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【志木市NPO法人向け】ホップ・ステップ・ジャンプ助成金|最大20万円・3年間の活動支援を徹底解説

詳細情報

埼玉県志木市で活動するNPO法人の皆様へ朗報です。団体の成長と自立を力強く後押しする「志木市NPO法人ホップ・ステップ・ジャンプ助成金」をご存知でしょうか?この制度は、設立初期のNPO法人が安定した活動基盤を築けるよう、最大3年間にわたって事業経費を支援する画期的な助成金です。1・2年目は最大20万円、3年目は最大10万円と、段階的なサポートが受けられます。この記事では、制度の概要から対象経費、申請方法、そして採択されるためのポイントまで、専門家が徹底的に解説します。あなたの団体の活動を次のステージへ進めるための第一歩を、この助成金と共に踏み出しましょう。

この助成金のポイント

  • ✅ 志木市が認証したNPO法人の事業活動を支援
  • 最大3年間の継続的なサポート
  • ✅ 1・2年目は最大20万円、3年目は最大10万円を助成
  • ✅ 人件費や謝金、会場費など幅広い経費が対象
  • ✅ 申請前の事前相談が必須!

志木市NPO法人ホップ・ステップ・ジャンプ助成金とは?

この助成金は、志木市が認証したNPO法人の活動基盤を強化し、その自立を促進することを目的としています。団体の成長段階に合わせて「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」と3年間にわたり支援することで、継続的かつ安定的な事業展開を可能にします。

制度の目的と注意点

本制度の最大の目的は、NPO法人の「自立促進」です。そのため、単なる資金提供に留まらず、団体が自らの力で事業を継続していけるような基盤作りをサポートします。

【重要】事業補助であり、運営補助ではありません
この助成金は、NPO法人が実施する具体的な「事業」の経費を補助するものです。団体の事務所家賃や光熱費といった、日常的な「運営」経費を補助するものではない点にご注意ください。

実施組織

この助成金制度は、埼玉県志木市が実施しています。担当窓口は市民活動推進課です。

助成金額と補助率

助成金額は年度ごとに上限が設定されており、対象経費の3分の2以内が補助されます。具体的な内容は以下の通りです。

年度ごとの助成上限額

年度 名称 上限額
1年度目 ホップ 20万円
2年度目 ステップ 20万円
3年度目 ジャンプ 10万円

3年間合計で最大50万円の助成を受けることが可能です。

補助率と計算例

補助率は、対象経費の3分の2以内です。具体的な計算例を見てみましょう。

【計算例】1年目に、対象経費が45万円かかる事業を実施する場合
1. 対象経費の3分の2を計算: 45万円 × 2/3 = 30万円
2. 1年度目の上限額を確認: 20万円
3. 補助額の決定: 計算額(30万円)が上限額(20万円)を上回るため、助成金額は20万円となります。

【計算例】2年目に、対象経費が24万円かかる事業を実施する場合
1. 対象経費の3分の2を計算: 24万円 × 2/3 = 16万円
2. 2年度目の上限額を確認: 20万円
3. 補助額の決定: 計算額(16万円)が上限額(20万円)を下回るため、助成金額は16万円となります。

なお、算出された助成金額に千円以下の端数がある場合は切り捨てとなります。また、助成回数は1年度内に1回までです。

対象者と申請条件

対象となるNPO法人

助成の対象となるのは、以下の条件を満たす団体です。

  • 特定非営利活動促進法に基づき、志木市が認証したNPO法人であること。
  • 法務局での登記を完了した日の属する年度の、翌年度3月31日までに交付申請を行うこと。

対象となる事業

原則として、NPO法人が行う公益的な事業が対象となりますが、以下の事業は対象外です。

  • 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に定める営業
  • 国や県、他の団体などから既に助成を受けている事業
  • その他、市長が助成金を交付することが妥当でないと認める事業

【最重要】申請前の「事前相談」が必須です!
この助成金に申請するすべての団体は、申請書類を提出する前に、必ず志木市市民活動推進課へ事前相談を行う必要があります。計画している事業が対象になるか、書類の書き方など、不明点を解消する絶好の機会ですので、必ず連絡を取りましょう。

補助対象となる経費

助成の対象となるのは、申請する事業を実施するために直接必要となる経費です。具体的には以下のようなものが挙げられます。

  • 会場費:事業実施のための会場や施設の利用料
  • 通信運搬費:郵便代、電話代、インターネット通信費、荷物の送料など
  • 旅費交通費:事業実施に伴うスタッフや講師の交通費
  • 消耗品費:文房具、印刷用紙、イベントで使う材料など
  • 委託費:デザインや印刷、ウェブサイト制作などを外部に委託する費用
  • 謝金:講師や専門家、イベントの出演者などへの謝礼
  • 人件費:事業に直接従事するスタッフへの給与・賃金
  • その他:上記以外で、事業実施に必要と市長が認める経費

申請から交付までの完全ガイド

申請手続きは市の会計年度(4月1日〜翌年3月31日)に沿って行われます。全体の流れをステップごとに確認しましょう。

ステップ1:事前相談

まずは市民活動推進課に連絡し、事業内容を説明して相談します。この段階で、事業の方向性や対象経費について確認しておくことが重要です。

ステップ2:申請書類の準備と提出

事前相談後、以下の書類を作成し、提出します。市の公式サイトから電子申請、または様式をダウンロードして窓口へ直接提出します。

  • 志木市NPO法人ホップ・ステップ・ジャンプ助成金交付申請書
  • 事業計画書
  • 収支予算書

ステップ3:交付決定と概算払い

市による審査後、「交付決定通知書」が届きます。この助成金は原則として概算払い(前払い)が可能です。交付決定後に「概算払請求書」を提出することで、事業開始前に助成金を受け取ることができます。これにより、自己資金が少なくても事業に着手しやすくなります。

