【武雄市民向け】最大40万円！武雄市制20周年記念市民アイデア応援補助金｜申請方法を解説

はじめに：武雄市の未来を創るアイデアに最大40万円の補助金

令和8年3月1日、佐賀県武雄市は市制施行20周年という大きな節目を迎えます。この記念すべき年を市民の皆さまと共に祝い、武雄市の新たな一歩を踏み出すため、「未来を描く２０周年市民アイデア応援補助金」が創設されました。

この補助金は、市民の皆さまが持つユニークなアイデアや地域を盛り上げるための企画を実現するための強力なサポーターです。「こんなイベントがあったら武雄がもっと楽しくなるのに」「地域の魅力を発信するこんな事業をやってみたい」といった想いを形にする絶好のチャンス。一般枠では最大40万円、若者中心の団体向けには最大20万円（補助率10/10）が交付されます。

この記事では、補助金の詳しい内容から、申請の具体的なステップ、採択されるためのポイントまで、申請を検討している方が知りたい情報を網羅的に解説します。あなたのアイデアで、武雄市の20周年を彩り、未来へと続く新しい価値を創造しましょう。

武雄市制施行20周年記念市民アイデア応援補助金の概要

まずは、本補助金の基本的な情報を確認しましょう。

補助金額・補助率について

本補助金には、対象となる団体に応じて2つの枠が設けられています。それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

2つの申請枠（一般枠・特別枠）

計算例

• 【一般枠の例】
  補助対象経費が60万円、事業収入が5万円の場合
  （600,000円 – 50,000円） × 3/4 = 412,500円
  上限額が40万円のため、補助額は 400,000円 となります。
• 【特別枠の例】
  補助対象経費が25万円、事業収入が2万円の場合
  （250,000円 – 20,000円） × 10/10 = 230,000円
  上限額が20万円のため、補助額は 200,000円 となります。

対象者・対象事業の詳しい条件

補助金を受け取るためには、団体（申請者）と実施する事業の両方が、定められた要件を満たす必要があります。

補助対象者（どんな団体が申請できる？）

以下のすべての要件に該当する団体、グループ、企業等が対象です。

• 5人以上で構成されていること。
• 構成員の5分の4（80%）以上が、武雄市内に在住、勤務、または通学していること（代表者も含む）。
• 市税を滞納していないこと。
• 未成年のみで団体を構成する場合は、保護者または学校の職員がメンバーとして参画していること。

補助対象事業（どんな事業が対象になる？）

以下のすべての要件に該当する事業が対象です。

• 市制施行20周年を記念して、団体が自主的に新たに取り組む事業であること。（既存事業の場合は、内容を拡充する部分が対象となります）
• 令和8年3月1日から令和9年3月31日までの期間に実施し、完了する事業であること。
• 武雄市内で実施する事業であること。
• 国、県、市などから、同じ事業内容で他の補助金を受けていないこと。

補助対象となる経費

補助金の対象となるのは、事業の実施に直接必要と認められる経費です。具体的には以下のような経費が想定されます。

対象経費の例

• 報償費（謝金）：講師や専門家、イベント出演者などへの謝礼
• 旅費：講師等の招へいに必要な交通費や宿泊費
• 消耗品費：事務用品、イベントで配布する材料など
• 印刷製本費：チラシ、ポスター、パンフレット、報告書などの印刷費用
• 通信運搬費：郵便料金、荷物の送料など
• 委託費：専門的な業務（デザイン、音響、映像制作など）を外部に委託する費用
• 使用料及び賃借料（借料）：会場、機材、車両などのレンタル費用
• 広報費：新聞広告、ウェブ広告など、事業を周知するための費用
• その他：保険料など、事業実施に不可欠と認められる経費

対象とならない経費の例

• 団体の運営にかかる経常的な経費（事務所の家賃、人件費など）
• 飲食を主目的とする会合等の経費（懇親会費用など）
• 構成員への謝金や手当
• 備品購入費（パソコン、カメラなど資産となるもの）
• その他、事業との関連性が認められない経費

申請方法とスケジュール

申請は、定められた期間内に必要書類を提出することで行います。ここでは、申請から事業完了までの流れを解説します。

申請から事業完了までのステップ

1. 要綱・募集要領の確認
   まずは武雄市の公式サイトで公開されている要綱等を熟読し、制度内容を完全に理解します。
2. 申請書類の準備
   公式サイトから応募申請書や事業計画書などの様式をダウンロードし、必要事項を記入します。
3. 申請書類の提出
   募集期間内（令和7年12月15日まで）に、武雄市役所 企画部 企画政策課へ持参または郵送で提出します。
4. 審査
   提出された書類に基づき、市による審査が行われます。（令和7年12月下旬～令和8年1月下旬）
5. 交付決定
   審査の結果、採択されると交付決定通知が届きます。
6. 事業の実施
   計画に沿って事業を実施します。（令和8年3月1日～令和9年3月31日）
7. 実績報告
   事業完了後、定められた期日までに実績報告書と経費の証拠書類（領収書など）を提出します。
8. 補助金額の確定・支払い
   実績報告の内容が審査され、補助金額が確定した後、指定の口座に補助金が振り込まれます。

必要書類一覧

• 応募申請書
• 事業計画書（別紙１）
• 予算書（別紙２）
• 構成員名簿兼委任状（別紙３）
• その他、事業内容を補足する資料（任意）

※各書類の様式は武雄市公式サイトからダウンロードできます。

採択されるための5つのポイント

多くの申請の中から選ばれるためには、計画書で事業の魅力を効果的に伝えることが重要です。以下の5つのポイントを意識して申請書を作成しましょう。

よくある質問（FAQ）

まとめ：あなたのアイデアで武雄市の20周年を盛り上げよう！

「武雄市制施行２０周年記念事業～ 未来を描く２０周年市民アイデア応援補助金 ～」は、市民が主役となって武雄市の未来を創造するための素晴らしい制度です。最後に、この補助金の重要なポイントを再確認しましょう。

• 対象者：武雄市にゆかりのある5人以上のグループ・団体など
• 補助額：一般枠は最大40万円（補助率3/4）、若者中心の特別枠は最大20万円（補助率10/10）
• 対象事業：20周年を記念する武雄市内での新規事業（または既存事業の拡充部分）
• 申請期限：令和7年12月15日（月）

この機会に、温めてきたアイデアを形にし、武雄市の歴史に新たな1ページを刻んでみませんか。仲間を集め、計画を練り、ぜひ積極的に応募してみてください。あなたの情熱が、武雄市の次の20年を創る力になります。