詳細情報
子育て中の皆様、お子様をちょっと預けたい時、ありませんか?船橋市では、2025年度から「こども誰でも通園制度」がスタートします。この制度を利用すれば、保育所などに通っていないお子様でも、月10時間まで保育サービスを利用できます。保護者の方の就労状況は問いません!この記事では、制度の概要から申請方法、利用料金まで詳しく解説します。ぜひ、この機会にご利用を検討ください。
こども誰でも通園制度の概要
正式名称:令和7年度船橋市こども誰でも通園制度(乳児等通園支援事業)
実施組織:船橋市
目的・背景:この制度は、保護者の就労要件を問わず、家庭にいるだけでは得られない様々な経験を通じて、こどもが成長していくように、こどもの育ちを応援することを主な目的としています。一時預かり事業が「保護者の立場からの必要性」に対応するものであるのに対して、こども誰でも通園制度は、保護者のために「預かる」のではなく、こどもの成長をサポートします。
対象者の詳細:船橋市在住の生後6か月から満3歳未満で、現在、保育所等(保育所、認定こども園、地域型保育事業、企業主導型保育事業)に在籍していないこどもが対象です。一時預かり事業、幼稚園のプレ保育等を利用されている場合でも、本事業をご利用いただけます。
利用時間
月10時間まで、1回あたり最低1時間から、30分単位で利用できます。未利用時間があっても、翌月などへ繰り越すことはできません。
助成金額・補助率
利用料金は世帯の状況によって異なります。以下に詳細を示します。
| 対象世帯 | 最初の1時間 | 以後30分あたり | 
|---|---|---|
| 一般 | 300円 | 150円 | 
| 生活保護受給世帯 | 0円 | 0円 | 
| 市民税非課税世帯 | 60円 | 30円 | 
| 市民税所得割額77,101円未満世帯 | 90円 | 45円 | 
※算定対象者:父、母(こどもと同居している祖父母等がいる場合、祖父母等の市民税の情報を参照させていただく場合があります)
※給食・おやつ代は別途300円かかります。
計算例:一般世帯のお子様が2時間利用した場合、利用料は300円(最初の1時間)+150円(30分)×2=600円となります。
対象者・条件
- 船橋市に在住していること
 - 生後6か月から満3歳未満であること
 - 保育所、認定こども園、地域型保育事業、企業主導型保育事業に在籍していないこと
 
具体例:
- 例1:現在、幼稚園のプレ保育に通っている2歳のお子様
 - 例2:育児休業中で、一時的に預けたい1歳のお子様
 - 例3:求職活動中に、短時間だけ預けたい2歳6ヶ月のお子様
 
補助対象経費
この制度では、利用料が補助対象となります。給食費やおやつ代は別途必要です。
- 利用料(最初の1時間、以後30分あたり)
 - 給食費(必要な場合、1食300円)
 - おやつ代(必要な場合、金額は施設によって異なります)
 
対象外経費:
- 延長料金(月10時間を超える利用はできません)
 - 個人的な持ち物(着替え、おむつなど)
 
申請方法・手順
申請はオンラインで行います。以下の手順に従ってください。
- 船橋市オンライン申請システムにアクセスします。
 - こども誰でも通園制度の利用を申請します。
 - 市が申請を承認後、総合支援システムから電子メールで利用者アカウントが通知されます。
 - 総合支援システムにログインし、登録されている児童情報をご確認ください。
 - 利用施設を検索、選定し、施設に対して初回面談の申込みを行います。
 - 施設との事前面談を行います。
 - 総合支援システム上で施設の空き状況を確認しながら予約を行います(仮予約)。
 - 施設が利用日を承認すると、総合支援システムから予約確定のメールが届きます(予約確定)。
 
必要書類:
申請期限:認定申請は、令和7年9月1日午前9時より受付を開始します。
採択のポイント
この制度は、要件を満たせば基本的に利用できますが、施設の受入体制等の事情により、ご希望に沿えない場合もあります。事前面談でしっかりと情報提供し、お子様に合った施設を選びましょう。
- お子様の健康状態や発達状況を正確に伝える
 - アレルギーや特別な配慮が必要な場合は、事前に相談する
 - 利用希望の施設の見学や体験保育に参加する
 
よくある質問(FAQ)
- Q: 月10時間を超えて利用できますか?
A: いいえ、月10時間を超えての利用はできません。 - Q: 3歳になったら利用できなくなりますか?
A: 3歳のお誕生日の前日以降は利用することができません。 - Q: 市外に転出したらどうなりますか?
A: 令和7年度は、市外に転出された場合は、ご利用いただけなくなります。 - Q: 給食のアレルギー対応はありますか?
A: 給食等の提供におけるアレルギー対応は、実施施設へお問い合わせください。 - Q: キャンセル料はかかりますか?
A: 当日キャンセルの場合、施設ではお預かりの準備を整えているため、「こども誰でも通園制度」を利用したものとみなし、月10時間の利用枠を消費いたします。 
まとめ・行動喚起
船橋市のこども誰でも通園制度は、子育て家庭にとって大変便利な制度です。月10時間まで、保護者の就労状況に関わらず利用できるため、育児のリフレッシュや急な用事の際に役立ちます。ぜひ、この制度を活用して、お子様の成長をサポートしてください。
次のアクション:
- 船橋市オンライン申請システムで利用申請を行う
 - 利用希望の施設に問い合わせて、事前面談の予約をする
 - 必要な書類を準備して、面談に臨む
 
問い合わせ先:
制度全般に関すること:地域子育て部 保育運営課 企画係 047-436-2410
認定・システムに関すること:地域子育て部 保育入園課 入園係 047-436-2330