詳細情報
北海道では、2026年4月1日の宿泊税導入に向けて、宿泊事業者の皆様のシステム整備を支援する「北海道宿泊税システム整備費補助金」をご用意しています。最大50万円の補助金で、レジシステムの改修やハードウェアの購入費用をサポート。この機会にぜひご活用ください。
北海道宿泊税システム整備費補助金の概要
正式名称:北海道宿泊税システム整備費補助金
実施組織:北海道庁
目的・背景:北海道宿泊税の導入に伴い、宿泊事業者の事務負担を軽減し、円滑な宿泊税徴収を支援するため。
対象者の詳細:北海道内の宿泊施設を運営する宿泊事業者(旅館業法に基づく許可、または住宅宿泊事業法に基づく届出を行っている事業者)。
北海道宿泊税とは
北海道宿泊税は、北海道を訪れる旅行者の利便性および満足度を向上させるため、令和8年4月1日から導入される予定の税金です。宿泊料金に応じて課税され、観光振興のための財源として活用されます。
助成金額・補助率
補助率は、対象経費の2分の1以内です。1施設あたりの補助限度額は50万円です。
計算例:レジシステム改修費用が80万円の場合、補助金は40万円となります(80万円 × 1/2 = 40万円)。レジシステム改修費用が120万円の場合、補助金は上限の50万円となります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 2分の1以内 |
| 補助限度額 | 1施設あたり50万円 |
対象者・条件
以下の要件をすべて満たす宿泊事業者が対象となります。
- 北海道内の宿泊施設で事業を営んでいること。
- 道税(個人道民税及び地方消費税を除く。)を滞納していないこと。
- 会社更生法、民事再生法等に基づく再生または更生手続きを行っていないこと。
- 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に該当しないこと。
宿泊事業者とは:旅館業法に基づく許可を受けて旅館・ホテルまたは簡易宿所を経営する者、または住宅宿泊事業法に基づく届出をして住宅宿泊事業を営む者を指します。
補助対象経費
北海道宿泊税の導入に伴って発生する、以下の経費が補助対象となります。
- 既存のレジシステムの改修費用
- 新たなレジシステムの構築費用
- ハードウェア(PC、タブレット、プリンター等)の購入費用
- ソフトウェアの購入費用
- POSレジ、モバイルPOSレジの導入又は改修費用
対象外経費:リース・レンタル契約の費用、通信費、消費税、振込手数料、補助金交付決定前の経費、他の補助金の対象となった経費などは対象外です。
申請方法・手順
申請は郵送のみで受け付けています。以下の手順で申請を行ってください。
- 申請書類を北海道庁ホームページまたは事務局ホームページからダウンロード。
- 必要事項を記入し、必要書類を準備。
- 申請書類を事務局へ郵送(簡易書留、一般書留、レターパックプラス推奨)。
申請期限:令和7年(2025年)8月6日(水)~12月26日(金)※当日消印有効
郵送先:〒060-8791 北海道宿泊税システム整備費補助事業補助金 事務局(住所の記載不要)
必要書類
- 交付申請書
- 補助対象経費内訳書
- 旅館業営業許可証の写し(旅館・ホテル・簡易宿所の場合)
- 住宅宿泊事業法第13条の標識の写し(民泊の場合)
- 導入しようとするシステムや製品等の見積書の写し
採択のポイント
審査では、申請内容の妥当性、経費の必要性、事業計画の実現可能性などが評価されます。申請書は丁寧に作成し、見積書などの必要書類を漏れなく添付することが重要です。
採択率の情報:現時点では採択率に関する公式な情報は公開されていません。しかし、類似の補助金制度の傾向から、申請内容の充実度と必要書類の完備が採択の鍵となると考えられます。
よくある質問(FAQ)
- Q: 交付決定前にシステム改修を行った場合、補助対象となりますか?
A: いいえ、交付決定前の経費は補助対象外です。必ず交付決定後に事業を開始してください。 - Q: 複数の宿泊施設を運営していますが、施設ごとに申請できますか?
A: はい、1施設1申請となります。施設ごとに申請を行ってください。 - Q: 北海道と札幌市の両方の補助金を申請できますか?
A: はい、両方の補助金を申請できます。ただし、申請書はそれぞれ作成する必要があります。事務局は同じ事業者が担当しているため、まとめて手続きをすることが可能です。 - Q: 見積書は原本が必要ですか?
A: 見積書の写しで構いません。 - Q: 補助金の振込先口座は、法人名義の口座である必要がありますか?
A: はい、原則として法人名義の口座を指定してください。個人事業主の場合は、代表者名義の口座を指定してください。
まとめ・行動喚起
北海道宿泊税システム整備費補助金は、宿泊税導入に伴う宿泊事業者のシステム整備を支援する制度です。最大50万円の補助金で、レジシステムの改修やハードウェアの購入費用をサポートします。申請期限は令和7年12月26日です。この機会にぜひご活用ください。
次に行うべきアクション:
- 北海道庁ホームページまたは事務局ホームページで申請書類をダウンロード
- 申請書類に必要事項を記入し、必要書類を準備
- 申請書類を事務局へ郵送
問い合わせ先:
北海道宿泊税システム整備費補助事業 補助金事務局
電話:011-500-9565(平日9:00~17:00)