【2025年度】西海市太陽光発電設備等設置補助金|最大100万円・市民/事業者向け・受付終了
補助金詳細
Details【個人】西海市内に居住(または実績報告までに居住予定)し、市内の住宅に太陽光発電設備等を設置する者。市税の滞納がなく、国の他の補助金と重複しない等の要件を満たすこと。【法人等】西海市内に本社・支社等を有する法人または市内に住所・事業所を有する個人事業主で、市内の事業所に太陽光発電設備等を設置する者。市税の滞納がなく、国の他の補助金と重複しない等の要件を満たすこと。
【個人・法人共通】
・様式第1号 交付申請書
・様式第2号 電力消費量計画書
・様式第3号 事業費内訳書
・様式第4号 誓約書
・補助対象経費の内訳がわかる書類(見積書の写し等)
・設備の仕様や規格がわかる書類(カタログの写し等)
・設置予定場所の位置図及び写真
・市税の滞納がないことを証明する書類
【法人のみ】
・履歴事項全部証明書
※その他、市長が必要と認める書類の提出を求められる場合があります。
・太陽光発電設備の購入費及び設置工事費
・蓄電池の購入費及び設置工事費(太陽光発電設備の附帯設備として同時に設置する場合に限る)
【対象外経費の例】
・土地の購入費、造成費
・中古設備の購入費
・申請手続きに係る手数料(行政書士への報酬等)
・交付決定前に契約・発注した経費
申請前チェックリスト
補助金概要
Overview令和7年度の公募は受付を終了しました。本記事は次年度の申請に向けた参考情報としてご活用ください。
対象となる方
- 長崎県西海市内に居住、または居住予定で、市内の住宅に太陽光発電設備等を導入する個人
- 長崎県西海市内に事業所を有し、市内の事業所に太陽光発電設備等を導入する法人・個人事業主
- 市税の滞納がなく、国の他の補助金(同一事業)と重複して受給しない事業者
申請手順
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | 公募要領の確認、必要書類の準備(申請書、見積書、計画書等) |
| STEP 2 | 西海市役所 環境政策課または各総合支所の窓口へ申請書類を提出 |
| STEP 3 | 市による審査後、交付決定通知書を受領 |
| STEP 4 | 設備の設置工事を実施し、完了後に実績報告書を提出。検査後、補助金が振込まれる |
補助金額・補助率
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限額 | 100万円(太陽光発電設備と蓄電池の合計額) |
| 太陽光発電設備 | 【個人】出力1kWあたり7万円 【法人等】出力1kWあたり5万円 |
| 蓄電池 | 蓄電池の価格(工事費込み・税抜き)の3分の1以内 ※蓄電容量1kWhあたり15.5万円を上限とします。 |
計算例(個人の場合):
太陽光発電設備(出力4.5kW)と蓄電池(税抜120万円)を設置する場合
・太陽光発電分: 7万円/kW × 4.5kW = 31.5万円
・蓄電池分: 120万円 × 1/3 = 40万円
・合計補助額: 31.5万円 + 40万円 = 71.5万円(上限100万円以内)
対象者・申請要件
補助対象経費
| 経費区分 | 詳細 | 対象可否 |
|---|---|---|
| 太陽光発電設備費 | 太陽電池モジュール、架台、パワーコンディショナ、接続箱等の購入及び設置工事に係る費用 | ○ |
| 蓄電池設備費 | リチウムイオン蓄電池、電力変換装置等の購入及び設置工事に係る費用(太陽光発電設備の附帯設備として設置するものに限る) | ○ |
| 中古設備 | 中古の太陽光パネルや蓄電池の購入費 | × |
| 申請諸経費 | 申請書類作成の代行費用、行政書士への報酬など | × |
重要: 補助金の交付決定前に契約・着工した事業は補助対象外となります。必ず市の交付決定通知書を受け取ってから、工事業者と契約してください。
必要書類一覧
| No. | 書類名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 交付申請書(様式第1号) | 個人用・法人用あり。公式サイトよりダウンロード |
| 2 | 電力の消費量計画書(様式第2号) | 個人用・法人用あり。自家消費の計画を記載 |
| 3 | 補助対象事業費内訳書(様式第3号) | 見積書に基づき経費の内訳を記載 |
| 4 | 誓約書(様式第4号) | 個人用・法人用あり。要件を満たすことの誓約 |
| 5 | 工事請負契約書または見積書の写し | 経費の内訳が確認できるもの |
| 6 | 設備の仕様がわかる書類 | カタログ等の写し |
| 7 | 設置場所の位置図及び現況写真 | 設置場所を明示した地図や建物の写真 |
| 8 | 市税の滞納がないことの証明書 | 市役所税務課等で取得 |
審査基準・採択のポイント
主な審査項目
本補助金は、公募要領に詳細な審査基準は明記されていませんが、一般的に以下の点が確認されます。
- 申請要件の充足: 対象者の要件をすべて満たしているか。
- 書類の整合性: 申請書、見積書、計画書等の内容に矛盾がないか。
- 計画の妥当性: 提出された電力消費量計画書が現実的であるか。
- 書類の不備: 提出書類に漏れや記載ミスがないか。
採択率を高めるポイント
- 公募開始後の迅速な申請: 予算には限りがあるため、先着順となる可能性があります。公募が開始されたら速やかに申請することが重要です。
- 書類の事前準備: 次年度の公募に備え、見積書の取得や必要書類の様式確認などを早めに進めておくことを推奨します。
- 記載内容の正確性: 申請書類は、誤字脱字や計算ミスがないよう、提出前に複数回確認してください。
- 不明点の事前確認: 申請内容に不明な点がある場合は、必ず事前に市の担当窓口へ問い合わせ、疑問を解消してから申請してください。
よくある質問
Q1: 交付決定前に工事を開始してしまいました。対象になりますか?
