【2025年度】栗原市有機農業機械導入支援事業|最大100万円・農業者向け・公募中
補助金詳細
Details栗原市内で有機農業に取り組む、またはこれから取り組む生産者(個人農業者、農業法人、農業者の組織する団体等)で、市税等を滞納していない者。
・交付申請書(市指定様式)
・事業計画書
・導入する機械の見積書(原則2社以上)
・市税の納税証明書
・履歴事項全部証明書(法人の場合)
・住民票(個人の場合)
・有機農業への取組状況がわかる書類(有機JAS認証書の写し、栽培計画書など)
・有機農業の生産に使用する機械(トラクター、耕うん機、田植機、管理機、草刈機、防除機、収穫機、乾燥機など)の購入費
・有機農産物を原料とした加工品の製造に必要な機械(洗浄機、選別機、粉砕機、乾燥機、包装機など)の購入費
※中古品、リース費用、汎用機器(PC、車両等)、消耗品費、人件費は対象外
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview対象となる方
- 宮城県栗原市内で有機農業に取り組む、またはこれから取り組む農業者(法人・個人)
- 生産性の向上や経営規模の拡大を目指し、新たな機械導入を検討している事業者
- 有機農産物を用いた加工品の開発・製造を計画している事業者
- 市税等を滞納していないこと
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 栗原市担当窓口への事前相談(推奨) |
| STEP 2 | 必要書類の準備(申請書、事業計画書、見積書等) |
| STEP 3 | 申請書類を栗原市役所の担当窓口へ提出 |
| STEP 4 | 審査(約1ヶ月程度)を経て、交付決定通知を受領 |
| STEP 5 | 事業実施(機械の発注・購入・支払い) |
| STEP 6 | 事業完了後、実績報告書を提出 |
| STEP 7 | 確定検査後、補助金額の確定通知を受領し、請求書を提出。後日、補助金が振込 |
補助金額・補助率
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限額 | 最大100万円 |
| 補助率 | 補助対象経費の10分の3以内 |
| 備考 | 算出された補助金額に千円未満の端数が生じた場合は切り捨てとなります。 |
計算例: 総事業費500万円(税抜)の有機農業用機械を導入する場合
補助対象経費500万円 × 補助率3/10 = 150万円
補助上限額が100万円のため、交付される補助金額は100万円となります。
対象者・申請要件
対象となる事業者
- 栗原市内に住所を有する個人農業者
- 栗原市内に主たる事務所を有する農業法人、農事組合法人、特定非営利活動法人
- 栗原市内に所在する農業者の組織する団体(構成員の半数以上が栗原市民であること)
- 有機農業に取り組んでいる、または本事業を機に有機農業を開始する者
- 市税等を滞納していないこと
対象とならない事業者
- 過去に本補助金において不正な行為を行った者
- 栗原市暴力団排除条例に規定する暴力団員等に該当する者
- 国、県、その他機関から同一の機械導入に対して補助金の交付を受ける場合(経費の重複は不可)
補助対象経費
| 経費区分 | 詳細 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 有機農業用機械 | 有機農業の生産性向上や省力化に資する機械の購入費(トラクター、耕うん機、田植機、管理機、草刈機、防除機、収穫機、乾燥機など) | ○ |
| 有機加工品生産用機械 | 有機農産物を原料とした加工品の製造に必要な機械の購入費(洗浄機、選別機、粉砕機、乾燥機、包装機など) | ○ |
| 中古品・リース品 | 中古機械の購入費やリース契約に係る費用 | × |
| 汎用性の高い機器 | パソコン、プリンター、スマートフォン、車両(軽トラック等)など、農業専用とは言えないもの | × |
| 消耗品費・運転資金 | 燃料費、人件費、事務所家賃、通信費などの経常的経費 | × |
重要: 交付決定前に発注・契約した経費は補助対象外です。必ず交付決定通知を受領後に契約してください。
必要書類一覧
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 交付申請書 | 栗原市公式サイトより指定様式をダウンロード |
| 2 | 事業計画書 | 事業目的、導入機械、効果などを記載 |
| 3 | 導入機械の見積書 | 原則2社以上の相見積もりが必要 |
| 4 | 市税の納税証明書 | 未納がないことを証明するもの |
| 5 | 履歴事項全部証明書(法人の場合) | 発行日から3ヶ月以内 |
| 6 | 住民票(個人の場合) | 発行日から3ヶ月以内 |
| 7 | 有機JAS認証書の写し等 | 有機農業への取組状況がわかる書類 |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
- 事業計画の妥当性: 導入する機械が事業内容や目標達成に不可欠であり、機種選定が適切か。
- 実現可能性: 資金計画に無理がなく、事業を遂行する能力や体制が整っているか。
- 政策的意義: 栗原市の有機農業振興や環境保全型農業の推進にどの程度貢献するか。
- 費用対効果: 補助事業によって、生産性向上、売上増加、雇用創出などの具体的な効果が見込めるか。
採択率を高めるポイント
- 事業計画書で、導入機械によって「作業時間が〇%削減」「収量が〇%増加」など、具体的な数値目標を明記する。
- 栗原市の「第2次栗原市総合計画」や農業振興計画との関連性を示し、市の施策に貢献する事業であることをアピールする。
- 販路の確保や拡大に向けた具体的な計画(取引先との商談状況、マーケティング戦略など)を盛り込む。
- 有機JAS認証の取得計画など、環境保全への貢献度を具体的に示す。
よくある質問
Q1: これから有機農業を始める場合でも対象になりますか?
