詳細情報
エフピコ環境基金 能登半島復興特別枠とは?
食品トレー容器のリーディングカンパニーである株式会社エフピコは、2024年1月1日に発生した能登半島地震からの復興を支援するため、「2026年度 エフピコ環境基金 能登半島復興特別枠」を設けています。この助成金は、被災地域における自然環境の保全や復興に向けた多様な活動を後押しすることを目的としています。年間最大100万円の助成を通じて、地域の持続可能な未来づくりに貢献する団体を募集しています。
助成金概要
| 助成金名 | 2026年度 エフピコ環境基金 能登半島復興特別枠 |
| 募集期間 | 2025年10月1日(水) ~ 2025年12月15日(月) |
| 助成金額 | 1件あたり上限100万円/年 |
| 助成対象期間 | 2026年4月1日 ~ 2027年3月31日(最長3年まで申請可能) |
| 対象団体 | NPO、任意団体、教育機関、地方公共団体など |
| 対象地域 | 能登半島地震の被災地域 |
助成対象となる活動
本助成金は、能登半島地震後の被災地域を対象とした、自然環境保全をはじめとする幅広い復興活動を支援します。地域の実情に合わせた多様な取り組みが対象となります。
- 環境保全活動:震災後の里山・里海・河川の環境保全活動
- 生態系調査・保全:震災後の生態系の調査やその保全活動
- 環境啓発・教育:震災体験の継承による環境啓発活動、防災教育活動
- 食に関する復興活動:子ども食堂等の運営支援など
- 文化復興・継承:地域の自然文化の復興と継承活動
助成対象団体
日本国内に拠点を持ち、以下のいずれかの条件を満たす活動実績のある団体が対象です。
- NPO・NGO、公益法人および法人格を持たない任意団体やグループを含む、非営利団体
- 教育機関(大学、高校など)
- 地方公共団体
助成金額と対象経費
本特別枠では、復興活動を力強くサポートするための柔軟な経費計上が認められています。
助成金額と支払い
- 金額:1件あたり上限100万円(年間)
- 期間:最長3年までの助成一括申請が可能
- 支払い:契約締結後(2026年3月予定)、助成金全額を一括で支払い(2026年4月予定)
対象経費のポイント
活動に必要な経費が幅広く対象となります。特に、以下の点が本特別枠の特徴です。
- 人件費等の拡充:活動に必要な人件費・旅費・交通費・宿泊費の割合を、助成金額の50%まで引き上げています。
- 備品購入:環境保全に必要な工具・器具・備品等の購入も対象です。
- その他:会議費、通信費、業務委託費など、事業遂行に必要な経費も対象となります。
申請方法とスケジュール
申請はEメールで受け付けています。提出書類と方法をよく確認の上、期間内にご応募ください。
申請の流れ
- 募集要領の確認:公式サイトから募集要領をダウンロードし、詳細を確認します。
- 必要書類の準備:下記の4点を準備します。
- ① 助成申請書(公式サイトからダウンロード)
- ② 前年度の決算書類(貸借対照表・損益計算書)
- ③ 団体規約
- ④ 役員名簿
- Eメールで提出:全ての書類を添付し、下記提出先にEメールで送付します。
※注意:助成申請書はPDF等に変換せず、Excelデータのまま提出してください。
提出先・お問い合わせ
- 担当:エフピコ環境基金事務局
- Eメール:fp-kankyokikin2@fpco-net.co.jp
- 電話番号:03-5325-7809(※メール不具合など、連絡に困った場合のみ)
- 公式サイト:https://www.fpco.jp/esg/environmenteffort/environmentalfund/environmentalfund_noto_recruitment.html
まとめ
「エフピコ環境基金 能登半島復興特別枠」は、被災地の環境復興に携わる団体にとって、活動を前進させる大きなチャンスです。人件費や備品購入費も柔軟に認められているため、これまで資金面で難しかった取り組みにも挑戦できる可能性があります。申請期間は2025年10月1日から12月15日までです。能登の豊かな自然と文化を未来へつなぐため、ぜひこの機会をご活用ください。