詳細情報
多様な働き方を推進し、従業員の満足度と企業の生産性向上を目指しませんか?兵庫県では、女性や高齢者の職域拡大、職場コミュニケーションの活性化を目的とした環境整備を支援する「多様な働き方推進支援助成金(働き方改革助成コース・環境整備型)」を提供しています。最大200万円の助成金で、あなたの職場をより魅力的に変えましょう!
多様な働き方推進支援助成金(働き方改革助成コース・環境整備型)の概要
正式名称:多様な働き方推進支援助成金(働き方改革助成コース・環境整備型)
実施組織:兵庫県、(公財)兵庫県勤労福祉協会ひょうご仕事と生活センター
目的・背景:この助成金は、兵庫県内の中小企業における女性や高齢者等の職域拡大、従業員のコミュニケーション活性化を促進し、多様な働き方を支援することを目的としています。職場環境の整備を通じて、従業員のワーク・ライフ・バランスを向上させ、企業の活性化を図ります。
対象者:兵庫県内に事業所を有し、常時雇用する労働者が300人以下の中小企業事業主が対象です。「ひょうご仕事と生活の調査推進企業宣言」を行っていることが条件となります。
助成金額・補助率
助成金額は、対象経費の1/2以内です。1年度あたり、働き方改革助成コース(テレワーク導入型)と合わせて2件以内、かつ上限200万円となります。ただし、対象経費が10万円未満の事業は対象外です。
計算例:
例えば、女性専用トイレの設置に400万円の費用がかかった場合、助成金は200万円となります(上限額)。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 助成率 | 対象経費の1/2以内 |
| 上限額 | 200万円(テレワーク導入型と合わせて) |
| 下限額 | 対象経費10万円以上 |
対象者・条件
- 「ひょうご仕事と生活の調査推進企業宣言」を行った企業であること。
- 兵庫県内に事業所を有し、常時雇用する労働者が300人以下であること。
- 従業員の仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進を目的として、対象事業を実施する予定の兵庫県内の事業所であること。
- 雇用保険の適用事業主であること。
- 申請する助成対象経費について、国等の同一事業助成金等の支給を受けて(受けようとして)いないこと。
- 過去3年間に労働関係法令に関し重大な違反がないこと。
- 過去3年間に悪質な不正行為により、国、地方自治体から本来受けることのできない助成金等を受け、または受けようとしたことにより助成金等の不支給措置を取られていないこと。
- 風営法に規定する性風俗関連特殊営業及び接客業務受託営業のうち店舗型性風俗特殊営業から委託を受けて当該営業を行う事業主でないこと。
- 国、地方公共団体、独立行政法人、地方独立行政法人及びこれらと密接な関係のある公社等でないこと。
- 暴力団による不当な行為の防止等に関する法律に規定する暴力団またはその統制下の団体ではないこと。
- 県税滞納がないこと。
補助対象経費
- 女性(男性)等の職域を拡大するために、専用トイレや専用更衣室などを新設する事業
- 高齢者・女性の職域を拡大するために、手すり設置や段差改善などの工事をする事業
- 仕事と育児の両立ができるように、事業所内託児スペースの整備をする事業
- 職場コミュニケーション活性化のために、休憩室を新設する事業
- 設置工事費
- 設備工事費
- 設計監理料
- 備品等購入費
※建物の新築工事・移転先のリフォームにかかる助成は不可
※法令遵守等のための環境整備等、通常業務に不可欠である事業は助成金の対象となりません。
※対象経費について、運用経費(リース料等)は含みません。
※工事を行う建物は、建物所有間において使用賃借契約または賃貸借契約をされている場合は対象外です。
申請方法・手順
申請手順は以下の通りです。
- 「ひょうご仕事と生活センター」のウェブサイトから申請様式をダウンロードします。
- 必要事項を記入し、添付書類を準備します。
- 申請書類を「ひょうご仕事と生活センター」へ郵送または持参します。
- 審査後、支給決定通知が送付されます。
- 事業を実施し、実績報告書を提出します。
- 助成金が交付されます。
必要書類:
- 様式第1号(支給申請書)
- [支給申請]添付資料チェックリスト
- 様式第4号(変更承認申請書)
- 様式第5号(事業中止承認申請書)
- 様式第8号(実績報告書)
- [実績報告]添付資料チェックリスト
- 様式第10号(請求書)
- その他、事業内容に応じて必要な書類
申請期限:要確認(ひょうご仕事と生活センターにお問い合わせください)
採択のポイント
採択のポイントは、事業計画の具体性と実現可能性です。明確な目的と計画を持ち、効果的な職場環境整備を行うことが重要です。また、「ひょうご仕事と生活の調査推進企業宣言」の内容と整合性があることも評価されます。
審査基準としては、以下の点が重視されます。
- 事業の目的・必要性の明確さ
- 事業計画の具体性・実現可能性
- 費用対効果
- ワーク・ライフ・バランス推進への貢献度
よくある質問(FAQ)
- Q: 助成金の対象となる事業は?
A: 女性専用トイレの設置、高齢者向け手すりの設置、託児スペースの整備、休憩室の新設などが対象です。
- Q: 申請に必要な書類は?
A: 支給申請書、添付資料チェックリスト、実績報告書、請求書などが必要です。詳細は「ひょうご仕事と生活センター」のウェブサイトでご確認ください。
- Q: 助成金の申請期限は?
A: 申請期限は年度によって異なりますので、「ひょうご仕事と生活センター」にお問い合わせください。
- Q: テレワーク導入型との併用は可能ですか?
A: はい、可能です。ただし、1年度あたり2件以内、かつ上限200万円となります。
- Q: 申請はオンラインでできますか?
A: 申請方法については、郵送または持参となります。詳細は「ひょうご仕事と生活センター」にお問い合わせください。
まとめ・行動喚起
「多様な働き方推進支援助成金(働き方改革助成コース・環境整備型)」は、従業員の満足度向上と企業の活性化を同時に実現できる絶好の機会です。この助成金を活用して、より働きやすい職場環境を整備し、企業の成長につなげましょう。
まずは、「ひょうご仕事と生活センター」のウェブサイトで詳細を確認し、申請の準備を始めてください。ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。
問い合わせ先:
(公財)兵庫県勤労福祉協会ひょうご仕事と生活センター
〒650-0011 神戸市中央区下山手通6-3-28 兵庫県中央労働センター1階
電話番号:078-381-5277
Email:info@hyogo-wlb.jp