対象となる方
- 電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド自動車(PHV)・燃料電池自動車(FCEV)の購入者
- V2H充放電設備の購入者(個人・地方公共団体・法人・その他団体等❨リース会社含む❩)
- 千葉市にお住まいの個人で、住宅用太陽光発電設備を併設している方
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 補助対象車両・設備の確認(CEV、V2H一覧を参照) |
| STEP 2 | 申請書類の準備(申請書、見積書、車検証等) |
| STEP 3 | オンラインまたは郵送で申請 |
| STEP 4 | 審査→交付決定→設備導入→実績報告 |
補助金額・補助率
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| CEV補助金(車両) | 車両の種類、性能等に応じて異なる |
| V2H充放電設備 | 最大25万円(補助対象経費の10分の1、千葉市の場合) |
| 高砂市 | 電気自動車10万円、V2H10万円、同時設置で電気自動車20万円 |
計算例: 千葉市でV2H充放電設備を導入する場合、対象経費が250万円であれば、補助金は25万円となります。
対象者・申請要件
CEV補助金(車両)の対象者
- クリーンエネルギー自動車(EV、PHV、FCEV)を新車で購入する個人、法人
- 中古車、事業用車両は対象外
V2H充放電設備の対象者
- V2H充放電設備を新品で購入し、設置する個人、地方公共団体、法人、その他団体等(リース会社含む)
- 千葉市の場合は、住宅用太陽光発電設備を併設していること
- 高砂市の場合は、市内に住所を有する個人又は事務所・事業所を有する法人
申請要件
- V2H充放電設備設置情報の国・地方公共団体への提供に同意
- 災害時等にV2H充放電設備について、国・地方公共団体からの要請があれば可能な限り協力
- 申請者(リースの場合は使用者(契約者))は、V2H充放電設備の「設置場所」並びに「給電対象施設」の使用権を有すること
補助対象経費
| 経費区分 | 詳細 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 車両購入費 | 電気自動車、プラグインハイブリッド自動車、燃料電池自動車の車両本体価格 | ○ |
| V2H充放電設備費 | V2H充放電設備の本体価格、設置工事費 | ○ |
| その他諸経費 | 自動車税、自動車重量税、保険料等 | × |
重要: CEV補助金(車両)は、中古車及び事業用車両は対象外です。V2H充放電設備は、申請前に発注・工事を開始しないでください。
必要書類一覧
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 補助金交付申請書 | CEV、各自治体の様式 |
| 2 | 自動車検査証の写し | CEV補助金(車両) |
| 3 | V2H充放電設備の保証書 | V2H充放電設備 |
| 4 | 住民票 | 自治体によって異なる |
| 5 | 設置場所の平面図 | V2H充放電設備 |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
- 申請書類の completeness: 必要書類が全て揃っているか
- 対象要件の適合性: 申請者が対象要件を満たしているか
- 設備の適格性: 申請設備が補助対象として認められているか
- 災害時の協力体制: 災害時等にV2H充放電設備について、国・地方公共団体からの要請があれば可能な限り協力できるか
採択率を高めるポイント
- 申請書類に不備がないように、事前にチェックリストを活用する
- 申請要件をよく確認し、適合していることを確認する
- 補助対象となる設備を選定する
- 災害時の協力体制について、具体的な計画を立てておく
よくある質問
Q1: CEV補助金(車両)とV2H充放電設備の補助金は併用できますか?
A: はい、併用可能です。ただし、各補助金の要件を満たす必要があります。
Q2: V2H充放電設備の設置工事は、どの業者に依頼しても良いですか?
A: いいえ、電気工事士の資格を持つ業者に依頼する必要があります。また、補助金によっては、指定業者制度がある場合がありますので、事前に確認してください。
Q3: 申請書類はどこで入手できますか?
A: CEV補助金(車両)は、次世代自動車振興センターのウェブサイトからダウンロードできます。V2H充放電設備の補助金は、各自治体のウェブサイトからダウンロードできます。
Q4: 補助金の申請期間はいつまでですか?
A: 補助金によって申請期間が異なります。CEV補助金(車両)は、予算がなくなり次第終了となります。V2H充放電設備の補助金は、各自治体によって申請期間が異なりますので、事前に確認してください。
Q5: 補助金の交付決定はいつ頃になりますか?
A: 申請から交付決定まで、通常1~2ヶ月程度かかります。ただし、申請件数が多い場合は、さらに時間がかかる場合があります。
制度の概要・背景
本補助金は、地球温暖化対策の一環として、クリーンエネルギー自動車の普及促進と、災害時のレジリエンス向上を目的としています。電気自動車等の普及により、CO2排出量の削減に貢献するとともに、V2H充放電設備の導入により、災害時に電気自動車等に蓄えられた電力を家庭で使用することが可能となり、停電時の生活を支援します。
近年、地球温暖化による自然災害が頻発しており、災害時の電力確保が重要な課題となっています。本補助金を活用することで、クリーンエネルギー自動車の普及とV2H充放電設備の導入を促進し、災害に強い社会づくりを目指します。
まとめ・お問い合わせ先
CEV補助金とV2H充放電設備の補助金は、クリーンエネルギー自動車の普及と災害時のレジリエンス向上に貢献する重要な制度です。申請をご検討の方は、各補助金の要件を確認し、早めに申請手続きを進めてください。
お問い合わせ先
CEV補助金(車両): 一般社団法人次世代自動車振興センター(NeV)
V2H充放電設備: 各自治体(千葉市、高砂市、船橋市等)の環境担当部署
千葉市環境局環境保全部脱炭素推進課: 043-245-5185
高砂市環境政策課: 079-443-9065