【7,000円相当】大阪府大学生等食費支援事業｜申請方法・対象者を徹底解説 (2025年)

物価高騰が続き、日々の生活費、特に食費のやりくりに頭を悩ませている大阪府の大学生や若者の皆さんへ朗報です。大阪府では、そんな皆さんを支援するため、7,000円相当のお米や食料品を給付する「大阪府大学生等若者への食費支援事業」を実施しています。この制度は、対象となる年齢や居住要件を満たせば、誰でも申請可能です。この記事では、対象者の条件から、オンラインでの具体的な申請手順、必要書類の準備、そしてよくある質問まで、あなたがスムーズに支援を受けられるよう、全ての情報を網羅して徹底的に解説します。申請期間は限られていますので、この記事を読んで今すぐ準備を始めましょう。

① 事業の概要

まずは、「大阪府大学生等若者への食費支援事業」がどのような制度なのか、全体像を把握しましょう。

目的・背景

この事業は、長期化する物価高騰の影響を強く受けている若者を支援することを目的としています。特に、子育て世帯と同様に経済的な影響を受けやすい大学生等の年齢層（19歳～22歳）に対し、食費の負担を軽減するために、お米や食料品の現物給付を行うものです。

制度の基本情報

② 給付内容（7,000円相当）の詳細

この事業では、対象者1人につき1回限り、7,000円相当の食料品が給付されます。給付方法は、以下の2つから好きな方を選ぶことができます。

• お米PAYおおさか（お米クーポン）：スマートフォンのアプリを利用して、対象店舗でお米の購入に使える7,000円分の電子クーポンです。
• その他食料品：専用の給付物品受取サイトに掲載されている食料品カタログの中から、好きな商品を7,000円相当分選んで自宅などに配送してもらう方法です。

お米をよく食べる方は「お米PAYおおさか」、お米以外の様々な食品が欲しい方は「その他食料品」を選ぶと良いでしょう。どちらを選ぶかは、給付が決定した後に送られてくるメールの案内に従って、専用サイトで選択します。

③ 対象者・条件

自分が対象になるかどうか、以下の要件をしっかり確認しましょう。主な要件は「年齢」と「居住地」の2つです。

年齢要件

以下の期間に生まれた方が対象です。

居住要件

申請日時点で、以下のいずれかに該当する必要があります。

• 大阪府に居所を有している者
  住民票の有無にかかわらず、実際に大阪府内に住んでいる方が対象です。
• これに準じる者
  例えば、大学進学のために他府県で一人暮らしをしているが、週末や夏休み・冬休みなどの長期休暇は大阪府内の実家で過ごしている、といった方が該当します。目安として「概ね年間1ヶ月半程度」大阪府内の実家等で生活していることが条件となります。

④ 申請方法・手順

申請は原則として対象者本人が行います。スマートフォンやパソコンを使ったオンライン申請が基本です。ここでは、申請から給付までの流れをステップごとに解説します。

Step 1: 必要書類の準備

申請には本人確認書類の画像データが必要です。事前にスマートフォンで撮影するか、スキャンして準備しておきましょう。

• 本人確認書類として使えるもの（一例）
  • マイナンバーカード（表面のみ。個人番号が記載された裏面は不要）
  • 運転免許証（現住所が裏面に記載されている場合は裏面の画像も必要）
  • 健康保険証（記号・番号・保険者番号等のマスキングが必要。現住所が裏面に記載されている場合は裏面の画像も必要）
  • 住民票（マイナンバーが記載されていないもの）
• 【府外在住で実家が府内の場合】追加で必要な書類
  • 実家が大阪府内にあることを証明できる書類
  • 実家の親等との親子関係を証明できる書類（住民票、戸籍謄本など）

Step 2: 申請サイトで仮登録・本登録

大阪府の特設サイトから申請フォームにアクセスします。申請には「通常申請」と「簡易申請」の2種類があります。

どちらかのボタンから進み、メールアドレスを登録（仮登録）します。その後、登録したメールアドレスに届く本登録用URLにアクセスし、必要事項の入力と本人確認書類のアップロードを行えば申請完了です。

Step 3: 審査と給付決定

申請内容を大阪府が審査します。審査が完了し、給付が決定すると、登録したメールアドレスに「給付決定通知」が届きます。このメールに、給付物品を受け取るための専用サイトのURLとクーポンIDが記載されています。

Step 4: 給付物品の選択・受取

給付決定メールに記載されたURLから専用サイトにログインし、「お米PAYおおさか」または「その他食料品」のどちらかを選択します。選択後、それぞれの方法に従って物品を受け取ります。この手続きは令和8年2月14日(土)までに行う必要があるので、忘れないようにしましょう。

⑤ スムーズに給付を受けるためのポイント

この事業は、要件を満たしていれば基本的に給付を受けられます。しかし、申請内容の不備で手続きが遅れたり、再申請を求められたりすることがあります。スムーズに給付を受けるために、以下の点に注意しましょう。

• 本人確認書類の不備に注意：前述の「マスキング」を正しく行うこと、画像の文字が鮮明に読めること、住所変更がある場合は裏面も提出すること、などを徹底しましょう。
• メールのドメイン指定受信設定：申請後の連絡はすべてメールで届きます。「@osaka-kodomoshien.com」からのメールを受信できるように設定しておきましょう。
• 申請は対象者本人が行う：原則として対象者本人が申請手続きを行います。保護者の方が代理で行う場合でも、連絡先メールアドレスや電話番号は対象者本人のものを登録する必要があります。
• 申請期間・申込期間を守る：申請そのものの締切は12月16日ですが、給付決定後の物品申込にも締切（2月14日）があります。どちらも忘れないように注意が必要です。

⑥ よくある質問（FAQ）

Q1. 兄弟で2人対象者がいる場合、まとめて申請できますか？

A1. いいえ、できません。対象者1名につき1件の申請が必要です。ご兄弟の場合でも、それぞれ個別にご本人が申請手続きを行ってください。

Q2. スマートフォンやパソコンがなく、オンライン申請ができません。

A2. オンライン申請が困難な場合は、コールセンター（0120-265-095）にご相談ください。紙媒体のお米クーポンを利用する方法など、代替手段について案内してもらえます。

Q3. 申請してから給付決定のメールが届くまでどのくらいかかりますか？

A3. 申請の混雑状況によりますが、通常は数週間程度で審査結果が通知されます。書類に不備があるとさらに時間がかかるため、正確な申請を心がけましょう。

Q4. 留学生も対象になりますか？

A4. はい、国籍を問わず、年齢要件と居住要件を満たしていれば対象となります。本人確認書類として在留カードなども使用できます。

Q5. 「お米PAYおおさか」はどこで使えますか？

A5. 利用可能な店舗は、特設サイトで確認できます。スーパーや米穀店など、多くの店舗が参加しています。ただし、「大阪府子ども食費支援事業」とは使える店舗が一部異なる場合があるため、必ず若者向け事業の対象店舗リストを確認してください。

⑦ まとめと問い合わせ先

今回は、大阪府が実施する「大学生等若者への食費支援事業」について詳しく解説しました。

• 給付内容：7,000円相当のお米または食料品
• 対象者：平成15年4月2日～平成19年4月1日生まれで、大阪府に居住または実家がある若者
• 申請期間：令和7年9月16日(火) ～ 12月16日(火)
• 申請方法：特設サイトからのオンライン申請が基本

物価高で大変な時期ですが、このような支援制度を積極的に活用して、少しでも生活の負担を軽くしましょう。対象になる方は、申請期間内に忘れずに手続きを行ってください。