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【2025年】朝霞市市民活動団体支援補助金|NPO設立・事業運営に最大3万円!申請方法を解説

詳細情報

埼玉県朝霞市で地域貢献活動に取り組む市民活動団体やNPO法人の皆様、そしてこれから活動を始めようと考えている皆様に朗報です。朝霞市では、市民の自主的な活動を資金面からサポートする「市民活動団体支援補助金」制度を実施しています。この制度を活用すれば、団体の新規設立にかかる費用や、地域貢献事業の運営経費の一部として、最大3万円の補助を受けることが可能です。この記事では、「事業補助」と「設立補助」の2種類がある本補助金について、対象者や条件、申請方法、採択のポイントまで、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説します。あなたの団体の活動をさらに飛躍させるための第一歩として、ぜひ最後までお読みください。

朝霞市市民活動団体支援補助金とは?

この補助金は、豊かで活力ある地域社会の実現を目指し、市民が自主的・主体的に行う社会貢献活動(市民活動)を支援することを目的としています。活動のステージに合わせて2つのメニューが用意されており、団体の状況に応じて適切な支援を受けることができます。

2種類の補助メニュー:「事業補助」と「設立補助」

本補助金は、以下の2つのカテゴリーに分かれています。

  • 事業補助:既存の市民活動団体が実施する、広く市民を対象とした公益的な事業の経費を補助します。
  • 設立補助:朝霞市内で新たにNPO法人を設立する際の初期費用を補助します。

実施組織

この制度は、埼玉県朝霞市が実施しています。担当窓口は、市民環境部 地域づくり支援課の「市民活動支援ステーション」です。

補助金額と補助対象経費

補助金額は最大3万円

補助金額の上限は、事業補助・設立補助ともに3万円です。ただし、それぞれに注意点があります。

補助の種類 上限金額 備考・注意事項
事業補助 3万円 交付申請の総額が市の予算を超える場合は、申請団体数で均等に割った金額となります。
設立補助 3万円 市の予算額に達し次第、年度の途中でも受付を締め切ります。

【事業補助】対象となる経費

事業の実施に直接必要となる以下の経費が対象です。

  • 講師に対する謝礼、交通費
  • 印刷・コピー代、資料作成費
  • 通信費(郵送費など)
  • 会場使用料
  • 事業に必要な道具・機材等のレンタル料

【設立補助】対象となる経費

NPO法人の設立手続きに要する以下の経費が対象となります。

  • 法人設立のための事務手続き費用(行政書士への代行費用や手数料など)
  • 法人印や法人PRパンフレットの作製費用
  • 設立総会や設立記念事業のための費用(会場使用料、印刷費、通信費など)

【重要】対象外となる事業・経費
以下の場合は補助金の対象になりませんのでご注意ください。
・趣味的な活動やサークル活動
・団体の会員だけを対象とした事業(懇親会、内部研修など)
・国または他の地方公共団体(朝霞市を含む)から、別の制度で補助等を受ける事業

補助対象者と申請の条件

【事業補助】対象となる団体

事業補助の対象となるには、以下のすべての要件を満たす必要があります。

  • 朝霞市内に在住・在勤・在学する方を含む構成員が5人以上であること。
  • 市内に活動拠点があり、かつ市内において活動を行っていること(または行う見込みがあること)。
  • 定款、会則、規約等があり、情報の公開に努めていること。
  • 営利を目的としない団体であること。
  • 宗教活動や政治活動を主たる目的としないこと。
  • 特定の公職の者や政党を支持・反対する目的でないこと。
  • 暴力団またはその統制下にないこと。
  • 公の秩序または善良な風俗に反する活動をしないこと。

【設立補助】対象となる団体

設立補助の対象は、「朝霞市内を活動拠点として、新たに設立されたNPO法人」です。市外で設立した後に朝霞市に主たる事務所を移転したNPO法人は対象外となりますのでご注意ください。

【事業補助】対象となる事業

団体が広く市民を対象に実施する、特定非営利活動促進法(NPO法)に定められた以下の20分野のいずれかに該当する事業が対象です。

  • 保健、医療、福祉の増進
  • 社会教育の推進
  • まちづくりの推進
  • 観光の振興
  • 学術、文化、芸術、スポーツの振興
  • 環境の保全
  • 災害救援、地域安全
  • 人権擁護、平和の推進
  • 子どもの健全育成 など(全20分野)

申請期間と申請方法のステップガイド

重要な申請期間

申請期間は補助の種類によって大きく異なります。必ず確認してください。

補助の種類 令和7年度(2025年度)申請期間
事業補助 令和7年4月3日(木)~ 令和7年5月7日(水)
設立補助 令和7年4月1日(火)~ 令和8年3月31日(月)
※ただし、設立登記日から6か月以内

申請から交付までの流れ

申請は以下のステップで進みます。

  1. 事前相談:申請を検討している段階で、市民活動支援ステーションに相談することをおすすめします。
  2. 申請書類の準備:朝霞市の公式ウェブサイトから最新の様式をダウンロードし、必要事項を記入します。
  3. 申請:期間内に、メール、郵送、または市民活動支援ステーションへ持参して提出します。
  4. 審査・交付決定:市による審査が行われ、交付が決定されると通知が届きます。
  5. 事業実施 / 設立手続き:交付決定後、計画に沿って事業を実施、または設立手続きを進めます。
  6. 実績報告:事業完了後または設立登記後、指定された期日までに実績報告書と収支決算書等を提出します。
  7. 補助金額の確定・請求・交付:実績報告の内容が審査され、補助金額が確定します。その後、請求書を提出し、指定口座に補助金が振り込まれます。

