【7,000円相当】大阪府大学生等若者への食費支援事業｜申請期間・方法を完全ガイド

物価高騰が続くなか、学業やアルバイトに励む大阪府の大学生や若者の皆さんを応援する「大阪府大学生等若者への食費支援事業」が実施されます。この制度は、対象となる19歳から22歳年齢の方に7,000円相当のお米や食料品を給付する、非常に心強い支援策です。「自分は対象になるのかな？」「申請方法が難しそう…」と感じている方もご安心ください。この記事では、対象要件から具体的な申請手順、必要書類の準備まで、誰にでもわかるように徹底的に解説します。申請期間は限られていますので、この記事を読んで、スムーズに申請を完了させましょう。

① 大阪府大学生等若者への食費支援事業とは？

事業の目的と背景

「大阪府大学生等若者への食費支援事業」は、長期化する物価高騰の影響を強く受けている大学生年齢の若者を支援するために大阪府が実施する事業です。子育て世帯への支援と同様に、将来を担う若者たちが経済的な不安を少しでも和らげ、学業や夢の実現に集中できる環境を整えることを目的としています。

制度の概要

制度概要
正式名称	大阪府大学生等若者への食費支援事業
実施組織	大阪府
対象者	平成15年4月2日～平成19年4月1日生まれで、大阪府に居所を有する者等
給付内容	7,000円相当のお米またはその他食料品
申請期間	令和7年9月16日(火)9:00 〜 令和7年12月16日(火)23:59
申込・利用期間	令和8年2月14日(土)まで

② 給付内容（7,000円相当）の詳細

この事業では、対象者1名につき1回限り、以下のいずれかを選択して受け取ることができます。どちらも7,000円相当の価値があり、生活スタイルに合わせて選べるのが魅力です。

• お米PAYおおさか（お米クーポン）：専用アプリ「regionPAY」を使って、大阪府内の対象店舗でお米の購入に使える電子クーポンです。
• その他食料品：専用の給付物品受取サイトに掲載されている食料品カタログの中から、好きな商品を選んで自宅に配送してもらえます。

③ 対象者・条件について

自分が対象になるか、以下の要件をしっかり確認しましょう。主な要件は「年齢」と「住所」です。

対象となる方

以下の両方の条件を満たす方が対象です。

• 年齢要件：平成15年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた方（令和7年度中に19歳～23歳になる年齢の方）
• 住所要件：申請日において、以下のいずれかに該当する方
  • 大阪府に居所を有している者
  • 上記に準じる者（※）

（※）「準じる者」とは、普段は府外に住んでいても、週末や夏休み・冬休みなどの長期休暇に、大阪府内にある実家などで生活（概ね年間1ヶ月半程度）している方を指します。

具体例でチェック！あなたは対象？

• ケース1：大阪府内の大学に通い、府内で一人暮らしをしている学生 → 対象です。
• ケース2：京都府の大学に通っているが、実家が大阪府内にあり、夏休みや年末年始は帰省している学生 → 対象になる可能性が高いです。（準じる者）
• ケース3：大阪府内の専門学校に通っているが、住民票は兵庫県の実家に置いたままの学生 → 大阪府内に住んでいる実態があれば対象です。
• ケース4：大学には通っていないが、年齢要件を満たし、大阪府内でアルバイトをしながら暮らしている若者 → 対象です。（大学生等という名称ですが、学生であることは必須ではありません）

④ 申請方法と手順をステップ解説

申請は原則として対象者本人が行います。スマートフォンやパソコンがあれば、オンラインで完結するため非常に手軽です。申請から給付までの流れを詳しく見ていきましょう。

申請から給付までの流れ

1. 申請サイトで仮登録：特設サイトにアクセスし、メールアドレスを登録します。
2. 本登録メールを受信：登録したアドレスに本登録用のURLが記載されたメールが届くので、アクセスします。
3. 本登録と書類提出：画面の指示に従い、氏名や住所などの情報を入力し、準備した本人確認書類の画像をアップロードします。
4. 審査：大阪府にて申請内容と書類の審査が行われます。（不備があればメールで連絡が来ます）
5. 給付決定メールの受信：審査が完了すると、クーポンIDと給付物品受取サイトのURLが記載されたメールが届きます。
6. 給付物品の選択：給付物品受取サイトにログインし、「お米PAY」か「その他食料品」のどちらかを選択します。
7. 給付物品の受け取り：選択した方法に応じて、クーポンがチャージされるか、食料品が自宅に届きます。

