詳細情報
小金井市小規模事業者持続化サポート補助金とは?
小金井市で事業を営む小規模事業者の皆様、販路開拓や業務効率化に意欲をお持ちではありませんか?小金井市では、国の「小規模事業者持続化補助金」を活用する皆様を対象に、最大50万円の補助金をご用意しています。この補助金は、皆様の事業の持続的な発展を強力にサポートするものです。ぜひこの機会にご活用ください。
補助金の概要
正式名称
小金井市小規模事業者持続化サポート補助金
実施組織
小金井市
目的・背景
本補助金は、小金井市内の小規模事業者が、国の小規模事業者持続化補助金を活用して行う販路開拓等の取り組みを支援し、地域経済の活性化を図ることを目的としています。新型コロナウイルス感染症の影響や物価高騰など、厳しい経営環境にある小規模事業者を支援するため、市が独自に補助金を上乗せする形で実施されています。
対象者の詳細
小金井市内で事業を営む小規模事業者(法人または個人事業主)で、国の小規模事業者持続化補助金の交付決定を受けている方が対象です。詳細な要件は後述の「対象者・条件」をご確認ください。
助成金額・補助率
本補助金では、補助対象経費から国の小規模事業者持続化補助金の額と事業完了までに生じた収益を差し引いた額の2分の1、または補助上限額のいずれか低い方が支給されます。
具体的な金額(上限・下限)
補助上限額は、国の小規模事業者持続化補助金の枠に応じて異なります。主な枠の補助上限額は以下の通りです。
- 通常枠:12万5千円(国の補助上限額が100万円の場合は25万円)
- 賃金引上げ枠:50万円
- 卒業枠:50万円
- 後継者支援枠:50万円
- 創業枠:50万円
- インボイス枠:25万円
- 低感染リスク型ビジネス枠:16万6千円
- コロナ特別対応型:A類25万円、B類/C類16万6千円
補助率の説明
補助率は、補助対象経費から国の補助金額と収益を差し引いた額の2分の1です。
計算例
例えば、店舗改装費に220万円、広告費に110万円を使い、国の小規模事業者持続化補助金の創業枠とインボイス枠を活用した場合、合計330万円の経費に対して210万円が国の補助金として支給されます。収益金が0円と仮定すると、小金井市の補助金額は(330万円 – 210万円 – 0円) ÷ 2 = 60万円となります。しかし、創業枠の補助上限は50万円のため、小金井市からの支給額は50万円となります。結果として、330万円の経費に対して、合計260万円(国の補助金210万円 + 小金井市の補助金50万円)の補助金が支給され、経費の約78.7%がカバーされることになります。
対象者・条件
以下の要件をすべて満たす小規模事業者等が対象となります。
- 次の表に当てはまる法人又は個人事業主(みなし大企業を除く)
業種 常時使用する従業員の数 商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) 5人以下 サービス業のうち宿泊業・娯楽業 20人以下 製造業その他 20人以下 - 申請日現在、法人にあっては事業所の所在地が、個人にあっては主たる事業所の所在地又は住所が小金井市内にあり、引き続き事業を継続していること
- 小金井市税(法人の場合は法人市民税。個人の場合は住民税。)の納税義務者であって、申請日以前の市税に滞納がないこと(徴収猶予又は分割納付の誓約がされており、履行が確実に行われている場合を除く)
- 以下の規程に基づく国の小規模事業者持続化補助金の交付確定を受けていること
- 令和元年度補正予算小規模事業者持続化補助金(一般型)交付規程
- 令和元年度補正予算・令和3年度補正予算小規模事業者持続化補助金(一般型)交付規程
- 令和2年度補正予算小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)交付規程
- 令和2年度補正予算小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)交付規程
- 小規模事業者持続化補助金(一般型) 交付規程
注記:一般型は、第16回受付締切分まで申請可能です。
- 次のいずれにも該当しないこと
- 小金井市暴力団排除条例第2条に規定する暴力団、暴力団員、暴力団関係者又はそれらと密接な関係を有する者