必要書類一覧

申請には以下の書類が必要です。詳細は公式サイトの「手引き」を必ずご確認ください。

【事業補助】

  • 交付申請書(様式第1号)
  • 交付申請団体調書(様式第2号)
  • 事業実施計画書(様式第3号)
  • 事業収支予算書(様式第4号)
  • 団体の定款、会則、規約等
  • 団体の構成員名簿

【設立補助】

  • 交付申請書(設立補助)(様式第5号)
  • 交付申請団体調書(様式第2号)
  • 交付申請経費明細書(様式第6号)
  • 法人の登記事項証明書の写し
  • 定款の写し

採択率を上げるための3つのポイント

この補助金は要件を満たせば比較的採択されやすいですが、より確実に採択されるために以下のポイントを押さえましょう。

ポイント1:事業の公益性と具体性を明確に

事業計画書では、「誰の、どんな課題を解決するのか」「その活動が地域にどのような良い影響を与えるのか」といった公益性を明確に示しましょう。また、活動内容やスケジュールを具体的に記述することで、計画の実現性が高いと評価されます。

ポイント2:収支予算の妥当性を示す

補助対象経費を申請する際は、なぜその経費が必要なのか、金額の積算根拠は何かを明確にすることが重要です。例えば「印刷費 10,000円」とだけ書くのではなく、「チラシA4カラー 500枚 @20円 = 10,000円」のように具体的に記載しましょう。過剰な見積もりは避け、妥当な金額を計上してください。

ポイント3:申請書類は丁寧に、不備なく作成

基本的なことですが、記入漏れや誤字脱字、添付書類の不足は審査に影響します。提出前には必ず複数人でダブルチェックを行い、完璧な状態で提出しましょう。不明な点があれば、自己判断せずに担当窓口に問い合わせることが確実です。

迷ったらまず相談!
申請書の書き方や対象経費の判断に迷った場合は、朝霞市の「市民活動支援ステーション」に相談するのが一番の近道です。専門の相談員が丁寧にアドバイスしてくれますので、積極的に活用しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. NPO法人ではない任意団体でも「事業補助」は申請できますか?

A1. はい、対象要件(構成員5名以上、市内に拠点がある等)を満たしていれば、法人格のない任意団体でも申請可能です。

Q2. 「設立補助」は、NPO法人以外の一般社団法人などは対象ですか?

A2. いいえ、設立補助の対象は「NPO法人」の設立に限られます。一般社団法人や株式会社などの設立は対象外です。

Q3. 補助金はいつ支払われますか?

A3. 原則として、事業完了後(または設立後)に提出される実績報告書を市が審査し、補助金額を確定させた後に支払われます(精算払い)。事業実施前の前払いはありません。

Q4. 団体のメンバーだけで行う勉強会や懇親会は対象になりますか?

A4. いいえ、団体の会員だけを対象とした内部的な事業は補助金の対象になりません。「広く市民を対象」とした公益的な事業であることが条件です。

Q5. パソコンやプリンターなどの備品購入費は対象になりますか?

A5. 補助対象経費のリストに備品購入費は明記されていません。原則として、事業実施に直接必要な消耗品費やレンタル料が対象となります。汎用性が高く資産となる備品の購入は対象外となる可能性が高いです。詳細は必ず担当窓口にご確認ください。

まとめ:朝霞市の補助金を活用して地域貢献活動を加速させよう!

今回は、朝霞市の「市民活動団体支援補助金」について詳しく解説しました。最後に重要なポイントを振り返ります。

  • 2種類の支援:既存団体の「事業補助」と新規NPO法人の「設立補助」がある。
  • 補助金額:上限はどちらも3万円。
  • 対象者:事業補助は要件を満たす市民活動団体、設立補助は新規設立のNPO法人が対象。
  • 申請期間:事業補助は年度当初の短期間、設立補助は通年(予算終了まで)。
  • 相談窓口:市民活動支援ステーションが手厚くサポート。

この補助金は、朝霞市で地域をより良くしようと活動する団体にとって、大きな後押しとなる制度です。申請のハードルも決して高くありません。まずは公式サイトで詳細な手引きを確認し、ぜひ市民活動支援ステーションへ相談の一歩を踏み出してみてください。あなたの活動が、この補助金をきっかけにさらに大きく花開くことを応援しています。

補助金詳細

補助金額 最大 3万円
主催 埼玉県朝霞市
申請締切 2026年3月31日
申請難易度
(一般的)
採択率 70.0%
閲覧数 4 回

対象者・対象事業

【事業補助】市内で活動する市民5人以上で構成される非営利団体等。【設立補助】朝霞市内を活動拠点として新たに設立されたNPO法人。

■ 申請の流れ

1

必要書類の準備

事業計画書、見積書などを用意します。

2

申請書類の提出

オンラインまたは郵送で提出します。

3

審査

通常1〜2ヶ月程度かかります。

4

採択・交付決定

結果通知と交付手続きを行います。

■ よくある質問

【事業補助】市内で活動する市民5人以上で構成される非営利団体等。【設立補助】朝霞市内を活動拠点として新たに設立されたNPO法人。

通常、申請から採択決定まで1〜2ヶ月程度かかります。ただし、補助金の種類や申請時期によって異なる場合がありますので、詳しくは担当窓口にお問い合わせください。
多くの場合、次回の募集期間で再申請が可能です。不採択の理由を確認し、改善した上で再度申請することをお勧めします。詳しくは担当窓口にお問い合わせください。

お問い合わせ

市民活動支援ステーション・シニア活動センター 〒351-0006 朝霞市仲町2-1-6-101 電話:048-463-1417 Fax:048-463-3199 E-mail:simin_katudo@city.asaka.lg.jp

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