北海道名寄市で町内会活動をされている皆様に朗報です。令和7年度(2025年度)も、町内会と他団体が連携して行う地域活性化事業を支援する「名寄市地域連携事業補助金」が実施されます。この制度を活用すれば、最大10万円の補助を受け、地域の絆を深める新たな取り組みを始めることができます。この記事では、補助金の概要から申請方法、注意点までをプロが分かりやすく解説します。
令和7年度 名寄市地域連携事業補助金の概要
まずは、本補助金の基本的な情報を表で確認しましょう。どのような事業が対象で、誰が申請できるのかを把握することが第一歩です。
項目 | 内容 |
---|---|
補助金名 | 名寄市地域連携事業補助金 |
実施機関 | 北海道 名寄市 |
目的 | 町内会が他の団体等と連携して行う、町内会活動の活性化を図るための事業を支援する |
補助上限額 | 10万円 |
補助率 | 定額 |
対象者 | 名寄市内の町内会、および町内会と連携する団体等 |
申請期間 | 2025年4月1日〜(※締切は市の担当部署にご確認ください) |
どのような事業が対象になるのか?
補助金の目的
この補助金は、単独の町内会活動だけでなく、他の町内会、NPO、ボランティア団体、学校、企業などと連携することで、より効果的で広がりのある活動を促進することを目的としています。連携によって新たなアイデアや活力が生まれ、地域全体の活性化に繋がることが期待されています。
対象となる事業の例
「町内会活動の活性化を図るための事業」であれば、幅広い活動が対象となります。以下に具体例を挙げます。
- 地域の課題解決を目指すイベント(防災訓練、防犯パトロール、環境美化活動など)
- 多世代が交流できるイベントの企画・運営(夏祭り、文化祭、スポーツ大会など)
- 地域の歴史や文化を伝える活動(郷土史マップの作成、伝統行事の継承など)
- 子育て支援や高齢者の見守りなど、福祉に関する取り組み
- 地域の魅力を発信する広報活動(広報誌の発行、ウェブサイトの運営など)
補助対象経費と補助額
補助対象となる経費
事業の実施に直接必要となる経費が対象です。具体的には以下のような費用に活用できます。
- 専門家謝金: イベントの講師や専門家への謝礼
- 通信運搬費: 資料の印刷代、郵送費、ポスター作成費など
- 旅費: 講師の交通費など
- 委託費: イベント運営の一部を外部へ委託する費用
- 借料: 会場や機材のレンタル費用
補助額と補助率
補助額は上限10万円で、補助率は定額です。これは、対象経費として認められた金額がそのまま補助されることを意味します(ただし10万円が上限)。自己負担なしで事業を計画できるため、非常に活用しやすい制度です。
申請手続きの流れ
申請は以下のステップで進みます。特に最初の「事前相談」が非常に重要です。
- 【最重要】担当部署への事前相談
計画している事業が補助金の対象になるか、申請書類の書き方など、必ず事前に市の担当部署へ相談してください。 - 申請書類の準備
事業計画書や収支予算書など、指定された書類を作成します。 - 申請書類の提出
期間内に担当部署へ書類を提出します。 - 審査・交付決定
市による審査が行われ、採択されると交付決定通知が届きます。 - 事業の実施
計画に沿って事業を実施します。 - 実績報告書の提出
事業完了後、成果や経費についての実績報告書を提出します。 - 補助金の交付
実績報告が承認されると、補助金が交付されます。
⚠️ 最重要ポイント:必ず申請前に相談を!
この補助金の最大のポイントは、「必ず申請前に一度担当へご相談ください」と明記されている点です。相談なしに申請しても受理されない可能性があります。事業内容のブラッシュアップや書類作成のアドバイスも受けられるため、まずは気軽に電話してみましょう。
まとめ
「名寄市地域連携事業補助金」は、町内会が主体となって地域の活性化に取り組むための強力なサポート制度です。上限10万円の定額補助という使いやすさに加え、他団体との連携を促すことで、活動の幅を広げるきっかけにもなります。あなたのアイデアで名寄市をさらに元気にするために、この機会をぜひご活用ください。
問い合わせ先・公式情報
申請前の相談や、制度に関する詳しい情報は下記までお問い合わせください。公式サイトで最新情報を確認することも重要です。