- 事業を行うにあたって必要な許認可等の届出を行っていない者
- その他市長が適当でないと認める者
補助対象経費
補助対象経費は、国の小規模事業者持続化補助金で認められた経費と同様です。具体的には、以下のものが含まれます。
- 機械装置等費
- 広報費
- ウェブサイト関連費
- 委託・外注費
- その他、国の補助金で認められる経費
申請方法・手順
ステップバイステップの詳細手順
- 国の小規模事業者持続化補助金に申請し、交付決定を受ける。
- 小金井市小規模事業者持続化サポート補助金の交付申請書兼請求書を作成する。(申請書はこちら)
- 必要書類を揃えて、小金井市経済課へ郵送で申請する。
必要書類の完全リスト
- 小金井市小規模事業者持続化サポート補助金交付申請書兼請求書
- 小規模事業者持続化補助金に係る補助金実績報告書の写し(支出内訳書、経費支出管理表等、添付書類がある場合は併せて提出)
- 小規模事業者持続化補助金に係る補助金確定通知書の写し
- 補助金を振り込む口座の情報が確認できる書類(通帳の写し等)
- 創業後確定申告時期が未到来の場合(該当者のみ):法人設立・設置届出書の写し、履歴事項全部証明書の写し(法人の場合)、個人事業の開業・廃業等届出書の写し、営業に関する許認可証等の写し(個人事業主の場合)
申請期限・スケジュール
申請は随時受け付けています。令和7年度も申請受付を行う予定ですが、予算がなくなり次第終了となるため、早めの申請をおすすめします。
オンライン/郵送の詳細
申請は原則郵送でのみ受け付けています。新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、ご協力をお願いいたします。
送付先:〒184-8504 小金井市本町6丁目6番3号 小金井市市民部経済課「小金井市小規模事業者持続化サポート補助金」宛
採択のポイント
小金井市の補助金は、国の小規模事業者持続化補助金の採択が前提となります。そのため、国の補助金で採択されることが最も重要です。
審査基準
国の小規模事業者持続化補助金の審査基準は、以下の点が重視されます。
- 経営計画の妥当性
- 事業の実現可能性
- 費用対効果
- 地域経済への貢献
採択率の情報
国の小規模事業者持続化補助金の採択率は、回によって異なりますが、おおむね30~50%程度です。
申請書作成のコツ
- 経営計画は具体的に、数値目標を盛り込む
- 事業の強み・弱みを分析し、課題解決策を明確にする
- 費用対効果を説明する際は、根拠となるデータを提示する
- 地域経済への貢献をアピールする
よくある不採択理由
- 経営計画が曖昧
- 事業の実現可能性が低い
- 費用対効果が不明確
- 地域経済への貢献が期待できない
よくある質問(FAQ)
- Q: 小金井市内に複数の事業所がある場合、すべての事業所で申請できますか?
A: いいえ、1事業者につき1回のみの申請となります。 - Q: 国の小規模事業者持続化補助金の申請前に、小金井市の補助金に申請できますか?
A: いいえ、国の補助金の交付決定を受けていることが条件となります。 - Q: 補助金の申請代行は可能ですか?
A: 小金井市の補助金に関しては、申請代行は必須ではありません。ご自身で申請することも可能です。 - Q: 申請後、どのくらいで補助金が振り込まれますか?
A: 申請内容の審査を経て、1か月程度で指定口座に振り込まれます。ただし、審査の状況により時間がかかる場合があります。 - Q: 補助金の使途に制限はありますか?
A: 国の小規模事業者持続化補助金で認められた経費にのみ使用できます。
まとめ・行動喚起
小金井市小規模事業者持続化サポート補助金は、小金井市内の小規模事業者の皆様にとって、事業の発展を後押しする貴重な機会です。国の小規模事業者持続化補助金と合わせて活用することで、販路開拓や業務効率化をより強力に進めることができます。ぜひこの機会を逃さず、補助金の申請をご検討ください。
申請に関するご不明な点やご質問は、小金井市経済課産業振興係までお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ先:経済課産業振興係 電話:042-387-9831 メールアドレス:s030399(at)koganei-shi.jp
詳細はこちら:小金井市公式サイト