令和6年度補正「DRリソース導入のための家庭用蓄電システム導入支援事業」
本記事では、令和6年度補正予算による「再生可能エネルギー導入拡大・分散型エネルギーリソース導入支援等事業費補助金」のうち、DR(ディマンドリスポンス)リソース導入のための家庭用蓄電システム導入支援事業について解説します。家庭用蓄電システムの導入を検討されている方は、ぜひご活用ください。
DR(ディマンドリスポンス)とは?
電力の需要と供給のバランスを調整する取り組みで、電力需給が逼迫した際に、電気の使用を抑制したり、蓄電池に蓄えた電気を使用したりすることで、電力の安定供給に貢献します。
補助金基本情報
項目 |
内容 |
事業名称 |
令和6年度補正「再生可能エネルギー導入拡大・分散型エネルギーリソース導入支援等事業費補助金」(DRリソース導入のための家庭用蓄電システム導入支援事業) |
事業規模 |
66.8億円の内数 |
補助対象 |
DRに活用可能な家庭用蓄電システムを新規で導入する事業 |
補助率 |
設備費・工事費の1/3以内 |
補助上限額 |
60万円/1申請あたり |
公募期間 |
2025年3月26日(水)~ 2025年12月5日(金) |
申請のメリット
- 家庭用蓄電システムの導入費用を軽減できる
- 電力需給の安定化に貢献できる
- 再エネの有効活用を促進できる
申請対象者
以下の要件を全て満たす方が対象となります。
- 日本国内において事業活動を営んでいる法人若しくは個人事業主又は日本国内に居住する個人
- 補助事業により導入する補助対象設備の所有者
- 補助事業を確実に遂行するために必要な経営基盤(個人を除く。)を有し、事業の継続性が認められる者
- 導入する蓄電システムを対象にDRを行うことについて、蓄電池アグリゲーターとDR契約を締結する者、または小売電気事業者が提供するDRメニューに加入する者
- 補助金の交付申請等各種手続について、申請代行者を通じて行うことに同意できる者
- 申請者が個人の場合は、自身の電子メールアドレスを所有し、原則、申請前にSIIが指定する本人確認(proost)を使用することに同意できる者
- DRの実施状況等についての報告を国又はSIIが求めた際、DR対応期間中の実施状況を蓄電池アグリゲーター又は小売電気事業者が報告を行うことに同意できる者。また、DR対応期間終了後であっても、補助対象設備の処分制限期間中は善良なる管理者として使用し、補助対象設備の活用状況についてSIIから求めがあった場合は対応し、活用状況に変更(売却や廃棄を含む。)が必要な場合は事前にSIIに連絡できる者
- 経済産業省から補助金等停止措置又は指名停止措置が講じられていない者
申請の流れ
- 公募要領の確認
- 事業計画の立案
- 申請代行者へ申請依頼
- 申請代行者による情報入力・添付
- 交付決定
- 事業実施
- 実績報告
- 補助金の支払い
申請に必要な書類
- 交付申請書
- 補助事業に要する経費、補助対象経費及び補助金の配分額
- 役員名簿
- 実施体制図
- 申請代行の委任について
- 暴力団排除に関する誓約事項
- 実在証明書類
- 見積書
- 設備設置承諾書(必要な場合)
- その他SIIが必要と認める書類
スケジュール
- 公募期間: 2025年3月26日(水)~ 2025年12月5日(金)
- 補助事業完了期限: 2026年1月14日(水)
お問い合わせ先
一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)
令和6年度補正DR家庭用蓄電池 窓口担当
TEL: 0570-099-017 / 042-204-0218
MAIL: dr_ess_info@sii.or.jp
WEB: https://dr-battery.sii.or.jp/r6h/
公募要領はこちら