この記事では、運輸部門のCO2排出量削減と物流業界の担い手不足に対応するためのサステナブル倉庫モデル促進事業について解説します。省CO2化・省人化機器と再生可能エネルギー設備の同時導入を支援し、地域課題の解決にも貢献する事業です。
助成金概要
本助成金は、物流施設における省CO2化・省人化機器等及び再生可能エネルギー設備の同時導入を支援することにより、サステナブル倉庫のモデル事例創出及び普及を図り、業界全体におけるCO2排出削減と担い手不足への対応を同時に実現することを目的とします。
助成金基本情報
項目 |
内容 |
事業名 |
二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(建築物等のZEB化・省CO2化普及加速事業)サステナブル倉庫モデル促進事業 |
目的 |
物流施設における省CO2化・省人化と地域課題の解決 |
対象 |
倉庫業者 |
補助率 |
1/2 |
上限額 |
年度あたり1億円 |
事業期間 |
原則として交付決定日~令和8年2月20日まで(2年以内も可能) |
申請のメリットと採択のポイント
- CO2排出量の削減と省人化を同時に実現
- 地域課題の解決に貢献
- 事業の実施体制、資金計画、保守計画の妥当性
- CO2削減効果及び費用対効果
- 実現可能性、継続可能性
- 他事業への波及効果
詳細な申請条件
本事業は、倉庫業者(倉庫業法に基づき登録を受けている者)が営む営業倉庫であって、「保管区域」及び「荷役区域」における倉庫内作業の省CO2化・省人化に資する機器(無人フォークリフト・無人搬送車・自動化倉庫設備等)及び当該倉庫施設の存する敷地内に設置される再生可能エネルギー発電設備(太陽光発電設備等)を同時導入する事業を補助対象とします。
補助対象となる設備
- 無人フォークリフト
- 無人けん引車
- 無人搬送車
- 自立走行搬送ロボット
- デバンニングロボット
- 自動化倉庫設備
- 太陽光発電設備
- 蓄電設備
- 高速シャッター
- 高速シートシャッター
- 制御型照明
- 断熱材
- 断熱窓
申請手順と必要書類
- 公募要領の熟読
- 応募申請書の作成
- 実施計画書の作成
- 経費内訳の作成
- CO2削減効果の算定根拠資料の準備
- その他必要書類の準備
- jGrantsまたは電子メールで提出
スケジュール・期限情報
1次公募:令和7年3月 28 日(金) ~ 令和7年 5 月 9 日(金)17時(必着)
よくある質問 (FAQ)
Q: 補助対象経費には何が含まれますか?
A: 事業を行うために必要な工事費、設備費、業務費及び事務費が対象となります。
Q: 補助金の交付額は?
A: 補助対象経費の1/2で、年度あたり1億円が上限です。
まとめ・CTA
サステナブル倉庫モデル促進事業は、CO2排出削減と省人化を同時に実現し、地域課題の解決にも貢献する魅力的な助成金です。ぜひ応募をご検討ください。
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問い合わせ先
公益財団法人北海道環境財団
E-mail:souko_ask@heco-hojo.jp
電話:011-206-1573