愛知県大府市で文化・芸術活動に取り組む皆様へ朗報です。市内で開催する公演や展示会などの文化事業に対し、最高20万円を補助する「令和7年度大府市文化活動事業補助金」の募集が開始されました。この機会に、あなたの創造的な活動をさらに飛躍させてみませんか?この記事では、補助金の詳細から申請方法まで、専門家が分かりやすく解説します。
令和7年度大府市文化活動事業補助金とは?
大府市文化活動事業補助金は、大府市内の団体や市民が主体となって行う芸術・文化活動を支援し、市民文化の振興を図ることを目的とした制度です。音楽コンサート、美術展、演劇公演、伝統芸能の発表会など、幅広い分野の事業が対象となります。「音楽のまち・バイオリンの里おおぶ」を掲げる大府市で、あなたの文化活動を地域に広める絶好のチャンスです。
この補助金の重要ポイント
- ✔ 市内での文化・芸術活動に最高20万円を補助!
- ✔ 個人でも団体でも申請可能!
- ✔ 申請期間は令和7年4月1日から令和8年3月31日までの長期間!
- ✔ 申請は事業開始日までに必要です。
補助金の概要
まずは制度の全体像を把握しましょう。主要な項目を以下の表にまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
補助金名 | 令和7年度大府市文化活動事業補助金 |
実施機関 | 愛知県大府市 |
補助上限額 | 最高20万円 |
補助率 | (補助対象経費 – 収入)の 1/2 |
申請期間 | 令和7年4月1日(火)~ 令和8年3月31日(火) ※予算額に達し次第、受付終了となります。 |
対象事業期間 | 令和7年4月1日(火)~ 令和8年3月31日(火) |
対象となる方(申請資格)
この補助金は、以下の要件を満たす団体または個人が対象です。
対象者の詳細要件
- 団体の場合: 市内に活動の本拠を置き、1年以上継続して文化活動の実績がある団体。構成員は主として市内在住者であることが求められます。
- 個人の場合: 市内に在住し、1年以上継続して文化活動の実績があり、かつ市税を滞納していない個人。
対象外となる場合
注意点として、令和7年度にすでにこの補助金の交付決定を受けている個人または団体は対象外となりますのでご注意ください。
対象となる事業
補助の対象となるのは、以下の4つの条件をすべて満たす事業です。
- 市内に活動の本拠を置く団体・個人が、広く市民を対象に、市内で開催する公演・展示などの芸術・文化事業であること。
- 令和7年4月1日(火)から令和8年3月31日(火)までに実施されること。
- 補助対象経費が5万円以上であること。
- 下記のいずれかの分野に当てはまること。
対象となる文化分野
- 美術: 日本画、洋画、版画、彫塑、工芸、書、写真など
- 音楽: 民謡、吟詠を含む公演、発表
- 舞踊: 民踊を含む公演、発表
- 演劇・大衆芸能: 落語、講談、浪曲、漫才など
- 映画: ビデオを含む制作上映
- 刊行物: 文学(詩、短歌、俳句など)や大府市の郷土文化に関する出版
- その他、市長が認めたもの
対象とならない事業の例
- 国、県、市など他の組織から補助を受けている事業
- 営利目的、宗教的・政治的意図のある事業
- 特定の個人や団体のみを対象とした事業(教室のおさらい会、発表会など)
- 学校や企業での文化活動事業
- 寄付などのチャリティー事業
補助対象経費と補助金額
補助の対象となる経費
事業の実施に直接必要となる以下の経費が対象です。
会場費、音響照明費、著作権使用料、印刷費、駐車場整理・託児・受付謝礼、看板制作費、案内状郵送料など
補助の対象とならない経費
以下の経費は対象外ですので、計画の際に注意してください。
講師謝礼、衣装費、運搬費、楽譜料、振付料、原稿料、出演料、マネジメント料、食糧費、記念品代、交通費、団体の運営事務費など
補助金額の計算方法
補助金額は、以下の式で計算され、上限20万円となります。
(補助対象経費の合計額 ー 事業収入の合計額) × 1/2
※事業収入とは、入場料、広告料、企業協賛金、売上金などを指します。
※計算結果の1,000円未満の端数は切り捨てられます。
申請手続きの流れ
申請は簡単なステップで完了します。事前に流れを確認しておきましょう。
-
1
手引と申請用紙の入手大府市の公式ウェブサイトから「文化活動事業補助金の手引」と申請用紙をダウンロードします。内容をよく読み、不明な点は事前に問い合わせておくとスムーズです。
-
2
申請書類の作成・提出申請用紙に必要事項を記入し、事業計画書や収支予算書などの必要書類を添付します。必ず事業開始日までに、文化交流課の窓口へ提出してください。
-
3
審査・交付決定提出された書類に基づき市で審査が行われ、補助金の交付が決定されると通知が届きます。
まとめ
「令和7年度大府市文化活動事業補助金」は、市内で文化・芸術活動を行う方々にとって、活動の幅を広げる大きな支援となる制度です。補助上限額は20万円と決して小さくなく、会場費や印刷費など、活動に不可欠な経費に充当できます。申請難易度も比較的低いため、対象となる方はぜひ積極的に活用を検討してみてください。申請は事業開始前までに行う必要がありますので、計画的に準備を進めましょう。