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【相模原市】地域おでかけサポート推進事業|最大50万円!高齢者等支援団体の活動経費を補助

詳細情報

はじめに:相模原市の地域貢献活動を力強くサポート!

相模原市内で、高齢者や障害のある方など、移動に困難を抱える方々のための外出支援活動に取り組んでいる、またはこれから始めたいと考えているボランティア団体の皆様へ。活動を継続・拡大していく上で、資金の確保は大きな課題ではないでしょうか。そんな皆様の熱意ある活動を後押しするため、相模原市では「地域おでかけサポート推進事業補助金」という心強い制度を用意しています。この補助金は、燃料代や保険料はもちろん、車両の購入費まで、活動に必要な経費を年間最大50万円まで補助するものです。この記事では、制度の概要から申請方法、さらには採択されるためのポイントまで、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説します。あなたの団体の活動をさらに飛躍させるため、ぜひ最後までご覧ください。

この補助金のポイント
✓ 相模原市内で活動するボランティア団体が対象
✓ 年間の活動実績に応じて最大50万円を補助
✓ 燃料代、保険料、車両購入費・リース料も対象経費に!
✓ 団体の立ち上げからサポートするアドバイザー派遣制度も充実
✓ 申請期間は毎年4月から12月まで

相模原市地域おでかけサポート推進事業補助金とは?

制度の目的と背景

この事業は、高齢や障害などを理由に一人での外出が難しい方々が、安心して社会参加できるよう支援することを目的としています。公共交通機関の利用が困難な方にとって、地域のボランティアによる送迎サービスは、通院、買い物、社会参加など、日常生活を支える上で欠かせない存在です。相模原市では、こうした地域住民主体の共助活動を積極的に支援し、誰もが住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられる社会の実現を目指しています。

実施主体

この補助金制度は、相模原市が実施しています。担当部署は地域包括ケア推進課です。

補助金の対象となる活動

補助の対象となるのは、ボランティアによる無償の運送サービスです。具体的には、道路運送法で定められている許可や登録を必要としない形態の移動支援事業が該当します。重要な注意点として、利用者から運賃(対価)を受け取ることはできません。ただし、ガソリン代や高速道路料金、駐車場代といった実費に限り、利用者から受け取ることが認められています。

補助金額と補助対象経費

補助上限額は最大50万円!活動規模に応じて変動

補助金の上限額は、年間の延べ乗車人数によって3段階に設定されています。活動すればするほど、より多くの支援を受けられる仕組みです。

年間延べ乗車人数 補助上限額(年間)
100人まで 300,000円
101人~300人まで 400,000円
301人以上 500,000円

乗車人数の計算方法
乗車人数は、利用者1人につき片道利用で1人とカウントします。例えば、1人の利用者がご自宅と病院を往復で利用した場合、これは「2人分」として計算されます。

こんな経費に使えます!補助対象経費一覧

この補助金は、活動に直接関わる幅広い経費をカバーしています。特に車両の購入費やリース料が対象となる点は、団体の運営にとって大きな助けとなるでしょう。

  • 燃料代、道路通行料
  • 車検等の法定整備費用
  • 任意の自動車保険料(万が一の事故に備える保険も対象です)
  • 車両の購入費・リース料(活動用車両の導入・更新に活用できます)
  • 駐車場代
  • 利用調整に係る通信料及び人件費(予約受付などの事務作業もサポート)
  • その他、市長が活動に必要と認める経費

※他の事業と兼務している場合は、この外出支援事業に該当する部分のみが経費の対象となります。

申請資格:対象となる団体と条件

補助金を受けるためには、いくつかの要件を満たす必要があります。申請前に必ず確認しましょう。

団体の要件

  • 相模原市内に活動の拠点を有するボランティア団体等であること。
  • 構成員が5人以上であること。

運転者の要件

団体の代表者および運転を担う構成員は、以下のいずれかの条件を満たしている必要があります。

  • 第一種運転免許を取得し、かつ国土交通大臣認定の「福祉有償運送・セダン等運転者研修」または市が実施する「外出支援ボランティアの担い手養成のための講座」を受講している者。
  • 第二種運転免許を取得している者。
  • 業として移動輸送サービスを行っている者。

※「外出支援ボランティア担い手養成講座」の開催予定は、相模原市のホームページで随時告知されますので、定期的にチェックしましょう。

申請から交付までの流れ【完全ガイド】

補助金の申請は、正しい手順を踏むことが重要です。ここでは、申請から交付決定までの流れをステップごとに解説します。

STEP1:事前相談【最重要】

申請書類を提出する前に、必ず各地区の社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカー、または市の地域包括ケア推進課へ相談してください。ここで活動内容や計画について説明し、アドバイスを受けることで、申請がスムーズに進みます。必要な書類についても詳しく説明してもらえます。

STEP2:申請書類の準備

相談後、必要な申請書類を準備します。主な書類は以下の通りです。様式は相模原市の公式ホームページからダウンロードできます。

  • 補助金交付申請書
  • 事業計画書
  • 収支予算書
  • 団体規約や会則
  • 構成員名簿
  • 運転者の免許証の写し、研修修了証の写し

STEP3:申請(申請期間:4月~12月)

