奈良県の中小企業必見！海外展開を加速させる補助金

奈良県内で事業を展開し、海外市場への進出を目指す中小企業の皆様に朗報です。公益財団法人奈良県地域産業振興センターが実施する「令和7年度 奈良県中小企業等海外展開支援事業（海外出願補助金）」の公募が開始されます。この制度は、海外での特許や商標などの出願にかかる費用の一部を補助し、県内企業の国際競争力強化を後押しするものです。

補助金の概要

制度の基本情報を表にまとめました。申請前に必ずご確認ください。

補助対象となる事業者と要件

対象となる事業者

以下の要件をすべて満たす中小企業者等が対象です。

• 奈良県内に本社又は事業所を有すること。
• 国内弁理士等の協力を受けられること（協力承諾書が必要）。
• 事業完了後の状況調査に積極的に協力できること。
• 「みなし大企業」ではないこと。

対象となる出願

以下の要件を満たす産業財産権（特許、実用新案、意匠、商標、冒認対策商標）の外国出願が対象となります。

• 既に行っている国内出願を基礎として、採択後に外国出願を行う予定であること。
• 外国出願の基礎となる国内出願と、補助金を受けようとする外国出願の出願名義が同一であること。
• 外国で権利が成立した場合に、その権利を活用した事業展開を計画していること。

申請から採択までの流れ

1. 1
   事前相談・書類準備
   申請前に事務局や連携相談窓口への相談が推奨されています。公募要領を確認し、必要書類を準備します。
2. 2
   申請書類の郵送
   募集期間内に、指定の提出先へ郵送で提出します（必着）。
3. 3
   一次審査（書類審査）
   提出された申請書類に基づき、要件を満たしているかなどが審査されます。
4. 4
   二次審査（プレゼンテーション審査）
   一次審査を通過した事業計画について、プレゼンテーションによる審査が行われます。
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   採択・交付決定
   審査結果に基づき、採択事業者が決定され、補助金の交付が決定します。

申請手続きと公式サイト

申請は郵送のみとなります。公募要領や申請様式は公式サイトからダウンロードしてください。提出前に内容を十分に確認し、不備のないように準備を進めましょう。

まとめ

「奈良県中小企業等海外展開支援事業」は、海外での知的財産戦略を考える県内企業にとって非常に価値のある補助金です。自社の技術やブランドを海外で守り、事業を拡大するために、この機会をぜひご活用ください。申請には周到な準備が必要です。早めに公募要領を確認し、計画的に手続きを進めることをお勧めします。