JOGMECによる石油・天然ガス分野の専門業務公募
独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、経済産業省資源エネルギー庁からの受託業務として、令和7年度「国内石油・天然ガス基礎調査データを用いた地質構造再解釈業務」の実施者を公募します。これは、過去に取得された基礎調査データを活用し、日本のエネルギー資源探査に貢献する重要なプロジェクトです。専門的な技術力と実績を持つ事業者の皆様からの積極的な提案が期待されています。
この公募のポイント
- 契約形態: 助成金ではなく「委託契約」です。
- 予算規模: 最大9,000万円(税込)未満の大型案件です。
- 対象者: 高度な専門技術(三次元地震探査データ解釈等)を持つ国内法人が対象です。
- 申請期限: 令和7年8月19日(火)17時00分までとなります。
公募の概要
件名 |
令和7年度「国内石油・天然ガス基礎調査データを用いた地質構造再解釈業務」 |
実施機関 |
独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC) |
目的 |
過去に取得された基礎調査データを用いた再解釈業務の実施 |
契約形態 |
委託契約 |
契約期間 |
契約締結日~令和8年3月13日 |
予算規模 |
9,000万円(税込)未満 |
提案書提出期限 |
令和7年8月19日(火)17時00分 |
応募資格(対象となる事業者)
本業務に応募するには、以下の要件をすべて満たす必要があります。
基本的要件
- 国内法人であること。
- 令和07・08・09年度の競争参加資格(全省庁統一資格)で「役務の提供等」が「A」または「B」等級であること。
- 国や政府関係機関から補助金交付停止や指名停止等の行政処分を受けていないこと。
- 業務の主となる企画・立案・執行管理を再委託しないこと。
- 再委託費の割合が50%を超える場合は、理由書の提出が必要。
- JOGMECや資源エネルギー庁による現地調査等に同意すること。
技術力・業務実績に関する要件
- 業務遂行可能な人員を有し、国内で業務が実施可能であること。
- 三次元地震探査データを用いたデータ解釈業務および物理検層解析の業務実施経験を持つ技術者が含まれていること。
情報セキュリティ要件
- 「政府機関等のサイバーセキュリティ対策のための統一基準」等に基づく情報セキュリティ対策を講じていること。
申請手続きのステップ
申請は以下の手順で進めます。特に、業務仕様書等の追加資料の入手には秘密保持誓約書の提出が必須となりますのでご注意ください。
- Step 1: 追加資料の請求
秘密保持誓約書と会社概要資料をEメールで担当部署に送付し、業務仕様書・提案書様式・契約書(案)を入手します。
請求期限: 令和7年8月6日(水)17時00分
- Step 2: 応募書類の作成
入手した様式に基づき、提案書や申請書など、必要な書類一式を作成します。
- Step 3: 応募書類の提出
作成した応募書類一式(PDF形式)をEメールに添付し、担当部署へ提出します。
提出期限: 令和7年8月19日(火)17時00分
- Step 4: 審査・結果通知
JOGMECによる審査が行われ、後日、全応募者へ結果が通知されます。
審査方法と評価項目
提案は企画競争方式で審査され、以下の項目に基づいて総合的に評価されます。
- 技術審査: 提案内容の妥当性・独創性、業務計画の効率性、組織の遂行能力・実績、業務従事者の経験など。
- ワーク・ライフ・バランス等の推進状況(加点項目): 「えるぼし認定」や「くるみん認定」などの有無。
- 見積価格の審査: 予算額に対する見積額の妥当性。
重要事項・注意事項
- 本件は助成金ではなく、国の事業の一部を担う委託事業です。経理処理は経済産業省の「委託事業事務処理マニュアル」に準拠する必要があります。
- 一般管理費率の上限は原則として8%です。
- 契約締結後、事業者名、契約金額、業務範囲等が資源エネルギー庁のホームページで公表されることに同意が必要です。
- 提案書作成および応募に要する費用は、すべて提案者の負担となります。
公式情報・お問い合わせ先
応募に関する詳細、様式のダウンロードは必ず公式サイトの公募要領をご確認ください。
担当部署 |
独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構 エネルギー事業本部 探査部国内探査課 担当:磯部 |
E-MAIL |
koubo-h25028@jogmec.go.jp |