詳細情報
えびの市と小林市では、空き家バンクに登録された空き家を活用し、移住者の定住を促進するための補助金制度を設けています。この補助金は、空き家の改修費用を一部助成することで、移住者が安心して住める環境を整えることを目的としています。最大40万円の補助を受けられるこの制度を活用して、空き家を魅力的な住まいに変え、新たな生活をスタートしませんか?
空き家バンク活動事業補助金の概要
正式名称
えびの市空き家バンク活動事業補助金、小林市空き家バンク活動事業補助金
実施組織
えびの市企画課 定住対策係、小林市総合政策部 地方創生課 移住・定住
目的・背景
この補助金は、空き家の有効活用と移住促進による人口増加を目的としています。空き家バンクに登録された物件を改修し、移住者が快適に生活できる環境を提供することで、地域活性化を目指します。
対象者の詳細
えびの市または小林市の空き家バンクに賃貸を目的として家屋を登録している所有者、または改修に関して空き家所有者の承諾を得ている賃借人が対象です。移住者との間で賃貸借契約が締結される見込みがあり、移住者が3年以上定住する見込みがあることが条件となります。
助成金額・補助率
具体的な金額
補助対象事業にかかる費用の2分の1を補助します。ただし、上限を40万円とします。小林市の場合は、補助対象事業に要する費用(この額が80万円を超えるときは、80万円を限度)となります。
補助率の説明
補助率は、対象となる改修費用の50%です。例えば、80万円の改修費用の場合、40万円が補助されます。
計算例
改修費用が60万円の場合、補助金額は30万円となります(60万円 × 50% = 30万円)。
| 項目 | えびの市 | 小林市 |
|---|---|---|
| 補助率 | 1/2 | 1/2 |
| 上限額 | 40万円 | 40万円(80万円を超える場合は80万円を限度) |
対象者・条件
詳細な対象要件
- 空き家バンクに賃貸を目的として家屋を登録していること
- 申請者が市税を滞納していないこと
- 物件登録者と移住者との間で賃貸借契約が締結される見込みがあること
- 移住者が3年以上定住する見込みがあること
- 3親等以内の親族関係による賃貸借契約でないこと(えびの市のみ)
業種・規模・地域制限
業種や規模による制限はありません。ただし、対象となる空き家はえびの市または小林市内に所在し、それぞれの市の空き家バンクに登録されている必要があります。
具体例
- えびの市で空き家を所有し、市外からの移住者と賃貸契約を結ぶ予定のAさん
- 小林市で空き家を借り、所有者の許可を得て改修を行うBさん
補助対象経費
対象となる経費の詳細リスト
- 台所、風呂、トイレ等の修繕
- 内装、屋根、外壁等の改修
- 家財道具等の運搬及び廃棄
- 屋内の清掃
- その他移住者が居住するために必要な住宅の改修等
対象外経費の説明
対象とならない経費としては、土地の購入費用、建物の新築費用、改修とはみなされない模様替えなどが挙げられます。
具体例
- 対象:老朽化したキッチンのリフォーム、雨漏りの修理
- 対象外:庭の造成、新しい家具の購入
申請方法・手順
ステップバイステップの詳細手順
- 空き家バンクへの登録(えびの市または小林市)
- 移住希望者との賃貸借契約の締結
- 補助金交付申請書の提出(事業施行前)
- 市の審査
- 補助金交付決定通知書の受領
- 改修工事の実施
- 実績報告書の提出(事業完了後30日以内または年度末のいずれか早い日)
- 市の審査
- 補助金交付確定通知書の受領
- 請求書の提出
- 補助金の交付
必要書類の完全リスト
- 補助金交付申請書(別記様式第1号)
- 事業計画書
- 資金計画書
- 土地家屋名寄帳の写し
- 見積書
- 補助対象事業施工前の写真
- 移住希望者との賃貸借契約書の写しまたは賃貸借契約の確約書の写し
- 改修に関する所有者等の承諾書の写し(賃借人が申請する場合のみ)
- 実績報告書(別記様式第6号)
- 収支決算書
- 領収書の写し
- 補助対象事業施工後の写真
- 請求書(別記様式第8号)
申請期限・スケジュール
申請期限は各市町村によって異なります。必ず公式サイトで最新情報を確認してください。事業は年度内に完了する必要があります。
オンライン/郵送の詳細
申請は原則として郵送または持参となります。詳細な提出先は各市町村の公式サイトで確認してください。
採択のポイント
審査基準
審査では、事業計画の妥当性、資金計画の合理性、改修後の空き家の活用計画などが評価されます。
採択率の情報
採択率は年度によって変動しますが、事前の準備をしっかりと行い、質の高い申請書を作成することが重要です。
申請書作成のコツ
- 事業計画を具体的に記述する
- 資金計画の根拠を明確にする
- 改修後の空き家の活用方法を具体的に示す
よくある不採択理由
- 事業計画が不明確
- 資金計画に無理がある
- 必要書類の不足
よくある質問(FAQ)
- Q1: 補助金の申請はいつまでですか?
A1: 申請期限は各市町村によって異なります。公式サイトで最新情報を確認してください。
- Q2: 補助対象となる改修工事は何ですか?
A2: 台所、風呂、トイレ等の修繕、内装、屋根、外壁等の改修などが対象です。
- Q3: 補助金はいつ交付されますか?
A3: 実績報告書の審査後、補助金交付確定通知書が送付され、その後請求書を提出することで交付されます。
- Q4: 賃貸借契約は必ず必要ですか?
A4: はい、移住者との間で賃貸借契約が締結される見込みがあることが条件です。
- Q5: 市外からの移住者とは誰のことですか?
A5: 市外から生活拠点を市内に変える者、または市外から生活拠点を市内に変えて1年未満の者を指します。
まとめ・行動喚起
えびの市と小林市の空き家バンク活動事業補助金は、空き家の有効活用と移住促進を目指す素晴らしい制度です。最大40万円の補助金を活用して、空き家を魅力的な住まいに改修し、新たな生活をスタートさせましょう。まずは、各市町村の公式サイトで詳細を確認し、申請の準備を始めてください。
えびの市 企画課 定住対策係
郵便番号:889-4292 宮崎県えびの市大字栗下1292番地
電話番号:0984-35-3713
ファクス:0984-35-0401
小林市 総合政策部 地方創生課 移住・定住
〒886-8501 宮崎県小林市細野300番地 小林市役所 本館3階
電話番号:0984-23-1148
ファックス:0984-23-6650