注意: 本補助金は先着順です。予算の上限に達し次第、受付を終了しますので早期の申請をお勧めします。
対象となる方
- 大津市内の自治会またはこれに準ずる団体
- ごみ集積所を適切に維持管理できる、営利を目的としない方
- 令和8年3月中旬までに工事を完了できる方
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 【事業実施前】必要書類を準備し、廃棄物減量推進課の窓口へ提出 |
| STEP 2 | 市による審査後、「交付決定通知書」を受領 |
| STEP 3 | ごみ集積所の設置・改修工事を実施 |
| STEP 4 | 工事完了後、「実績報告書」と「交付請求書」を提出し、補助金を受領 |
補助金額・補助率
補助金額は、集積所1箇所ごとの補助額と、1団体あたりの年度上限額の両方に基づいて算出されます。
1. 集積所1箇所あたりの補助額
| 事業内容 | 補助率 | 上限額 |
|---|---|---|
| 設置 (20世帯未満利用) | 対象経費の2分の1 | 80,000円 |
| 設置 (20世帯以上利用) | 対象経費の2分の1 | 100,000円 |
| 改修 | 対象経費の2分の1 | 50,000円 |
計算例 (設置): 25世帯が利用する集積所の設置に25万円かかった場合
250,000円 × 1/2 = 125,000円。上限額が100,000円のため、補助額は100,000円となります。(1,000円未満は切り捨て)
2. 1団体あたりの年度上限額
| 申請内容 | 1団体の年度上限額 |
|---|---|
| 20世帯以上利用の集積所がない | 240,000円 |
| 20世帯以上利用の集積所が1箇所 | 260,000円 |
| 20世帯以上利用の集積所が2箇所 | 280,000円 |
| 20世帯以上利用の集積所が3箇所以上 | 300,000円 |
対象者・申請要件
対象となる方
- 設置を行うごみ集積所に家庭ごみを排出しようとする方
- 市内の自治会またはこれに準ずる団体で、集積所を適切に維持管理されている方
- 営利を目的としない方
- 令和8年3月中旬までに工事を完了することができる方
対象となる事業
- ごみ集積所の新設、建て替え、再整備(折り畳み式の簡易なボックスも対象)
- 既存のごみ集積所の改修
対象とならない場合(再申請の制限)
- 過去に補助金交付を受けた集積所は、一定年数が経過するまで再度交付を受けることはできません。
- 据置き式ボックスの設置:交付から17年
- 折り畳み式等ボックスの設置:交付から7年
- 据置き式の改修:交付から7年
補助対象経費
| 経費区分 | 詳細 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 材料費・購入費 | ごみ収納庫(ボックス)の購入費用や、設置・改修に必要な材料費 | ○ |
| 工賃等 | 専門業者に依頼した場合の工事費用 | ○ |
| 消費税 | 上記経費にかかる消費税 | ○ |
| 送料 | 物品購入時の送料 | × |
重要: 交付決定前に発注・契約・購入した経費は補助対象外です。必ず交付決定通知書を受領後に事業を開始してください。
必要書類一覧
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 大津市ごみ集積所設置等補助金交付申請書(様式第1号) | 集積所1箇所につき1枚提出。公式サイトよりダウンロード可能。 |
| 2 | 見積書 | 施工業者の押印があるもの。ネット購入の場合は価格等がわかる資料。 |
| 3 | 位置図(地図)及び写真 | 設置または改修する場所の現状がわかるもの。 |
| 4 | ごみ集積所の届出書の写し | 新たに集積所を設置する場合に必要。 |
| 5 | 土地所有者の承諾書 | ごみ集積所が借地の場合などに必要。 |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
- 申請資格の充足: 対象者の要件をすべて満たしているか。
- 書類の整合性: 提出された申請書や添付書類に不備や矛盾がないか。
- 事業の妥当性: 設置・改修計画が補助金の目的に合致しているか。
採択率を高めるポイント
- 早期申請: 本補助金は先着順です。予算が上限に達すると期間内でも受付が終了するため、可能な限り早く申請することが最も重要です。
- 書類の事前確認: 提出前に「交付申請書の書き方」を熟読し、記入漏れや添付書類の不足がないか、複数人で確認することを推奨します。
- 明確な見積書: 工事内容や購入物品の内訳が明確に記載された、押印済みの正式な見積書を準備してください。
よくある質問
Q1: 交付決定前に工事を開始してしまいました。補助金は受けられますか?
A: いいえ、受けられません。必ず「交付決定通知書」を受け取ってから工事の契約や物品の購入を行ってください。事前の事業着手は補助対象外となります。
Q2: 申請期間はいつまでですか?
A: 令和7年度の申請は、令和7年4月1日から令和7年12月26日までです。ただし、先着順であり、予算の上限に達した場合は締切日より前に受付を終了します。
Q3: 支払いにポイントやクーポンを使用した場合、補助額はどうなりますか?
A: ポイントやクーポンを使用した分は補助対象経費から差し引かれ、補助金額が減額されます。補助対象となるのは、実際に現金等で支払った金額です。
Q4: 申請書への押印は必要ですか?
A: 申請者本人が自署(手書きで署名)した場合は不要です。パソコン等で氏名を入力・印刷した場合など、自署以外の場合は氏名の横に押印が必要です。
Q5: 申請書類はどこで入手できますか?
A: 大津市役所新館3階の廃棄物減量推進課窓口、または大津市の公式ホームページからダウンロードできます。
制度の概要・背景
本補助金制度は、大津市が市民の良好な生活環境を守ることを目的として実施しています。ごみ排出の集積化や収集の効率化を図るとともに、カラス等によるごみの散乱を防止するため、ごみ集積所の設置や改修にかかる費用の一部を補助するものです。
地域の美観を保ち、衛生的な環境を維持するためには、各地域におけるごみ集積所の適切な管理が不可欠です。この制度を活用することで、自治会や地域住民の負担を軽減し、より安全で快適なまちづくりを推進することが期待されています。
まとめ・お問い合わせ先
大津市のごみ集積所設置等補助金は、地域の環境美化に貢献する自治会等にとって非常に有効な制度です。申請は先着順であり、予算に限りがあるため、設置や改修を計画している場合は、年度の早い段階で準備を進め、申請することをお勧めします。
お問い合わせ先
実施機関: 大津市
担当部署: 環境部 廃棄物減量推進課
所在地: 〒520-8575 市役所新館3階
電話: 077-528-2802(受付時間: 平日8:40-17:25)
ファックス: 077-523-2423
公式サイト: https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/030/1703/g/shuseki/1395126352523.html