を終了します。また、締切日時点で書類に不備・不足があると受付できませんので、余裕をもった申請を心がけましょう。
公式情報・お問い合わせ
申請にあたっては、必ず公式サイトで最新の募集要領や申請様式をご確認ください。
お問い合わせ先
東京都 産業労働局 観光部 受入環境課 受入環境調整担当
電話番号: 03-5320-4802