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【2025年度】羽生市住宅改修(リフォーム)補助金交付制度を徹底解説!
埼玉県羽生市にお住まいで、「古くなったキッチンを新しくしたい」「外壁の塗り替えを考えている」など、ご自宅のリフォームを検討されている方に朗報です。羽生市では、市民の快適な住環境づくりと地域経済の活性化を目的として、「住宅改修(リフォーム)補助金」制度を実施しています。この制度を賢く活用すれば、リフォーム費用の一部として最大10万円の補助を受けることが可能です。しかし、補助金を受け取るためには「工事着工前の申請」や「市内業者の利用」など、いくつかの重要な条件があります。本記事では、2025年度(令和7年度)の羽生市住宅改修補助金について、対象となる工事や条件、補助金額、申請手順から採択されるためのポイントまで、誰にでもわかるように詳しく解説します。予算には限りがあり、先着順となるため、この記事を読んで早めに準備を始めましょう。
この記事のポイント
- 羽生市民が自宅をリフォームする際に最大10万円が補助される制度
- 補助対象は市内業者が施工する20万円(税抜)以上の工事
- 申請は2025年4月1日から予算上限に達するまで(先着順)
- 必ず工事を始める前に申請する必要がある
- 申請書類の準備や注意点を詳しく解説
2025年度(令和7年度)羽生市住宅改修補助金の概要
まずは、制度の全体像を把握しましょう。この補助金は、市民が安心して快適に暮らせる住環境を整備すること、そして地域の経済を活性化させることを目的としています。
制度の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 羽生市住宅改修(リフォーム)補助金交付制度 |
| 実施機関 | 埼玉県羽生市(担当:経済環境部 商工課) |
| 目的 | 市民の住環境の質の向上及び市内経済の活性化 |
| 受付期間 | 2025年4月1日(火)から受付開始 ※予算の上限に達した時点で受付終了 |
| 令和7年度予算額 | 8,000,000円 |
【重要】予算と現在の申請状況(2025年9月30日時点)
この補助金は先着順のため、予算の消化状況を把握しておくことが非常に重要です。令和7年度の9月末時点での実績は以下の通りです。
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| 申請件数 | 78件 |
| 予算執行額 | 5,936,000円 |
| 予算執行率 | 74.2% |
ご注意ください:すでに予算の7割以上が執行されています。リフォームを検討している方は、予算が上限に達する前に、一日でも早く申請手続きを進めることを強くお勧めします。
補助金の詳細:いくらもらえる?対象者は?
補助金額と補助率
補助金額は、対象となるリフォーム工事費(消費税別)の5%で、上限は10万円です。具体的な計算例を見てみましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 対象工事費(消費税別)の5% |
| 上限金額 | 10万円 |
| 備考 | 算出額の1,000円未満は切り捨て |
| 計算例① | 工事費50万円(税抜)の場合 → 50万円 × 5% = 25,000円 → 補助額 25,000円 |
| 計算例② | 工事費200万円(税抜)の場合 → 200万円 × 5% = 100,000円 → 補助額 100,000円 |
| 計算例③ | 工事費300万円(税抜)の場合 → 300万円 × 5% = 150,000円 → 上限適用で補助額 100,000円 |
補助対象者の8つの必須条件
補助金を受け取るためには、以下の8つの条件をすべて満たす必要があります。申請前に必ず確認してください。
- 【最重要】必ず工事着手前に申請すること
- 自ら住んでいる持ち家であること(羽生市内に住民登録があること)
- 住宅の修繕、改築、模様替え等の工事であること
- 羽生市内に事務所等を有する市内業者が施工すること
- 工事費が20万円(消費税別)以上であること
- 以前に、対象の住宅でこの補助金の交付を受けていないこと(一住宅一回限り)
- 対象の改修工事について、市で実施する他の同様の補助金交付を受けていないこと
- 市税を完納していること
対象となる工事・ならない工事
どのようなリフォームが補助金の対象になるのでしょうか。具体的な工事内容を確認しましょう。
補助対象となるリフォーム工事の例
主に住宅本体の機能維持や向上のための工事が対象となります。よく申請される工事内容は以下の通りです。
- 住宅の外壁の塗り替え、張り替え
- 屋根の葺き替え、塗装、防水工事
- 浴室、トイレ、洗面所など衛生設備の改修
- キッチンの改修(システムキッチンの入れ替えなど)
- 換気設備、ガス設備の改修
- 床材(フローリング等)、壁材(クロス等)、天井材等の内装改修
補助対象外となる工事
一方で、以下の工事は補助の対象外となりますのでご注意ください。
- 外構(エクステリア)工事(門、塀、フェンス、造園など)
- 車庫、カーポート、物置の設置や修繕
- 非住宅部分に係る工事(店舗・事務所など)
- 家電製品(エアコン、照明器具など)の購入・設置
- 解体のみの工事
ご自身の計画している工事が対象になるか判断に迷う場合は、必ず事前に商工課へ問い合わせて確認しましょう。
【完全ガイド】申請から補助金受取までの6ステップ
