高知県の中小企業様必見！海外展開の強力な味方

「自社の優れた技術やブランドを海外で展開したい！」
そうお考えの高知県内の中小企業の皆様へ朗報です。海外での特許や商標などの出願にかかる費用を大幅に軽減できる「高知県中小企業等海外展開支援事業費補助金（海外出願支援事業）」が、令和7年度第3次募集を開始します。この機会に、知的財産を活用したグローバルな事業展開を加速させませんか？

補助金の概要（早見表）

誰が対象？（補助対象者）

この補助金の対象となるのは、以下の要件を満たす事業者です。

• 高知県内に事業所を有する中小企業者、またはそれらで構成されるグループ。
• 自社の知的財産（特許、ブランド等）を活用して、海外での事業展開を具体的に計画していること。
• 【地域団体商標の場合】事業協同組合、商工会、商工会議所、NPO法人も対象となります。

何に使える？（補助対象経費）

補助の対象となるのは、日本国特許庁に既に出願済みで、それと同一内容の出願を外国特許庁へ行う際にかかる以下の経費です。

• 外国特許庁への出願手数料
• 現地代理人費用
• 国内代理人費用
• 翻訳費用
• その他、事業に必要と認められる費用

採択されるための重要ポイント（選考基準と加点措置）

申請すれば必ず採択されるわけではありません。選考審査委員会による審査があります。以下のポイントを押さえて、事業計画をしっかりと練り上げましょう。

基本的な選考基準

1. 権利取得の可能性：先行技術調査の結果などから、外国で権利が取れる可能性が否定されないこと。
2. 事業展開の具体性：権利が取れた場合に、その権利をどう活用して事業を展開するかの計画が明確であること。（冒認出願対策の場合はその意思があること）
3. 資金計画：外国出願に必要な自己資金の能力や計画がしっかりしていること。

申請手続きの完全ガイド

募集期間（第3次）

令和7年10月1日（水）～ 10月17日（金）17時必着

※予算上限に達した場合など、早期に終了することがあります。早めの相談・申請をおすすめします。

申請方法と提出書類

申請は、持参、電子メール、郵送のいずれかの方法で行います。

• 提出方法：持参、電子メール、郵送
• 主な提出書類：補助金交付申請書（様式第1-1または第1-2）など。

電子申請システム「Jグランツ」も利用可能ですが、申請書の添付書類は別途、紙または電子メールでの提出が必要です。Jグランツ利用にはGビズIDの取得（2～3週間程度）が必要ですのでご注意ください。

お問い合わせ先

まとめ

「高知県中小企業等海外展開支援事業費補助金」は、海外市場を目指す県内企業にとって、知財戦略の初期コストを抑える絶好のチャンスです。補助額も大きく、海外展開の力強い後押しとなります。募集期間は限られていますので、計画的に準備を進め、ぜひこの制度をご活用ください。