北海道八雲町の新規就農支援制度とは?
「北海道で農業を始めたい」「自然豊かな場所で新しいキャリアを築きたい」とお考えの方に朗報です。日本で唯一、太平洋と日本海の二つの海に面する町、北海道八雲町が、意欲ある新規就農者を強力にバックアップする支援制度を実施しています。この制度の最大の魅力は、営農開始に必要な資金として最大500万円の貸付が、10年間の営農継続で返済免除になる点です。さらに、研修期間中の家賃補助もあり、移住と就農のハードルを大きく下げてくれます。豊かな食と自然に恵まれた八雲町で、農業の夢を実現しませんか?
この制度の3つの注目ポイント
- ✔ 最大500万円の資金支援:営農開始に必要な資金を無利子で貸付。
- ✔ 10年間の営農継続で返済免除:真剣に農業に取り組む方を長期的にサポート!
- ✔ 月額最大2.5万円の家賃補助:移住・研修期間中の生活負担を軽減。
制度の概要をひと目でチェック
制度名 | 八雲町 新規就農支援制度 |
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実施機関 | 北海道八雲町 |
対象地域 | 北海道二海郡八雲町 |
支援金額 | 【資金貸付】最大500万円 【家賃助成】月額最大2万5千円 |
募集期間 | 随時(※詳細は必ず担当窓口にご確認ください) |
2つの手厚い支援策を徹底解説
1. 新規就農支援資金【最大500万円・10年営農で返済免除!】
八雲町内で新たに農業を始める方を対象に、営農開始に必要な資金を貸し付ける制度です。最大のポイントは、借入後10年間、八雲町で営農を継続することで償還(返済)が免除されるという破格の条件です。これは、町が本気で農業の担い手を育て、定着を支援したいという強い意志の表れです。
- 対象者: 八雲町内において新たに農業を開始した者
- 貸付額: 農業関係制度資金等の額の5分の1を限度とした500万円以内の額
- 利子: 無利子
- 償還免除条件: 借入後、10年間八雲町で営農を継続すること
2. 農業研修者家賃助成金【月額最大2.5万円】
町外から八雲町へ移住し、新規就農を目指して研修を受ける方を対象とした家賃補助制度です。就農前の不安定な時期の経済的負担を軽減し、安心して研修に集中できる環境を提供します。
- 対象者: 町外から新規就農を目指す研修者
- 助成額: 月額家賃の2分の1以内(上限 月額2万5千円)
- 助成期間: 研修計画に基づく研修期間内(最長3年)
なぜ八雲町?就農地としての3つの魅力
制度だけでなく、八雲町そのものにも新規就農者を惹きつける魅力が満載です。
魅力1:自然と暮らしやすさの「ちょうどいい」バランス
太平洋と日本海の両方に面し、豊かな自然を満喫できる一方、市街地には大型スーパーやホームセンターがコンパクトにまとまっており、生活利便性も高いのが特徴です。都会暮らしが長い方でもスムーズに移住生活に馴染めます。2030年には北海道新幹線の駅も開業予定で、将来性も抜群です。
魅力2:海の幸から乳製品まで!絶品グルメの宝庫
「北海道近代酪農発祥の地」であり、新鮮で美味しい牛乳やチーズは格別です。また、二つの海がもたらすホタテや鮭、アワビなどの海産物も豊富。自分で育てた作物と、地元の絶品食材で彩る食生活は、何よりの贅沢です。
魅力3:充実した研修施設と温かいコミュニティ
町内には、酪農の担い手を育成する研修牧場「株式会社青年舎」があり、実践的なスキルを学ぶことができます。また、移住者の声として「人の温かさ」を挙げる人が多く、地域全体で新しい仲間を歓迎する風土があります。
申請の進め方(想定ステップ)
具体的な申請手続きは、八雲町役場への相談から始まります。まずはあなたの農業への想いや計画を伝えてみましょう。
- 情報収集・相談:まずは八雲町役場農林課に電話やメールで問い合わせ、制度の詳細や就農に関する相談をします。
- 現地視察・研修計画作成:実際に八雲町を訪れ、農地や生活環境を確認。研修を受ける場合は、研修計画を作成します。
- 各種申請:家賃助成や支援資金の申請書類を準備し、役場に提出します。
- 審査・交付決定:提出された書類に基づき審査が行われ、交付が決定されます。
- 研修・営農開始:いよいよ八雲町での農業ライフがスタートします!
まずは相談から始めよう!
この制度に興味を持ったら、まずは下記の問い合わせ先に連絡してみることを強くお勧めします。担当者があなたの状況に合わせて、親身に相談に乗ってくれるはずです。
お問い合わせ・公式サイト情報
担当部署 | 八雲町役場 農林課 農業振興係 |
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所在地 | 〒049-3192 北海道二海郡八雲町住初町138番地 |
電話番号 | 0137-62-2203 |
メールアドレス | norin@town.yakumo.lg.jp |