A: はい、対象となります。本事業を機に有機農業を開始する事業者も支援の対象です。事業計画書において、今後の有機農業への具体的な取組計画(栽培計画、有機JAS認証取得スケジュール等)を明確に記載してください。
Q2: 申請すれば必ず採択されますか?
A: いいえ、必ず採択されるわけではありません。本補助金は予算の範囲内で実施されるため、申請内容について審査が行われ、評価の高い事業から採択されます。事業計画の具体性や実現可能性が重要な評価ポイントとなります。
Q3: 国や県の他の補助金と併用できますか?
A: 原則として、同一の機械導入経費に対して、国や県の補助金と重複して交付を受けることはできません。ただし、補助対象経費が明確に区分できる場合は併用可能なケースもありますので、事前に市の担当窓口にご相談ください。
Q4: 申請書の書き方がわかりません。相談窓口はありますか?
A: はい、栗原市役所の担当課(農政園芸課など)が相談窓口となります。申請を検討されている場合は、まずはお電話等で事前相談されることをお勧めします。また、地域の商工会や農業協同組合(JA)でも相談に応じてくれる場合があります。
制度の概要・背景
本事業は、栗原市が策定した「第2次栗原市総合計画」における環境保全型農業の推進方針に基づき実施される支援制度です。国の「みどりの食料システム戦略」とも連動し、化学肥料や化学合成農薬の使用を低減し、環境負荷の少ない持続可能な農業の確立を目指しています。
有機農業は、安全・安心な農産物への消費者ニーズの高まりに応えるだけでなく、生物多様性の保全にも貢献する重要な取組です。しかし、慣行農業に比べて除草作業などに多くの労力を要する課題があります。本補助金は、専用機械の導入を支援することで、有機農業に取り組む生産者の作業負担を軽減し、生産性向上と経営安定化を図ることを目的としています。
まとめ・お問い合わせ先
「栗原市有機農業機械導入支援事業」は、市の重点施策である有機農業の拡大を後押しする重要な補助金です。最大100万円の支援は、高額な農業機械導入の負担を大幅に軽減します。申請には具体的な事業計画が求められるため、市の農業振興策を理解し、自身の事業がどのように貢献できるかを明確に示すことが採択の鍵となります。
お問い合わせ先
実施機関: 宮城県栗原市
担当部署: 農林振興部 農政園芸課(想定)
電話: 0228-22-1142(代表経由・要確認)
Email: 要確認
公式サイト: https://www.kuriharacity.jp/
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|---|---|---|---|---|---|
| 補助金額 | 最大100万円 | 最大1200万円 | 上限金額 要確認 | 最大500万円 | 1事業者あたり10万円 |
| 補助率 | 補助対象経費の10分の3以内(上限100万円)。算出額の千円未満は切り捨て。 | 交付対象経費の4分の3以内 | 要確認 | 酒米価格の上昇額相当分の一部助成(1/2以内) | 一律 |
| 申請締切 | 2026年2月28日 | 令和7年12月19日まで | 2026年2月20日まで | 事業(酒米数量)の申込みは令和8年1月末まで、交付に係る申込みは令和8年2月末まで | 令和8年1月30日 |
| 難易度 | |||||
| 採択率 | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% | 30.0% |
| オンライン | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| jGrants | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
| 準備目安 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 | 約14日 |
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よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・事業計画書
・導入する機械の見積書(原則2社以上)
・市税の納税証明書
・履歴事項全部証明書(法人の場合)
・住民票(個人の場合)
・有機農業への取組状況がわかる書類(有機JAS認証書の写し、栽培計画書など)
Q どのような経費が対象になりますか?
・有機農産物を原料とした加工品の製造に必要な機械(洗浄機、選別機、粉砕機、乾燥機、包装機など)の購入費
※中古品、リース費用、汎用機器(PC、車両等)、消耗品費、人件費は対象外