補助金を受け取るまでの流れを6つのステップに分けて解説します。スムーズに進めるために、各ステップの内容をしっかり理解しておきましょう。
Step 1:市内施工業者の選定と見積取得
まず、リフォームを依頼する羽生市内の施工業者を探します。複数の業者から見積もり(相見積もり)を取り、工事内容や費用を比較検討することをお勧めします。市内業者は、羽生市の公式サイトで紹介されている以下のサイトからも検索できます。
- 住宅リフォーム推進協議会 「住宅リフォーム事業者団体登録制度」
- 埼玉県 「入札情報公開システム」
Step 2:必要書類の準備
申請には以下の書類が必要です。特に市役所で取得する書類は、有効期限(令和7年度内の日付かつ申請日から3か月以内)があるので注意しましょう。
- 住宅改修補助金交付申請書(市の様式)
- 工事見積書の写し(市内業者の名称・所在地、工事内訳が記載されたもの)
- 改修前の現場写真(改修箇所がわかるもの)
- 住民票(市役所で取得)
- 納税証明書(市役所で取得)
- 家屋課税証明書(市役所で取得)
Step 3:商工課窓口での申請
準備した書類一式を、羽生市役所(市民プラザ内)の商工課窓口に提出します。申請期間は2025年4月1日(火)から予算がなくなるまでです。年度末(2月、3月)に申請を予定している場合は、工事完了時期などを考慮する必要があるため、事前に商工課へ相談してください。
Step 4:交付決定通知の受領
申請書類が審査され、内容に問題がなければ市から「交付決定通知書」が郵送されます。この通知書を受け取るまでは、絶対に工事を開始しないでください。交付決定前に着工した工事は補助金の対象外となってしまいます。
Step 5:リフォーム工事の実施・完了
交付決定通知を受け取ったら、施工業者と契約し、工事を開始します。工事は年度内(2026年3月31日まで)に完了させ、市の検査を受けられるようにする必要があります。
Step 6:実績報告と補助金の請求・受領
工事が完了し、支払いも済んだら、市へ実績報告を行います。一般的に、実績報告書、工事代金の領収書の写し、工事完了後の写真などが必要となります。市の検査を経て補助金額が確定した後、指定した口座に補助金が振り込まれます。
採択率アップ!申請前に知っておきたい3つのポイント
この補助金は要件を満たしていれば交付される可能性が高いですが、予算に限りがあるため、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
ポイント1:とにかく早く申請する(先着順)
最も重要なポイントです。予算が上限に達した時点で受付は終了します。リフォーム計画が決まっているなら、受付開始の4月1日に申請できるよう、年明けから業者選定や書類準備を進めておくのが理想的です。
ポイント2:申請書類の完璧な準備
書類に不備があると、受付が遅れたり、再提出を求められたりします。その間に予算が上限に達してしまうリスクもあります。提出前に、以下の点を何度も確認しましょう。
- 申請書の記入漏れはないか?
- 見積書は市内業者が発行したものか?工事内訳は明確か?
- 住民票や納税証明書などの日付は有効期間内か?
- 写真は改修箇所がはっきりとわかるか?
ポイント3:対象要件をすべて満たしているか再確認
うっかり見落としがちなのが「市税の滞納」です。申請前にご自身の納税状況を必ず確認してください。また、「過去に同じ住宅で補助金を受けていないか」という点も重要な要件です。
よくある質問(FAQ)
Q1: 申請受付はいつからですか?
A1: 令和7年4月1日(火)から開始します。ただし、予算がなくなり次第終了となりますので、お早めにご検討ください。
Q2: 羽生市外の業者にリフォームを依頼しても対象になりますか?
A2: いいえ、対象になりません。羽生市内に事務所等を有する施工業者が行う工事のみが対象です。
Q3: 中古住宅を購入してリフォームする場合も対象になりますか?
A3: はい、ご自身が所有し、お住まいになる住宅であれば対象となります。ただし、申請時点で住民票が羽生市にあることなど、他の要件も満たす必要があります。
Q4: 補助金は、同じ住宅で一度しか利用できないのですか?
A4: はい、原則として一つの住宅につき一回限りの交付となります。ただし、所有者が変更となった場合は、新たな所有者が申請することは可能です。
Q5: 申請書に押印は必要ですか?
A5: いいえ、羽生市では押印廃止に伴い、申請書等への押印は不要となりました。
まとめ:最大10万円の補助金を活用して快適な住まいを実現しよう!
羽生市の住宅改修補助金は、リフォームを考えている市民にとって非常に魅力的な制度です。最後に、重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。
- 対象者:羽生市在住で、持ち家をリフォームする方
- 補助額:工事費(税抜)の5%、最大10万円
- 条件:工事費20万円(税抜)以上、市内業者の施工など
- 最重要ルール:必ず工事着工前に申請すること
- 申請時期:2025年4月1日から予算上限までの先着順
この機会を逃さず、補助金を活用して理想の住まいを実現してください。まずは信頼できる市内業者を探して相談し、見積もりを取ることから始めましょう。そして、不明な点があれば、早めに羽生市商工課へ問い合わせることをお勧めします。
お問い合わせ先
羽生市 経済環境部 商工課
住所:埼玉県羽生市中央3丁目7番5号(市民プラザ内)
TEL:048-560-3111
FAX:048-560-3110
E-Mail:shoukou@city.hanyu.lg.jp