準備した書類を、事前相談を行った窓口へ提出します。申請受付期間は毎年4月から12月までです。期間に余裕をもって準備を進めましょう。

STEP4:審査・交付決定

提出された書類をもとに市で審査が行われ、補助金の交付が適当と認められると「交付決定通知書」が送付されます。

STEP5:事業実施と実績報告

交付決定後、計画に沿って事業を実施します。事業年度が終了したら、定められた期間内に実績報告書と収支決算書、経費の支払いを証明する領収書などを提出する必要があります。この報告をもって、補助金額が最終的に確定し、支払われます。

採択率アップ!申請を成功させる3つのポイント

この補助金は、要件を満たしていれば比較的採択されやすいと考えられますが、より確実に採択されるためにはいくつかのコツがあります。

ポイント1:事業の必要性と具体性を明確に

申請書の事業計画では、「なぜこの活動が必要なのか」「誰を対象に、どのような支援を、どのくらいの頻度で行うのか」を具体的に示しましょう。例えば、「〇〇地区では高齢化率が高く、最寄りのスーパーまでバスで30分かかるため、買い物に困っている高齢者が約50名いる。この方々を対象に、週2回、買い物支援の送迎サービスを実施する」といったように、地域の課題と活動内容を数字を交えて説明すると説得力が増します。

ポイント2:実現可能で継続的な計画を立てる

収支予算書は、計画の実現可能性を示す重要な書類です。補助対象経費を正確に積み上げ、現実的な予算を組みましょう。また、補助金がなくなった後も活動を継続していくための工夫(会費、寄付など)を示すことができれば、団体の安定性が評価されやすくなります。

ポイント3:事前相談を徹底活用し、書類の不備をなくす

最も重要なのが、事前相談です。市の担当者や社会福祉協議会は、制度を熟知したプロフェッショナルです。計画段階から相談することで、制度の趣旨に合った計画を立てることができ、書類の書き方についても的確なアドバイスがもらえます。提出前には、記入漏れや誤字脱字がないか、複数人で何度も確認しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1: NPO法人でなくても申請できますか?
A1: はい、申請できます。法人格のない、地域住民による任意のボランティア団体でも、構成員が5人以上いれば対象となります。
Q2: 利用者からガソリン代などの実費をいただくことは可能ですか?
A2: はい、可能です。運賃としての対価は受け取れませんが、燃料代、道路通行料、駐車場料金の実費に限り、利用者から徴収することが認められています。
Q3: 新しく団体を立ち上げる場合でも申請できますか?
A3: はい、これから団体を立ち上げる場合でも対象となります。市では、団体の立ち上げを支援するためのアドバイザー派遣も行っていますので、まずは相談窓口にご連絡ください。
Q4: 運転ボランティアが足りません。どうすれば集まりますか?
A4: 市では「外出支援ボランティア担い手養成講座」を開催しています。また、活動相談窓口(電話:045-534-6718)では、運転ボランティアの募集方法についても相談に乗ってもらえます。ぜひ活用してください。
Q5: 申請前に必ず相談が必要ですか?
A5: はい、市から「予めご相談ください」と案内されています。相談を通じて、申請がスムーズに進むだけでなく、活動に関する有益なアドバイスも得られますので、必ず相談することをお勧めします。

まとめ:地域のために、この補助金を活用しよう

相模原市地域おでかけサポート推進事業補助金は、地域の移動困難者を支えるボランティア団体にとって、非常に価値のある制度です。最後に、重要なポイントをもう一度確認しましょう。

  • 対象:相模原市内の構成員5人以上のボランティア団体
  • 補助額:年間最大50万円(活動実績による)
  • 対象経費:燃料代、保険料、車両購入費など幅広くカバー
  • 申請期間:毎年4月~12月
  • 重要アクション:まずは市の担当窓口や社会福祉協議会へ事前相談!

この補助金を活用することで、団体の財政基盤が安定し、より質の高い、継続的な支援活動が可能になります。地域の支え合いの輪を広げるため、ぜひこの制度の活用をご検討ください。まずは一歩、相談窓口へ連絡することから始めてみましょう。

お問い合わせ・相談窓口
相模原市 地域包括ケア推進課 地域づくり班
住所:〒252-5277 相模原市中央区中央2-11-15 相模原市役所本館4階
電話:042-769-9231

または、お近くの各地区社会福祉協議会へご相談ください。

補助金詳細

補助金額 最大 50万円
主催 相模原市
申請締切 2024年12月31日 (終了)
申請難易度
(一般的)
採択率 75.0%
閲覧数 2 回
👥

対象者・対象事業

相模原市内に活動の拠点を有するボランティア団体等で、構成員が5人以上の団体。代表者及び運転者が所定の免許・研修要件を満たしていること。

📝 申請の流れ

1

必要書類の準備

事業計画書、見積書などを用意します。

2

申請書類の提出

オンラインまたは郵送で提出します。

3

審査

通常1〜2ヶ月程度かかります。

4

採択・交付決定

結果通知と交付手続きを行います。

❓ よくある質問

相模原市内に活動の拠点を有するボランティア団体等で、構成員が5人以上の団体。代表者及び運転者が所定の免許・研修要件を満たしていること。

通常、申請から採択決定まで1〜2ヶ月程度かかります。ただし、補助金の種類や申請時期によって異なる場合がありますので、詳しくは担当窓口にお問い合わせください。
多くの場合、次回の募集期間で再申請が可能です。不採択の理由を確認し、改善した上で再度申請することをお勧めします。詳しくは担当窓口にお問い合わせください。

お問い合わせ

地域包括ケア推進課 地域づくり班 電話:042-769-9231 / 各地区の社会福祉協議会

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