申請期限: 令和8年1月30日(金曜日)まで
注意: 申請は受付順です。予算の上限に達し次第、受付を終了します。

対象となる方

  • 鎌ケ谷市内の住宅に対象設備を導入し、居住している個人の方
  • 市内の集合住宅に対象設備を導入する管理組合または所有者の方
  • 鎌ケ谷市に納付すべき市税を滞納していない方
  • (詳細な要件は本文をご確認ください)

申請手順

ステップ 内容
STEP 1 補助対象となるか要件を確認し、対象設備を導入(設置工事・引き渡しを完了)
STEP 2 公式サイトから申請書・チェックシート等をダウンロードし、必要書類を準備
STEP 3 申請期間内(令和8年1月30日まで)に環境課窓口へ提出または郵送(必着)
STEP 4 市による審査後、交付決定通知書を受領。後日、指定口座へ補助金が振り込まれます

補助金額・補助対象設備

本事業では、導入する設備の種類に応じて補助金額が定められています。対象となる設備は未使用品であり、指定の要件を満たす必要があります。

設備の種類 補助金額
太陽光発電システム 1キロワット当たり1万円(上限3万円)
燃料電池システム(エネファーム) 上限10万円
リチウムイオン蓄電池システム 上限10万円
窓の断熱改修 補助対象経費の4分の1(個人: 上限8万円 / 集合住宅: 上限8万円×戸数)
電気自動車・プラグインハイブリッド自動車 太陽光+V2H併設: 上限15万円
太陽光のみ併設: 上限10万円
V2H充放電設備 補助対象経費の10分の1(上限25万円)
集合住宅用充電設備 住民以外も利用可: 国の補助金額の2/3(上限100万円×基数)
住民のみ利用: 国の補助金額の1/3(上限50万円×基数)
住民の合意形成のための資料 上限15万円

注意: 着工日が令和6年度(令和6年4月1日~令和7年3月31日)の場合、一部設備の補助上限額が異なります。詳細は市の公式サイトでご確認ください。

対象者・申請要件

主な申請要件

  • 補助対象設備が設置された鎌ケ谷市内の住宅に居住し、住民登録を完了していること(法人・集合住宅用充電設備を設置する者を除く)。
  • 鎌ケ谷市に納付すべき市税を滞納していないこと。
  • 補助対象設備等の導入費用を負担し、かつ、当該設備等を所有していること。
  • 過去に同一の補助対象設備で市の補助金交付を受けていないこと(一部再交付の特例あり)。
  • 申請者が住宅の所有者でない場合または共有者がいる場合は、すべての所有者または共有者の同意を得ていること。
  • 集合住宅用充電設備を導入する場合は、国の補助金交付決定を受けていること。

リース契約の場合の追加要件

  • 設置者とリース事業者が連名で申請すること。
  • 補助金相当分が月額リース料金から減額される形で還元されること。
  • リース期間が、設備の法定耐用年数に基づく財産処分制限期間以上であること。

補助対象経費

補助の対象となる経費は、補助対象設備の購入および設置に係る費用です。詳細は設備ごとに異なりますので、申請の手引きを必ずご確認ください。

経費区分 詳細 対象可否
設備本体購入費 補助対象となる設備の本体購入費用
設置工事費 設備の設置に直接必要となる工事費用
諸経費 申請手数料、送料、既存設備の撤去費用など ×

重要: 申請は、対象設備の設置または引き渡しが完了した後に行う必要があります。また、着工日にも要件がありますのでご注意ください。

必要書類一覧

No. 書類名 備考
1 補助金交付申請書(第1号様式) 公式サイトよりダウンロード
2 補助金交付申請チェックシート 導入する設備に応じた様式を使用
3 費用の内訳がわかる書類(見積書・契約書等)の写し 内訳明細書の提出も可
4 領収書の写し 支払いの事実が確認できるもの
5 設置状況がわかる写真 設置前後の写真が必要な場合あり
6 その他、設備ごとに定められた書類 保証書の写し、車検証の写し等

注: 必要書類は導入する設備によって大きく異なります。必ず公式サイトの「補助金交付申請の手引き」で詳細を確認してください。

申請時の注意点

先着順・予算上限

本補助金は先着順で受け付けられ、設備ごとに設定された予算枠に達した時点で終了となります。申請を検討している方は、設備の導入が完了次第、速やかに手続きを進めることを推奨します。

書類の不備

提出された書類に不備や不足がある場合、受付されません。すべての書類が不備なく揃った時点で正式な受付となります。提出前に「補助金交付申請チェックシート」を用いて、入念に確認してください。

よくある質問

Q1: 申請はいつからできますか?

A: 令和7年度の申請受付開始後、対象設備の設置または引き渡しが完了していれば申請可能です。申請期限は令和8年1月30日ですが、先着順のため早めの申請をお勧めします。

Q2: 中古品は対象になりますか?

A: いいえ、対象外です。補助対象となる設備はすべて未使用品である必要があります。

Q3: 鎌ケ谷市に転入予定ですが、申請できますか?

A: 申請時点で、補助対象設備が設置された市内の住宅に居住し、住民登録が完了している必要があります。転入手続きを完了させてから申請してください。

Q4: 国や県の補助金との併用は可能ですか?

A: 併用できる場合があります。例えば、集合住宅用充電設備は国の補助金交付決定が要件となっています。詳細は市の担当窓口にご確認ください。市の公式サイトでも、国や県の関連制度が紹介されています。

Q5: 申請手続きを業者に代行してもらうことはできますか?

A: はい、可能です。その場合、指定の「補助金交付申請手続代行届出書」を提出する必要があります。

制度の概要・背景

本事業は、地球温暖化対策の一環として、家庭部門における温室効果ガス排出量の削減を促進することを目的としています。鎌ケ谷市では、ゼロカーボンシティの実現を目指しており、市民や事業者が再生可能エネルギー設備や省エネルギー設備を導入する際の経済的負担を軽減することで、環境に配慮したまちづくりを推進しています。

太陽光発電や蓄電池、電気自動車(EV)といった脱炭素化に資する設備の普及を図ることで、エネルギーの地産地消を進め、災害時におけるエネルギー供給の強靭化にも繋げます。

まとめ・お問い合わせ先

「鎌ケ谷市住宅用設備等脱炭素化促進事業」は、住宅の環境性能向上や光熱費削減を目指す市民にとって非常に有効な制度です。申請は先着順であり、予算がなくなり次第終了となるため、対象設備の導入を検討されている方は、計画的に準備を進め、早めに申請することをお勧めします。

お問い合わせ先

実施機関: 鎌ケ谷市
担当部署: 市民生活部 環境課 温暖化対策推進係
所在地: 〒273-0195 千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎1階
電話: 047-445-1227
公式サイト: https://www.city.kamagaya.chiba.jp/kurashi-tetsuzuki/sumai/josei-shinsei-seid/energy-hojo.html