ステップ4:事業の実施

交付決定された事業計画に沿って事業を実施します。この際、対象経費の領収書や支払いを証明する書類は必ず保管しておきましょう。後の実績報告で必要になります。

ステップ5:実績報告と精算

事業が完了したら、速やかに以下の書類を提出します。

  • 実績報告書
  • 収支決算書
  • 対象経費に係る金銭出納簿の写しおよび領収書の写し

市が内容を確認し、「交付確定通知書」が送付されます。その後、「交付請求書」を提出します。もし、先に受け取った概算払いの額が、確定した助成額を上回っていた場合は、その差額を市に返還する必要があります。

採択率を高めるための3つのポイント

採択率は公表されていませんが、申請を成功させるためにはいくつかの重要なポイントがあります。

ポイント1:事業の公益性と志木市への貢献度を明確に

事業計画書では、「なぜこの事業が必要なのか」「この事業によって志木市のどのような課題が解決されるのか」を具体的に示しましょう。団体の自己満足で終わるのではなく、市民や地域社会にどのような良い影響を与えるのかを、客観的なデータや根拠を交えて説明することが重要です。

ポイント2:実現可能で透明性の高い収支計画

収支予算書は、審査の重要な判断材料です。各経費の積算根拠を明確にし、「なぜその金額が必要なのか」を誰が見ても納得できるように説明しましょう。見積書を取得するなど、具体的な根拠を示すと説得力が増します。また、助成金だけに頼るのではなく、自己資金や会費収入なども含めた、実現可能な資金計画を示すことが自立への意欲として評価されます。

ポイント3:事前相談を最大限に活用する

必須とされている事前相談は、単なる手続きではありません。市の担当者から直接アドバイスを受け、制度の趣旨や審査のポイントを確認できる貴重な機会です。事業計画のブラッシュアップや、書類の不備を防ぐためにも、積極的に質問し、担当者と良好な関係を築きましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1: 設立して5年経つNPO法人ですが、申請できますか?
A1: いいえ、原則として対象外です。この助成金は、法務局で登記をした日の属する年度の「翌年度3月31日まで」に申請する必要がある、設立初期の団体を対象とした制度です。
Q2: 助成金はいつ受け取れますか?
A2: 原則として「概算払い(前払い)」が可能です。交付決定通知を受けた後、概算払請求書を提出することで、事業を開始する前に助成金を受け取ることができます。
Q3: 人件費はどこまで対象になりますか?
A3: 申請する事業に直接従事するスタッフへの人件費が対象です。ただし、団体の役員報酬や、事業に直接関わらない事務職員の人件費などは対象外となる場合があります。詳細は事前相談で必ず確認してください。
Q4: 3年間連続で申請しないといけませんか?
A4: 連続で申請することが前提の制度ですが、事情により途中で終了することも可能です。ただし、3年間の支援を通じて団体の自立を促すという制度の趣旨を理解した上で計画を立てることが望ましいです。
Q5: 計画していた事業が中止になった場合はどうすればよいですか?
A5: 交付決定後に事業計画を変更、中止、または廃止する場合は、必ず事前に市の担当課へ相談してください。無断で変更・中止した場合、助成金の返還を求められることがあります。

まとめ:未来へ続く活動のために

「志木市NPO法人ホップ・ステップ・ジャンプ助成金」は、設立間もないNPO法人が活動の基盤を固め、大きく飛躍するための強力なサポーターです。この制度を最大限に活用し、貴団体の素晴らしい活動を志木市で花開かせてください。

  • 対象:志木市認証の設立初期のNPO法人
  • 支援内容:最大3年間、事業経費の2/3を助成(上限あり)
  • 金額:1・2年目最大20万円、3年目最大10万円
  • 必須事項:申請前の事前相談

まずは公式サイトで詳細を確認し、市民活動推進課へ相談の連絡をすることから始めましょう。あなたの団体の未来へ続く一歩を、志木市が応援しています。

お問い合わせ先

志木市 市民活動推進課 市民活動支援グループ
住所:〒353-8501 埼玉県志木市中宗岡1-1-1 2階7番
電話番号:048-456-5371
FAX番号:048-474-4462
公式サイト:https://www.city.shiki.lg.jp/soshiki/12/30201.html

補助金詳細

補助金額 最大 20万円
主催 埼玉県志木市
申請締切 2026年3月31日
申請難易度
(一般的)
採択率 30.0%
閲覧数 5 回

対象者・対象事業

志木市が認証したNPO法人(特定非営利活動法人)。設立後、継続的かつ安定的な活動と自立を目指す団体で、登記をした日の属する年度の翌年度3月31日までに申請が必要です。

■ 申請の流れ

1

必要書類の準備

事業計画書、見積書などを用意します。

2

申請書類の提出

オンラインまたは郵送で提出します。

3

審査

通常1〜2ヶ月程度かかります。

4

採択・交付決定

結果通知と交付手続きを行います。

■ よくある質問

志木市が認証したNPO法人(特定非営利活動法人)。設立後、継続的かつ安定的な活動と自立を目指す団体で、登記をした日の属する年度の翌年度3月31日までに申請が必要です。

通常、申請から採択決定まで1〜2ヶ月程度かかります。ただし、補助金の種類や申請時期によって異なる場合がありますので、詳しくは担当窓口にお問い合わせください。
多くの場合、次回の募集期間で再申請が可能です。不採択の理由を確認し、改善した上で再度申請することをお勧めします。詳しくは担当窓口にお問い合わせください。

お問い合わせ

市民活動推進課 市民活動支援グループ 埼玉県志木市中宗岡1-1-1 2階7番 Tel:048-456-5371 Fax:048-474-4462

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