兵庫県東播磨地域の活性化を支援!魅力あるまちづくり推進事業補助金

兵庫県の東播磨地域(明石市、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町)で、地域の賑わい創出や魅力向上に取り組む団体を対象とした「令和7年度 魅力あるまちづくり推進事業補助金」の公募が開始されました。この補助金は、中心市街地の空き家を活用したマルシェ開催や、若者の起業・出店を支援するチャレンジショップの整備など、地域を元気にする取り組みを後押しするものです。最大100万円の補助が受けられるこの機会を、ぜひご活用ください。

補助金の概要(早見表)

項目 内容
補助金名 令和7年度 魅力あるまちづくり推進事業補助金
実施団体 兵庫県 東播磨県民局
対象地域 東播磨地域(明石市、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町)の中心市街地
申請期間 令和7年6月2日 ~ 令和7年12月19日
※予算上限に達し次第、受付終了
補助上限額 ・マルシェ開催:最大20万円
・チャレンジショップ整備:最大100万円
補助率 ・マルシェ開催:3分の1以内
・チャレンジショップ整備:4分の1以内

誰が対象?(補助対象者)

この補助金は、東播磨地域でまちづくり活動を行う、以下のような団体が対象となります。

  • 商工会議所
  • 観光協会
  • 東播磨地域の魅力あるまちづくりに関連するNPO法人
  • その他法人、任意団体等で県民局長が特に認める者

地域に根差した活動を行っている多様な主体が申請可能です。ご自身の団体が対象になるか不明な場合は、お問い合わせ先に確認することをおすすめします。

どんな事業が対象?(補助対象事業)

補助の対象となるのは、東播磨地域の中心市街地にある空き家(空き家になる見込みのものを含む)を活用し、40歳以下の若者の起業や新規出店を支援する事業です。具体的には、以下の2つのメニューがあります。

1. マルシェ開催

空き家を活用して、地域の賑わいを創出するマルシェやイベントを開催する事業です。地域の交流拠点としての魅力を高める取り組みが支援されます。

  • 補助率:対象経費の3分の1以内
  • 補助上限額:1団体あたり20万円
  • 対象経費:ワークショップ運営費、イベント開催費、企画経費、広告・PR活動費など

2. チャレンジショップ整備

東播磨地域での起業や出店を目指す若者(40歳以下)のための施設(チャレンジショップ)を、空き家を改修して整備する事業です。将来の地域経済を担う人材を育成する拠点の整備を支援します。

  • 補助率:対象経費の4分の1以内
  • 補助上限額:1団体あたり100万円
  • 対象経費:整備費(設計費、補修経費など)

ポイント:1つの団体が「マルシェ開催」と「チャレンジショップ整備」の両方の補助を受けることも可能です。ただし、それぞれの経費に対して上記の上限額が適用されます。

申請方法と必要書類

申請は、必要書類をEメールで提出することにより行います。添付ファイルの合計サイズは7MB程度が上限とされていますのでご注意ください。

申請の流れ

  1. 書類準備:下記の必要書類を準備します。様式は兵庫県の公式ウェブサイトからダウンロードできます。
  2. メール申請:申請書類を添付し、指定のメールアドレスに送付します。件名は「魅力あるまちづくり推進事業交付申請」としてください。
  3. 交付決定:審査後、県民局から交付決定通知が届きます。
  4. 事業着手:必ず交付決定通知を受け取ってから事業を開始してください。
  5. 事業完了・支払い:令和8年2月27日までに事業を完了し、経費の支払いも済ませます。
  6. 実績報告:事業完了から30日以内または令和8年2月27日のいずれか早い日までに実績報告書を提出します。
  7. 補助金交付:実績報告書の審査後、補助金が支払われます。

主な必要書類

  • 交付申請書・誓約書
  • 事業計画書(別紙1)
  • 事業費内訳書(別紙2)
  • 事業に係る経費の見積書
  • 空き家に関する申告書
  • 起業・出店希望者の年齢確認書類(運転免許証の写し等)
  • 【整備費を含む場合】
    • 対象建築物の土地・建物登記簿謄本の写し
    • 現況及び計画が分かる図面等(付近見取図、配置図、平面図など)
    • 工程表
    • 土地・建物所有者の同意書等(申請者と所有者が異なる場合)

重要!申請時の注意点

交付決定前の事業着手は厳禁!

最も重要な注意点は、必ず「交付決定通知」を受け取った後に事業に着手(契約・発注・支払いなど)することです。交付決定前に着手した経費は、補助金の対象外となり、一切支払われません。

事業完了期限を守ること

事業は、令和8年2月27日までに完了し、関連する全ての支払いを終える必要があります。この期限を過ぎた場合も補助金は支払われませんので、スケジュール管理を徹底しましょう。

まとめ

「魅力あるまちづくり推進事業補助金」は、東播磨地域の空き家という地域資源を活用し、新たな賑わいやビジネスを生み出す絶好の機会です。マルシェ開催によるコミュニティ活性化や、チャレンジショップ整備による若手起業家の育成など、地域の未来につながるプロジェクトを計画している団体は、ぜひ申請を検討してみてください。申請は予算がなくなり次第終了となりますので、早めの準備と申請をおすすめします。