【2025年度】板橋区の知的財産取得支援補助金とは？

東京都板橋区では、区内中小企業者の競争力強化を目的として、知的財産の取得にかかる費用の一部を補助する「知的財産取得支援補助金」を実施しています。この制度を活用することで、特許権や商標権などの取得に必要な弁理士費用や登録料について、最大20万円（補助率1/3）の補助を受けることができます。自社の技術やブランドを守り、事業を成長させるための強力なサポートです。

補助金概要テーブル

補助対象となる要件詳細

対象となる事業者

以下のすべての要件を満たす中小企業者が対象となります。

• 板橋区内に本社または主たる事業所を有していること。
• 法人事業税および法人都民税（個人事業主の場合は個人事業税および住民税）を滞納していないこと。
• 同一の知的財産権について、国や他の地方公共団体から同様の補助を受けていないこと。

対象となる知的財産権

• 特許権
• 実用新案権
• 意匠権
• 商標権

補助対象経費

補助の対象となる経費は、知的財産権の取得に直接要する以下の費用です。

• 弁理士費用：出願手数料、先行技術調査費用、拒絶理由通知書に対する意見書・補正書作成費用など
• 特許庁への納付手数料：出願料、審査請求料、特許料、登録料など

申請から受給までの簡単4ステップ

1. 1
   事前相談・書類準備

   まずは板橋区の担当窓口に相談し、申請に必要な書類を準備します。

2. 2
   申請書類の提出

   指定された期間内に、必要書類を窓口へ提出します。

3. 3
   審査・交付決定

   提出された書類に基づき審査が行われ、補助金の交付が決定されます。

4. 4
   事業実施・実績報告・受給

   交付決定後、事業を実施し、完了後に実績報告書を提出。内容が確認された後、補助金が支払われます。

まとめ：知的財産を活用してビジネスを加速させよう

板橋区の「知的財産取得支援補助金」は、中小企業が自社の技術やブランドを保護し、競争力を高めるための絶好の機会です。特許や商標の取得には費用がかかりますが、この補助金を活用することで負担を大幅に軽減できます。ぜひ制度を有効活用し、事業の成長につなげてください。

お問い合わせ先