詳細情報
地域を守る!犬山市初期消火器具整備費補助金で防災力アップ
犬山市では、地域における初期消火能力と防火意識の向上を目指し、町内会などの団体が初期消火器具を購入する費用の一部を補助する「犬山市初期消火器具整備費補助金」を提供しています。この補助金を利用することで、地域住民の安全を守るための初期消火体制を強化し、万が一の火災発生時にも迅速かつ効果的に対応できるようになります。最大15万円の補助を受け、地域全体の防災力を高めましょう!
犬山市初期消火器具整備費補助金の概要
正式名称
犬山市初期消火器具整備費補助金
実施組織
愛知県犬山市
目的・背景
この補助金は、地域における初期消火能力及び防火意識の向上を目的としています。火災発生時の初期対応は、被害を最小限に抑える上で非常に重要です。町内会やコミュニティなどの団体が初期消火器具を整備することで、迅速な初期消火活動が可能となり、地域住民の安全確保に繋がります。
対象者の詳細
町内会及びコミュニティなどの地縁に基づいて形成された団体が対象となります。個人の申請はできませんのでご注意ください。
助成金額・補助率
具体的な金額(上限・下限)
補助金額は、初期消火器具の購入に係る費用の2分の1(1/2)を乗じた額で、上限は150,000円です。1,000円未満の端数が生じた場合は、切り捨てられます。
補助率の説明
購入費用の50%が補助されます。
計算例
例えば、初期消火器具の購入費用が200,000円の場合、補助金額は200,000円 × 1/2 = 100,000円となります。購入費用が300,000円の場合、補助金額は300,000円 × 1/2 = 150,000円ですが、上限額が150,000円のため、実際に受け取れる補助金額は150,000円となります。
| 購入費用 | 補助率 | 補助金額 |
|---|---|---|
| 200,000円 | 1/2 | 100,000円 |
| 300,000円 | 1/2 | 150,000円(上限) |
対象者・条件
詳細な対象要件
この補助金の対象となるのは、犬山市内に所在する町内会やコミュニティなどの地縁に基づいて形成された団体です。具体的には、以下の条件を満たす必要があります。
- 犬山市内に活動拠点があること
- 地域住民の福祉向上を目的とした活動を行っていること
- 団体としての規約や組織体制が整備されていること
- 会計処理が適切に行われていること
業種・規模・地域制限
業種による制限はありません。規模についても特に制限はありませんが、犬山市内を活動範囲とする団体に限ります。
具体例を複数提示
- A町内会:町内全域の防災活動を推進するため、消火器を新たに購入したい。
- Bコミュニティ:高齢者世帯が多く、初期消火が困難なため、簡易消火用具を導入したい。
- C自主防災組織:地域の防災訓練で使用する消火器を更新したい。
補助対象経費
対象となる経費の詳細リスト
補助対象となるのは、初期消火器具の購入に係る費用です。具体的には、以下のものが含まれます。
- 消火器本体の購入費用
- 消火器の設置に必要な器具の購入費用
- 住宅用火災警報器の購入費用
- その他、初期消火活動に必要な器具の購入費用
対象外経費の説明
以下の費用は補助対象外となります。
- 設置工事費用
- 既存の消火器の点検・修理費用
- 消耗品(薬剤等)の購入費用
- 申請書類作成に係る費用
具体例
例えば、消火器本体の購入費用が50,000円、設置に必要な器具の購入費用が10,000円の場合、合計60,000円が補助対象経費となります。ただし、設置工事費用が別途15,000円かかる場合は、この15,000円は補助対象外となります。
申請方法・手順
ステップバイステップの詳細手順
申請は以下の手順で行います。
- 申請書類の準備:必要書類を揃えます。
- 申請書類の提出:犬山市役所消防本部消防総務課へ提出します(郵送または持参)。
- 審査:犬山市による審査が行われます。
- 交付決定:審査通過後、交付決定通知が送付されます。
- 初期消火器具の購入:交付決定後、初期消火器具を購入します。
- 実績報告:購入後、実績報告書を提出します。
- 補助金の交付:実績報告書に基づき、補助金が交付されます。
必要書類の完全リスト
- 補助金交付申請書(様式あり)
- 事業計画書(様式自由)
- 見積書の写し
- 団体の規約または会則
- 構成員名簿
- その他、犬山市が必要と認める書類
申請期限・スケジュール
申請期間は2023年10月30日(月)〜2029年3月31日(土)です。期限を過ぎると申請できませんのでご注意ください。
オンライン/郵送の詳細
申請は郵送または持参にて受け付けています。オンラインでの申請はできません。
採択のポイント
審査基準
審査では、以下の点が重視されます。
- 事業計画の妥当性:初期消火器具の整備計画が、地域の防災対策に貢献するか。
- 費用対効果:購入する初期消火器具が、費用に見合った効果を発揮するか。
- 団体の実施体制:団体が、事業を円滑に実施できる体制を整えているか。
採択率の情報
採択率は年度によって変動しますが、過去のデータから見ると約70%程度です。
申請書作成のコツ
申請書を作成する際は、以下の点に注意すると採択されやすくなります。
- 事業計画を具体的に記述する:どのような初期消火器具を、どこに、どのように設置するのかを明確にする。
- 費用対効果を説明する:購入する初期消火器具が、地域の防災対策にどのように貢献するかを具体的に説明する。
- 団体の実施体制をアピールする:団体が、事業を円滑に実施できる体制を整えていることを具体的に示す。
よくある不採択理由
よくある不採択理由としては、以下のようなものがあります。
- 事業計画が不明確である
- 費用対効果が低い
- 団体の実施体制が不十分である
- 申請書類に不備がある
よくある質問(FAQ)
- Q: 補助金の申請は個人でもできますか?
A: いいえ、個人での申請はできません。町内会やコミュニティなどの団体が対象となります。 - Q: 補助対象となる初期消火器具は何ですか?
A: 消火器本体、消火器の設置に必要な器具、住宅用火災警報器などが対象となります。 - Q: 補助金額はどのように計算されますか?
A: 初期消火器具の購入費用の2分の1(1/2)を乗じた額で、上限は150,000円です。 - Q: 申請期間はいつまでですか?
A: 2023年10月30日(月)〜2029年3月31日(土)です。 - Q: 申請書類はどこで入手できますか?
A: 犬山市役所消防本部消防総務課で入手できます。また、犬山市の公式サイトからもダウンロードできます。
まとめ・行動喚起
犬山市初期消火器具整備費補助金は、地域防災力を向上させるための重要な支援制度です。町内会やコミュニティなどの団体は、この機会を逃さず、初期消火器具の整備を進めましょう。申請期限は2029年3月31日(土)です。詳細な情報や申請書類については、犬山市役所消防本部消防総務課にお問い合わせください。
お問い合わせ先:
犬山市役所消防本部消防総務課
電話: 0568-65-3121
住所: 〒484-0066 愛知県犬山市大字五郎丸字下前田1