簡易申請と通常申請について

過去に「大阪府子ども食費支援事業（第1弾～第3弾）」の給付を受けたことがある方は、手続きが簡単になる「簡易申請」の対象となる場合があります。どちらに該当するか確認しましょう。

申請区分	対象者
簡易申請	『大阪府子ども食費支援事業（第1弾・第2弾・第3弾）』の給付を受けた方で、条件を満たす方。
通常申請	上記事業の給付を受けていない方、または給付後に住所変更などをされた方。

⑤ 必要書類の準備と注意点

申請で最も重要なのが本人確認書類の準備です。不備があると再申請となり時間がかかってしまうため、以下の点をしっかり確認して準備してください。

提出可能な本人確認書類（一例）

• マイナンバーカード（表面のみ） ※個人番号が記載された裏面は提出不要です。
• 運転免許証 ※現住所が裏面に記載されている場合は、裏面の画像も必要です。
• 健康保険証 ※記号・番号・保険者番号等のマスキングが必要です。現住所が裏面にあれば裏面も必要。
• 住民票の写し ※マイナンバーが記載されていないもの。

最重要！マスキングの方法

健康保険証などを提出する場合、プライバシー保護のため一部の情報を隠す「マスキング」が必要です。これが正しくできていないと不備になります。

マスキングが必要な項目：

• 保険者番号
• 被保険者等記号・番号・枝番
• 二次元コード（記載がある場合）

マスキングの方法（例）：

• 書類のコピーを取り、該当箇所を黒いペンで塗りつぶしてから撮影する。
• 付箋や透けない紙、テープなどで該当箇所を隠して撮影する。

⑥ 申請をスムーズに通すためのポイント

この事業は要件を満たしていれば基本的に給付を受けられますが、書類の不備で手続きが遅れるケースが多く見られます。以下のポイントを押さえて、一回で申請を完了させましょう。

• 本人確認書類の裏面を確認：運転免許証や健康保険証など、裏面に現住所が記載されている場合は、必ず裏面の画像もアップロードしましょう。
• マスキングを完璧に：上記のマスキング方法をよく読み、必要な箇所だけを正確に隠してください。
• 申請は対象者本人が行う：原則として、支援の対象となる若者本人が申請手続きを行ってください。
• メールアドレスは変更しない：審査完了や給付の案内はすべて登録したメールアドレスに届きます。手続きが完了するまでアドレスは変更しないでください。

⑦ よくある質問（FAQ）

Q1. 兄弟で対象者が2人います。まとめて申請できますか？

A1. まとめての申請はできません。対象者1名につき1件の申請が必要です。お手数ですが、それぞれご本人が申請手続きを行ってください。

Q2. 大阪府外の大学に通っていますが、対象になりますか？

A2. ご実家が大阪府内にあり、週末や長期休暇などに帰省して生活している実態（年間1ヶ月半程度）があれば、「準じる者」として対象になる可能性があります。その場合、実家が府内にあることや親子関係を証明する追加書類（住民票など）が必要になります。

Q3. スマートフォンやパソコンがなく、オンライン申請ができません。

A3. オンライン申請が困難な場合は、紙媒体のお米クーポンを利用できる場合があります。詳細は下記のコールセンターへお問い合わせください。

Q4. 給付物品の申込を忘れていました。どうなりますか？

A4. 給付物品の申込期間（令和8年2月14日まで）を過ぎてしまうと、申込を辞退したものとみなされ、給付を受けられなくなります。給付決定メールが届いたら、忘れずに早めに手続きをしてください。

Q5. お米クーポンが使えるお店はどこで確認できますか？

A5. 特設サイト内にある「お米クーポンが使えるお店はこちら」のページで確認できます。なお、「大阪府子ども食費支援事業」とは使える店舗が一部異なる場合があるため、必ず本事業の特設サイトで確認してください。

⑧ まとめと問い合わせ先

今回は「大阪府大学生等若者への食費支援事業」について詳しく解説しました。物価高の中で頑張る皆さんにとって、非常にありがたい制度です。最後に重要なポイントを再確認しましょう。

対象になる方は、ぜひこの機会を逃さずに申請してください。不明な点があれば、下記のコールセンターに問い合わせてみましょう。

お問い合わせ先

大阪府大学生等若者食費支援事業コールセンター
電話番号：0120-265-095
受付時間：9:00～18:00 (日祝日除く) ※申請期間終了後は平日のみ

公式サイトで最新情報を確認の上、申請手続きを進めてください。