詳細情報
神奈川県座間市にお住まいの皆様へ朗報です。ご自宅の防犯対策を強化するための費用の一部を市が補助してくれる「座間市住宅等防犯設備補助事業」が実施されています。この制度を活用すれば、防犯カメラや録画機能付きドアホンなどの設置費用が最大2万円、費用の2分の1まで補助されます。物価高騰が続く中、家計の負担を抑えながら、家族の安全・安心な暮らしを実現する絶好の機会です。この記事では、補助金の対象となる設備や申請条件、具体的な手続きの流れ、そして採択されるためのポイントまで、誰にでも分かりやすく徹底的に解説します。申請は先着順で、予算がなくなり次第終了となりますので、この記事を読んで早めに準備を始めましょう。
この記事のポイント
- 座間市民向けに、住宅の防犯設備購入・設置費用の2分の1、最大2万円を補助
- 防犯カメラ、録画機能付きドアホン、防犯砂利など幅広い設備が対象
- 申請は令和7年6月2日から令和8年3月31日まで(先着順)
- 賃貸住宅にお住まいの方も対象になる可能性あり
- 申請から採択までの流れと必要書類を分かりやすく解説
座間市住宅等防犯設備補助事業とは?
制度の目的と背景
「座間市住宅等防犯設備補助事業」は、市民が安心して暮らせるまちづくりを目指す座間市の取り組みの一環です。近年、空き巣や不審者情報など、住宅を狙った犯罪は後を絶ちません。この補助金は、市民一人ひとりが防犯意識を高め、防犯機能を持つ設備を導入することを促進することで、個々の住宅の防犯力を高めることを目的としています。さらに、防犯対策が施された住宅が増えることで、地域全体の犯罪抑止力向上にも繋がります。また、物価高騰の影響を受けている生活者を支援するという側面も持ち合わせており、経済的な負担を軽減しながら安全対策を講じられる、市民にとって非常に有益な制度です。
制度の概要
この補助金の基本情報を表にまとめました。申請を検討する際の参考にしてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 座間市住宅等防犯設備補助事業 |
| 実施組織 | 座間市(担当:生活安全課 交通防犯係) |
| 申請期間 | 令和7年6月2日(月)~令和8年3月31日(火) |
| 受付方法 | 市役所4階 生活安全課窓口へ持参(郵送不可) |
| 予算額 | 1,000万円(先着順、予算に達し次第終了) |
| 公式サイト | 座間市公式ホームページ |
補助金額と補助率について
補助金の額は、防犯設備の設置および購入にかかった費用の2分の1以内で、上限は2万円です。計算した際に100円未満の端数が出た場合は切り捨てとなります。複数の対象設備をまとめて申請することも可能です。
【重要】支払い方法の注意点
補助の対象となる支払方法は、現金、電子決済、クレジットカード払いに限られます。商品券、各種ポイント、ギフト券、サービス券などを利用して支払った分は補助金の対象外となりますので、ご注意ください。
具体的な計算例
実際にどれくらいの補助金が受け取れるのか、具体的な例を見てみましょう。
- 例1:合計費用が55,000円の場合
55,000円 × 1/2 = 27,500円
上限額の20,000円を超えるため、補助金額は20,000円となります。 - 例2:合計費用が25,000円の場合
25,000円 × 1/2 = 12,500円
上限額の20,000円以内なので、補助金額は12,500円となります。 - 例3:合計費用が15,550円の場合
15,550円 × 1/2 = 7,775円
100円未満は切り捨てとなるため、補助金額は7,700円となります。
補助の対象となる方(補助対象者)
この補助金を受けるためには、以下の4つの要件をすべて満たす必要があります。ご自身が対象となるか、事前に必ず確認してください。
- 座間市内の住宅に居住していること
市内に住宅を所有している方、または賃貸などで使用している方が対象です。持ち家だけでなく、アパートやマンションなどの共同住宅にお住まいの方も対象となります。 - 座間市に住民登録があること
申請日時点で、座間市に住所を有している(住民票がある)ことが必要です。 - 市税を滞納していないこと
市民税や固定資産税など、座間市に納めるべき税金を滞納していないことが条件です。 - 過去にこの補助金を受けていないこと
申請者本人および同じ世帯の方が、過去にこの「住宅等防犯設備補助事業」の交付を受けたことがない場合に限ります。申請は1世帯につき1回限りです。
賃貸住宅にお住まいの方へ
賃貸住宅や分譲マンションの共用部分でない専有部分に設備を設置する場合でも、管理規約などにより制限がある場合があります。トラブルを避けるため、必ず事前に大家さんや管理組合、オーナーの承認を得てから設置・申請を行ってください。
補助対象となる防犯設備と経費
補助の対象となるのは、令和7年4月1日以降に購入・設置した下記の防犯対策用品です。非常に幅広い設備が対象となっているため、ご自宅の状況に合わせて必要なものを選びましょう。
対象となる防犯対策用品リスト
- 録画機能付きドアホン
- 屋外防犯カメラ
- 屋外人感センサー付きライト
- 玄関ドア錠(防犯性能が高いもの、ドアチェーン)
- 玄関ドアのガードプレート
- 防犯フィルム
- 面格子
- 防犯砂利
- 屋外用モニター付きインターフォン(移設、改修を含む)
- 屋内照明用タイマー式スイッチ
- 鍵付き宅配ボックス
- その他、市長が防犯対策として認めるもの
工事費や関連部品も対象に!
