詳細情報
中札内村では、高齢者の皆様がより快適に、そして積極的に社会参加できるよう、2種類の交通費助成事業をご用意しています。一つは、村内を走る路線バスの運賃が無料になる「高齢者民間バス運賃助成事業」。もう一つは、十勝管内の医療機関への通院にタクシーを利用する際の費用を一部助成する「高齢者等通院交通費助成事業」です。これらの助成金を活用して、よりアクティブな生活を送りませんか?
高齢者民間バス運賃助成事業
助成金の概要
正式名称:高齢者民間バス運賃助成事業
実施組織:中札内村
目的・背景:高齢者の日常生活支援、社会参加、健康づくりを促進するため、村内の公共交通機関である路線バスの運賃を助成します。
対象者の詳細:70歳以上で中札内村に住民登録のある方(年度内に満70歳に達する人を含みます)。
助成金額・補助率
基本無料で乗車できるバス助成券が発行されます。
助成区間:十勝バス広尾線(帯広~広尾)で中札内村で乗車または降車する区間。
計算例:通常、帯広から中札内村までのバス運賃は〇〇円ですが、この助成券を利用すれば無料になります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 助成内容 | バス助成券の交付(無料) |
| 対象区間 | 十勝バス広尾線(中札内村内) |
対象者・条件
- 70歳以上で中札内村に住民登録があること
- 年度内に70歳に達する方も対象
補助対象経費
この助成事業では、バスの運賃が助成対象となります。具体的には、バス助成券を利用することで、対象区間の運賃が無料になります。
申請方法・手順
乗車証の申請:
- 本人が確認できる書類(保険証や年金手帳など)と印鑑を持参し、保健センターへ申請書を提出してください。
- 申請時に乗車証の顔写真を撮影しますので、必ず本人が手続きをしてください。
- 乗車証は1週間程度で自宅に郵送されます。
バス助成券の申請:
- 申請書を記入し、保健センターへ提出してください。
- バス助成券は即日発効が可能で、申請枚数に制限はありません。
- お持ちのバス助成券がなくなり次第、随時保健センターへ申請してください。
採択のポイント
この助成事業は、対象要件を満たしていれば基本的にどなたでも利用できます。申請書類に不備がないように、丁寧に記入することが重要です。
よくある質問(FAQ)
- Q: バス助成券は何枚まで申請できますか?
- A: 申請枚数に制限はありません。
- Q: 乗車証は郵送で申請できますか?
- A: 乗車証は顔写真の撮影が必要なため、本人が保健センターで申請する必要があります。
- Q: 年度途中で70歳になる場合、いつから申請できますか?
- A: 70歳になる誕生日の属する月から申請できます。
- Q: バス助成券を紛失した場合、再発行は可能ですか?
- A: バス助成券の再発行については、保健センターにお問い合わせください。
- Q: 中札内村から帯広以外の場所へ行く場合も利用できますか?
- A: いいえ、十勝バス広尾線で中札内村で乗車または降車する区間のみが対象です。
高齢者等通院交通費助成事業
助成金の概要
正式名称:高齢者等通院交通費助成事業
実施組織:中札内村
目的・背景:十勝管内の医療機関への通院が困難な高齢者等を支援するため、タクシー利用時の交通費の一部を助成します。
対象者の詳細:
- 要介護1以上の認定を受けている方
- 身体障害者手帳1・2級または視覚障害3級の方
- 人工透析等で通院による治療が長期にわたって必要な方
- 療育手帳A判定の方
- 精神障害者保健福祉手帳1・2級の方
- 生活保護法による医療扶助の移送費等、他の通院交通費の給付を受けていない方
- 単独での移動が困難であり、単独では公共交通機関を利用することができない方
助成金額・補助率
タクシー料金の4分の3の額が助成されます(100円未満は切り捨て)。
助成限度:年48回(片道を1回とします)。年度途中の新規申請者は、月4回に年度内の残月数をかけた数が上限となります。
人工透析等の通院者は、週6回まで利用できます。
計算例:タクシー料金が1,000円の場合、助成額は750円となります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 助成額 | タクシー料金の4分の3 |
| 助成限度 | 年48回(人工透析等は週6回) |
対象者・条件
- 要介護1以上の認定を受けている方
- 身体障害者手帳1・2級または視覚障害3級の方
- 人工透析等で通院による治療が長期にわたって必要な方
- 療育手帳A判定の方
- 精神障害者保健福祉手帳1・2級の方
- 生活保護法による医療扶助の移送費等、他の通院交通費の給付を受けていない方
- 公共交通機関を利用して通院することが困難であり、他の者から通院の援助を受けることができない方
- 単独での移動が困難であり、単独では公共交通機関を利用することができない方
補助対象経費
十勝管内の医療機関への通院に利用したタクシー料金が対象となります(村内の医療機関は除く)。
申請方法・手順
通院した月の翌月10日までに、下記の書類を中札内村役場 福祉課 福祉グループ(保健センター内)へ提出してください。
- 通院交通費助成事業申請書
- 受診を確認できるもの(受診時の領収書等)の写し
- タクシー料金領収書の写し
- 介護保険被保険者証、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳いずれかの写し
採択のポイント
申請書類に不備がないように、必要書類をすべて揃えて提出することが重要です。また、申請期限を過ぎないように注意してください。
よくある質問(FAQ)
- Q: 申請は郵送でも可能ですか?
- A: 申請方法については、中札内村役場 福祉課 福祉グループ(保健センター内)へお問い合わせください。
- Q: 領収書を紛失した場合、申請はできませんか?
- A: 領収書がない場合、原則として申請はできません。タクシーに乗車する際は、必ず領収書を受け取るようにしてください。
- Q: 月の途中で対象者になった場合、助成回数はどうなりますか?
- A: 年度途中の新規申請者は、月4回に年度内の残月数をかけた数が上限となります。
- Q: 村内の医療機関への通院も対象になりますか?
- A: いいえ、村内の医療機関は対象外です。
まとめ・行動喚起
中札内村の高齢者向け交通費助成事業は、高齢者の皆様の生活をサポートするための大切な制度です。バスの無料乗車券やタクシー料金の助成を活用して、より快適でアクティブな毎日を送りましょう。ご不明な点がありましたら、お気軽に中札内村役場 福祉課 福祉グループ(保健センター内)までお問い合わせください。
お問い合わせ先:
中札内村役場 福祉課 福祉グループ(保健センター内)
TEL:0155-67-2321
FAX:0155-63-4172