A: いいえ、対象外です。必ず西海市からの「交付決定通知書」を受け取った後に、事業者との契約や工事着手を行ってください。事前着手は補助対象外となるため、十分にご注意ください。
Q2: 国が実施する他の太陽光発電に関する補助金との併用は可能ですか?
A: いいえ、できません。本補助金は国の交付金を財源としているため、同一の補助対象事業に対して国の他の補助金と重複して受給することは認められていません。
Q3: 蓄電池だけを設置したいのですが、補助の対象になりますか?
A: いいえ、対象外です。蓄電池は、太陽光発電設備の附帯設備として同時に設置する場合にのみ補助対象となります。蓄電池単体での設置は対象となりません。
Q4: 設置後5年間の報告とは、具体的にどのような内容ですか?
A: 設備設置の翌年度から5年間、毎年度、発電量や自家消費量などを市所定の様式(様式第13号)で報告する必要があります。これは、補助金の効果測定や市のエネルギー政策立案のために必要な手続きです。
Q5: 申請書の提出は郵送でも可能ですか?
A: 原則として窓口での提出となります。西海市役所本庁の環境政策課、または各総合支所・各出張所へ持参してください。なお、各総合支所・出張所では書類の受付のみとなり、内容に関する問い合わせは本庁の環境政策課へ連絡する必要があります。
制度の概要・背景
本補助金は、西海市が「地域脱炭素への移行及び再生可能エネルギーの導入推進」を目的として実施する制度です。家庭や事業所における再生可能エネルギーの自家消費を促進し、エネルギーの地産地消と環境負荷の低減を目指しています。
この事業は、長崎県が推進する自家消費型太陽光発電等補助事業の一環であり、財源には環境省の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」が活用されています。そのため、国の他の補助金との併用ができないなどの制約があります。西海市は「脱炭素に向かうまち西海」を掲げ、市民・事業者と一体となった地球温暖化対策を推進しています。
まとめ・お問い合わせ先
「西海市太陽光発電設備等設置補助金」は、初期投資額の大きい太陽光発電設備や蓄電池の導入を強力に後押しする制度です。令和7年度の公募は終了しましたが、次年度以降も同様の制度が実施される可能性があります。導入を検討されている方は、本記事を参考に情報収集や設置業者との相談を進め、次回の公募に備えることをお勧めします。
お問い合わせ先
実施機関: 西海市
担当部署: 環境政策課
所在地: 〒857-2392 長崎県西海市大瀬戸町瀬戸樫浦郷2222番地(本庁1階 7番窓口)
電話: 0959-37-0065(受付時間: 平日8:30-17:15)
公式サイト: https://www.city.saikai.nagasaki.jp/soshiki/kankyo_seisaku/1/11463.html
よくある質問
FAQQ この補助金の対象者は誰ですか?
Q 申請に必要な書類は何ですか?
・様式第1号 交付申請書
・様式第2号 電力消費量計画書
・様式第3号 事業費内訳書
・様式第4号 誓約書
・補助対象経費の内訳がわかる書類(見積書の写し等)
・設備の仕様や規格がわかる書類(カタログの写し等)
・設置予定場所の位置図及び写真
・市税の滞納がないことを証明する書類
【法人のみ】
・履歴事項全部証明書
※その他、市長が必要と認める書類の提出を求められる場合があります。
Q どのような経費が対象になりますか?
・蓄電池の購入費及び設置工事費(太陽光発電設備の附帯設備として同時に設置する場合に限る)
【対象外経費の例】
・土地の購入費、造成費
・中古設備の購入費
・申請手続きに係る手数料(行政書士への報酬等)
・交付決定前に契約・発注した経費