この記事のポイント
- 愛知県田原市が市民・事業者の脱炭素設備導入を支援する補助金です。
- 太陽光発電、蓄電池、V2Hなどの設置費用の一部が補助されます。
- ※令和7年度の公募は予算上限に達したため、受付を終了しました。来年度以降の参考にしてください。
「たはらゼロカーボンシティ推進事業費補助金」とは?
愛知県田原市では、2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「たはらゼロカーボンシティ」の実現に向け、市民や事業者が住宅や事業所に太陽光発電システムや蓄電池などの脱炭素に貢献する設備を導入する際の費用の一部を補助する制度です。この補助金を活用することで、環境に配慮しながら初期費用を抑えて最新設備を導入できます。
【重要】公募状況について
本補助金は大変人気があり、令和7年度(2025年度)の公募は予算上限に達したため、2025年9月29日をもって受付を終了しました。この記事は、来年度以降の申請を検討される方向けの参考情報としてご活用ください。最新情報は必ず田原市の公式サイトでご確認ください。
補助金の概要
制度の基本情報を表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助金名 | 令和7年度たはらゼロカーボンシティ推進事業費補助金 |
| 実施機関 | 愛知県田原市 |
| 対象者 | 市内に住所を有する個人、または市内に事業所を有する法人・個人事業主 |
| 補助額 | 補助対象経費の1/4(上限額は設備により異なる、最大20万円) |
| 公募期間 | 2025年4月1日〜2025年9月29日 ※受付終了 |
| 目的 | 脱炭素に資する設備の導入を促進し、「たはらゼロカーボンシティ」の実現を図る |
補助対象設備と補助金額の詳細
本補助金は、導入する設備の種類や組み合わせによって補助上限額が異なります。以下に詳細をまとめました。
設備単体で導入する場合
| 対象設備 | 補助率 | 補助上限額 |
|---|---|---|
| 太陽光発電施設 | 補助対象経費の1/4 | 1万円/kW(上限5万円) |
| 定置用リチウムイオン蓄電システム(蓄電池) | 上限7万円 | |
| 電気自動車等充給電設備(V2H) | 上限5万円 |
複数の設備を一体的に導入する場合
太陽光発電施設とHEMSを必須とし、他の設備と組み合わせることで補助上限額が引き上げられます。
| 組み合わせ(太陽光+HEMS+下記設備) | 補助率 | 補助上限額 |
|---|---|---|
| 蓄電池 | 補助対象経費の1/4 | 上限13万円 |
| V2H | 上限11万円 | |
| 断熱窓 | 上限11万円 | |
| 高性能外皮等 | 上限11万円 |
申請手続きの流れ
申請は以下のステップで進みます。必ず工事着手前に申請が必要ですのでご注意ください。
- ステップ1:交付申請
市のホームページから申請様式をダウンロードし、必要書類(見積書の写し等)を添えて環境政策課に提出します。 - ステップ2:交付決定
市が申請内容を審査し、適当と認められれば「交付決定通知書」が送付されます。 - ステップ3:事業の実施
交付決定通知書を受け取った後に、設備の設置工事を開始します。 - ステップ4:実績報告
工事完了後、指定された期日までに実績報告書と関係書類(領収書の写し、写真等)を提出します。 - ステップ5:補助金の受領
市が実績報告を審査し、補助金額が確定した後、指定の口座に補助金が振り込まれます。
お問い合わせ先
本補助金に関するご質問や、次年度以降の公募に関する最新情報については、以下の担当部署まで直接お問い合わせください。
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大20万円 | 最大4億円(パッケージ)+再エネ設備最大5,400万円 | 最大1万円 | 3万円 | 3万円 |
| 補助率 | 補助対象経費の1/4以内。ただし、導入する設備の種類や組み合わせによって上限額が設定されています。 例: ・太陽光発電(単体):上限5万円 ・蓄電池(単体):上限7万円 ・太陽光+HEMS+蓄電池(一体的導入):上限13万円 | 2025/12/08 | 2025/12/08 | 購入費の3/4(上限3万円) | 購入費の3/4(上限3万円) |
| 申請締切 | 2025年9月29日 | 令和8年3月31日まで(各年度予算あり) | 2025年12月31日まで(予算上限に達し次第終了) | 令和7年12月26日 | 令和7年12月26日 |
| 難易度 |
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| 採択率 | 30.0% | 30.0% | 100.0% | — | — |
| オンライン | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| jGrants | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
| 詳細 | — | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → | 詳細を見る → |
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
Q どのような経費が対象になりますか?
対象設備:太陽光発電施設、家庭用エネルギー管理システム(HEMS)、定置用リチウムイオン蓄電システム(蓄電池)、電気自動車等充給電設備(V2H)、断熱窓、高性能外皮等。