令和7年度 保育園等による木育活動の支援事業
東京都内の保育園や幼稚園が、子どもたちのために温もりのある木育環境を整備するための補助金です。施設の魅力向上と、子どもたちの健やかな成長を支援します。
本事業の3つの重要ポイント
- 最大250万円の補助: ソフト事業(活動費等)で最大50万円、ハード事業(施設整備)で最大200万円、合計で最大250万円の補助が受けられます。
- 多摩産材で施設を魅力的に: 多摩産材を活用した内装木質化や木製遊具の導入により、園の特色を打ち出し、保護者へのアピールにも繋がります。
- 継続的な木育活動を支援: 単発のイベントだけでなく、計画に基づいた継続的な木育活動(森林体験、木製玩具導入など)が対象です。
補助金の概要
東京都では、子どもたちが木や森に親しみを持ち、その大切さを学ぶ「木育」を推進しています。この事業は、都内の保育園や幼稚園等が木育活動に取り組む際の経費を補助するものです。
項目 |
内容 |
補助金名 |
令和7年度 保育園等による木育活動の支援事業 |
実施機関 |
東京都 産業労働局 |
募集期間 |
令和7年3月19日(水) ~ 令和7年5月13日(火)【当日消印有効】 |
補助額 |
【ソフト事業】最大50万円 【ハード事業】最大200万円 |
補助率 |
補助対象経費の2分の1以内 |
対象施設 |
都内に所在する認可保育所、認証保育所、幼稚園、幼保連携型認定こども園、家庭的保育事業、小規模保育事業、事業所内保育事業(国公立は対象外) |
補助対象となる事業
本事業は、ソフト事業の実施が必須です。ハード事業のみの申請はできませんのでご注意ください。
(1)ソフト事業(必須)
木育活動計画に基づく活動や、木育に関する人材育成に要する経費が対象です。
- 森林体験活動
- 木製玩具の導入
- 木工作の実施
- 木育に関する研修・セミナーへの参加費用
(2)ハード事業
木育活動計画に基づき、多摩産材を活用して行う施設整備が対象です。
- 施設の内装木質化(床、壁など)
- 木製遊具の整備(購入・設置費など)
- 木製什器の整備(机、椅子、棚など)
- 木製外構施設の整備
⚠️ 注意事項
- 消費税、設計費、解体・撤去費は補助対象外です。
- 新築工事の内装は対象外となります。
- 事業者の自宅を保育室として使用する場合、ハード事業は補助対象外です。
主な申請要件
申請にあたっては、以下の要件を満たす必要があります。
- 事業完了期限: 令和8年3月31日(火)までに事業が完了すること。
- 多摩産材の使用: ハード事業では、規定量以上の多摩産材を使用すること。(例:内装木質化 1㎡あたり0.01㎥以上)
- 事業費: 1施設あたりの事業費が30万円以上であること。
- 過去の受給歴: 令和7年度から令和9年度の3年間において、本事業の補助金交付を受けていない施設であること。
- 活動の継続: 補助事業後も、木育活動を継続的に行うこと。
- 実施状況の報告: 補助事業の翌年度から3年間、木育活動の実施状況等を東京都へ報告すること。
申請から補助金交付までの流れ
1
応募申請: 令和7年5月13日(火)までに必要書類を提出
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3
補助金交付申請・決定: 内定通知受領後、正式な交付申請を行い、都から交付決定通知
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4
事業着手: 交付決定通知を受けてから事業を開始
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5
事業完了・実績報告: 事業完了後、実績報告書を提出し、補助金額が確定・支出
申請方法と問い合わせ先
申請は「郵送」または「Jグランツ(電子申請)」で行います。書類に不備があると受理されない場合があるため、早めの準備と相談をおすすめします。
申請方法
- 郵送の場合: 必要書類を2部ずつ用意し、管轄の提出先へ送付してください。
- 電子申請(Jグランツ)の場合: 公式サイトのリンクからアクセスし、申請手続きを行ってください。
提出先・問い合わせ先
【区部・島しょの施設】
担当: 東京都 産業労働局 農林水産部 森林課 木材流通担当
住所: 〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1 都庁第一本庁舎21階
TEL: 03-5320-4855
【多摩地域の施設】
担当: 東京都 産業労働局 森林事務所 森林産業課 振興担当
住所: 〒198-0036 青梅市河辺町6-4-1 青梅合同庁舎2階
TEL: 0428-22-1162