詳細情報
対象となる方
- 熊本市または刈谷市、にかほ市、大和市に住所を有し、居住している65歳以上の方
- 要支援・要介護認定を受けていない方(大和市は要介護認定申請中の方は事前に相談)
- 市税を滞納していない方
- 過去に当補助金の交付を受けていない方
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 事前相談(刈谷市のみ必須、熊本市は推奨) |
| STEP 2 | 補助金交付申請書の提出(工事着工前) |
| STEP 3 | 交付決定通知の受領 |
| STEP 4 | バリアフリー改修工事の実施 |
| STEP 5 | 完了実績報告書の提出(工事完了後) |
| STEP 6 | 補助金の交付 |
補助金額・補助率
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限額 | 最大9万円(工事費10万円まで、1割~3割負担相当) |
| 補助率 | 工事費の2分の1(にかほ市)、9割(刈谷市)、工事費に応じて変動(熊本市、大和市) |
| 利用者負担 | 1割~3割(介護保険負担割合証に準ずる、刈谷市) |
計算例: 工事費10万円の場合、9万円を上限に支給(刈谷市)。市町村民税非課税世帯等の場合は、10分の8の額を支給(にかほ市)。
対象者・申請要件
対象となる方
- 65歳以上で、各自治体に居住している方
- 要支援・要介護認定を受けていない方(大和市は要介護認定申請中の方は事前に相談)
- 市税を滞納していない方
- 過去に当補助金の交付を受けていない方
- にかほ市では、同一世帯で過去に補助金の交付を受けていないこと
- 大和市では、建築物の所有者であり、当該住宅に居住し、住民登録が行われていること
対象とならない方
- 要支援・要介護認定を受けている方
- 市税を滞納している方
- 過去に当補助金の交付を受けている方
- 賃貸または売却を目的として住宅を改修等している方(にかほ市)
- 補助金の交付を受けようとする改修等に対し、公的扶助を受けている方(にかほ市)
補助対象経費
| 経費区分 | 詳細 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 手すりの取付け | 廊下、便所、浴室、居室、階段、玄関、玄関から道路までの通路等 | ○ |
| 段差の解消 | 各室間の床段差及び玄関から道路までの通路等の段差の解消 | ○ |
| 引き戸等への扉の取替え | 開き戸の引き戸、折れ戸、アコーディオンドア等への取替え | ○ |
| 洋式便器等への便器の取替え | 和式便器の洋式便器への取替え | ○ |
| 滑り防止及び移動の円滑化 | 床又は通路面の材料の変更 | ○ |
| その他付帯工事 | 上記の改修工事に付帯して必要となる改修工事 | ○ |
重要: 交付決定前に工事契約や工事着工をした場合は補助金交付できません(熊本市)。
必要書類一覧
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 補助金交付申請書 | 各自治体指定の様式 |
| 2 | 工事見積書の写し | |
| 3 | 平面図及び改修箇所ごとの工事前写真 | 日付入り(にかほ市) |
| 4 | 住宅改修承諾書 | 借家又は借間の場合 |
| 5 | 介護保険被保険者証 | 提示(にかほ市) |
| 6 | 世帯全員の課税証明書及び納税証明書 | にかほ市 |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
- 対象者の要件を満たしているか
- 改修工事の内容が補助対象に該当するか
- 提出書類に不備がないか
採択率を高めるポイント
- 事前に自治体の窓口に相談し、申請内容を確認する
- 見積書は詳細に記載してもらう
- 工事前の写真と工事後の写真を比較できるように撮影する
よくある質問
Q1: 補助対象となる工事はどのようなものですか?
A: 手すりの取付け、段差の解消、引き戸等への扉の取替え、洋式便器等への便器の取替え、滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更などが対象となります。
Q2: 補助金の申請はいつまでですか?
A: 申請期間は各自治体によって異なります。詳細は各自治体の公式サイトをご確認ください。
Q3: 申請に必要な書類は何ですか?
A: 補助金交付申請書、工事見積書の写し、平面図及び改修箇所ごとの工事前写真、住宅改修承諾書(借家の場合)、介護保険被保険者証(にかほ市)、世帯全員の課税証明書及び納税証明書(にかほ市)などが必要です。詳細は各自治体の公式サイトをご確認ください。
Q4: 補助金の交付はいつ頃になりますか?
A: 完了実績報告書を提出後、審査を経て補助金が交付されます。交付時期は各自治体によって異なります。
Q5: 工事の着工はいつからできますか?
A: 補助金の交付決定通知を受けてから工事に着工してください。交付決定前に工事契約や工事着工をした場合は補助金交付できません(熊本市)。
制度の概要・背景
本補助金は、高齢者が安心して快適に自立した日常生活を営むことができるように、住宅のバリアフリー改修を支援する制度です。高齢化が進む日本において、高齢者が住み慣れた家で長く暮らせるように、各自治体が住宅改修費用の一部を補助しています。
高齢者の住宅での事故を防止し、介護が必要な状態にならないようにするために、バリアフリー化は重要な対策です。本補助金を活用することで、高齢者の安全な生活環境を整備し、健康寿命の延伸に貢献することが期待されます。
まとめ・お問い合わせ先
高齢者住宅バリアフリー化改修費補助金は、高齢者の安全で快適な生活を支援する制度です。対象となる方は、ぜひ申請をご検討ください。