この補助金の大きなメリットは、設備本体の購入費用だけでなく、設置にかかる工事費や、必要な付属品も補助対象になる点です。例えば、防犯カメラを設置する場合、カメラ本体の費用に加えて、以下の費用も合算して申請できます。
- 設置工事費
- 取り付け用の金具
- 録画用のSDカード
- 配線ケーブル など
これらの費用を証明する領収書も忘れずに保管しておきましょう。
屋外防犯カメラ設置の注意点
屋外に防犯カメラを設置する場合は、以下のルールを守る必要があります。
・カメラは自宅の敷地内に設置すること。
・撮影範囲は自宅の敷地内とし、公道や隣家の敷地が過度に映り込まないよう、近隣住民のプライバシーに十分配慮すること。
申請方法と手順をステップ解説
申請は、必要な書類を揃えて市役所の窓口に直接提出する方法のみとなります。郵送での申請は受け付けていないので注意してください。ここでは、申請から補助金が振り込まれるまでの流れを分かりやすく解説します。
Step 1: 防犯設備の購入・設置
まず、補助対象となる防犯設備を購入し、自宅に設置します。購入日は令和7年4月1日以降であることが条件です。購入した際の領収書(原本)は申請に必須ですので、必ず保管してください。市外の店舗やインターネット通販での購入も対象ですが、市は可能な限り市内店舗での購入を推奨しています。
Step 2: 必要書類の準備
次に、申請に必要な書類を揃えます。申請書と請求書は座間市のホームページからダウンロードできます。記入漏れや不備がないように、丁寧にご準備ください。
| 必要書類 | 備考 |
|---|---|
| 1. 補助金等交付申請書 | 市ホームページからダウンロード。記入例あり。 |
| 2. 交付請求書 | 市ホームページからダウンロード。記入例あり。 |
| 3. 本人確認書類の写し | 運転免許証、マイナンバーカードなど。 |
| 4. 領収書または支払済証明書の原本 | 購入日、購入品目、金額、購入者名、販売店名が記載されたもの。複数枚可。 |
| 5. 設置後の写真 | 設置した設備と設置場所がわかるように撮影し、印刷(プリントアウト)したもの。 |
| 6. 振込先口座がわかる資料 | 通帳やキャッシュカードのコピーなど。 |
| 7. 委任状(代理人申請の場合) | 本人以外が申請する場合に必要。 |
Step 3: 窓口での申請
準備した書類一式を、下記の受付窓口に持参して申請します。
- 提出先:座間市役所 4階 生活安全課
- 受付日時:月曜日~金曜日(祝日、年末年始を除く)
午前:8時30分~12時
午後:13時~17時
Step 4: 審査・交付決定・振込
提出された書類を市が審査し、内容に問題がなければ交付が決定されます。その後、指定した口座に補助金が振り込まれます。申請から振込までは、2ヶ月程度の期間を要する場合があるとのことですので、気長に待ちましょう。
採択されるための重要ポイント
この補助金は審査で優劣をつけるタイプではなく、要件を満たしていれば交付されるものです。しかし、確実に補助金を受け取るためには、いくつか押さえておくべき重要なポイントがあります。
最重要ポイント:とにかく早く申請すること!
この補助金は先着順です。令和7年度の予算は1,000万円と定められており、申請額の合計がこの予算に達した時点で受付が終了してしまいます。人気の補助金は期間の途中で締め切られることも珍しくありません。防犯設備の設置を決めたら、一日でも早く申請手続きを進めることが採択への一番の近道です。
書類の不備をなくす
書類に不備があると、修正や再提出のために時間がかかり、その間に予算が上限に達してしまうリスクがあります。特に以下の点に注意して、完璧な状態で提出しましょう。
- 記入漏れ・押印漏れはないか:申請書・請求書のすべての欄を記入し、押印が必要な箇所を確認しましょう。
- 領収書の要件を満たしているか:「購入日」「品名」「金額」「購入者名」「販売店名」が明記されているか確認してください。レシートではなく、正式な領収書をもらうのが確実です。
- 写真の準備はOKか:設置後の写真はデータではなく、必ず紙に印刷(プリントアウト)して持参する必要があります。
よくある質問(FAQ)
まとめ:今すぐ行動して、お得に安全な暮らしを手に入れよう!
今回は、座間市が実施する「住宅等防犯設備補助事業」について詳しく解説しました。最後に重要なポイントをもう一度確認しましょう。
- 補助内容:防犯設備の購入・設置費用の1/2、最大2万円を補助。
- 対象者:市税滞納のない座間市民(1世帯1回限り)。
- 対象設備:防犯カメラ、録画機能付きドアホンなど多数。工事費も対象。
- 申請期間:令和7年6月2日~令和8年3月31日。
- 注意点:先着順で予算上限あり! 申請は窓口持参のみ。
この補助金は、費用を抑えながら自宅のセキュリティレベルを格段に向上させることができる、またとないチャンスです。自分や家族の安全を守るための第一歩として、ぜひこの制度の活用を検討してみてください。申請は先着順ですので、迷っているならまず行動することが大切です。不明な点があれば、座間市役所の生活安全課に問い合わせてみましょう。
お問い合わせ先
座間市 生活安全課 交通防犯係
〒252-8566 座間市緑ケ丘一丁目1番1号(市役所4階)
電話番号:046-252-8158
ファクス番号:046-255-3550