大阪府の障がい福祉事業者様必見!強度行動障がい支援者養成研修(基礎研修)のご案内
大阪府内の障がい福祉サービス事業所等で働く皆様へ。令和7年度の「強度行動障がい支援者養成研修(基礎研修)」の実施要領が公開されました。この研修は、強度行動障がいを持つ方への適切な支援スキルを習得し、サービスの質を向上させるだけでなく、報酬加算の算定要件にも関わる重要な研修です。本記事では、研修の目的から具体的な申込方法、注意点までを専門家が分かりやすく解説します。
この研修の重要ポイント
- 人材育成:強度行動障がいへの理解を深め、適切な支援ができる専門職員を育成します。
- 報酬加算:研修修了者がいることで、特定の障害福祉サービス等報酬改定における加算要件を満たす可能性があります。
- サービス向上:利用者様への支援の質が向上し、事業所の信頼性アップに繋がります。
- 虐待防止:障がい特性の正しい理解は、不適切な対応や虐待の防止に不可欠です。
令和7年度 研修概要
本研修の基本情報を表にまとめました。対象者や内容をしっかり確認しましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
研修名 | 令和7年度 大阪府強度行動障がい支援者養成研修【基礎研修】 |
目的 | 強度行動障がいを有する者に対し、適切な支援を行う職員の人材育成 |
対象者 | 原則として、大阪府内の障がい福祉サービス事業所等で、知的障がい・精神障がいのある児者の支援業務に従事している、または従事予定の者。連携医療機関の医療従事者や支援学校の教員等も対象。 |
定員 | 810名程度 |
受講料 | 6,000円 |
実施機関 | 大阪府障がい者自立相談支援センター |
研修内容とスケジュール
研修は配信講義(1日目)と集合形式の演習(2日目)の2日間で構成されています。詳細な日程と会場を確認してください。
研修カリキュラム
- 第1日(配信講義): 強度行動障がいと制度、障がいへの理解、家族の思い、実践報告など
- 第2日(演習): 権利擁護と虐待防止、困っていることの体験、行動から障がい特性を読み取る演習など
日程・会場
区分 | 日程・会場 |
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第1日(配信講義) | 詳細は受講決定通知書で案内されます。 |
第2日(演習) |
以下のいずれか1日(府が指定) 【日程】令和7年9月9日(火), 10日(水), 24日(水), 25日(木), 26日(金), 10月7日(火), 8日(水) 【会場】 ・9/9, 9/10: 西成区民センター ・9/24, 9/25, 9/26: 大阪府教育会館 たかつガーデン ・10/7, 10/8: NORBDENCE 福島区民センター ※日程の選択・変更はできません。 |
申込手続きと注意点
申込はインターネット経由のみとなります。期間が短いため、早めに準備を進めましょう。
申込期間
令和7年6月19日(木)午前10時 ~ 6月27日(金)午後5時まで
申込手順
- アカウント登録:申込には「大阪府行政オンラインシステム」のアカウントが必要です。事前に登録を済ませておきましょう。
- 申込フォームへアクセス:下記の公式サイトリンクから、強度行動障がい支援者養成研修(基礎研修)のページに進み、「受講申込みはこちら」をクリックします。
- 必要事項の入力:フォームの指示に従い、必要情報を正確に入力します。特に、同一事業所から複数名申し込む場合は、事業所内での優先順位と理由を必ず入力してください。
- 申込完了:入力内容を確認し、期間内に申込みを完了させます。
受講決定と注意点
- 受講決定通知:8月上旬頃に「大阪府行政オンラインシステム」により通知予定です。郵送での通知はありません。
- 受講の優先順位:定員を超えた場合、現に強度行動障がいの状態を示す方を支援している事業所の方などが優先されます。
- 修了証書の交付:全日程を修了した方に大阪府知事名の修了証書が交付されます。10分以上の遅刻・早退や受講態度不良の場合は欠席とみなされ、交付されません。
- キャンセル:受講決定後のキャンセルは、来年度の受講決定の優先順位が下がる場合があるためご注意ください。
まとめと公式情報
「強度行動障がい支援者養成研修」は、職員のスキルアップと事業所の経営基盤強化に直結する重要な研修です。報酬加算も見据え、対象となる職員の方はぜひ受講をご検討ください。申込期間が限られていますので、計画的な準備をお勧めします。
お問い合わせ先
大阪府障がい者自立相談支援センター 地域支援課
「強度行動障がい基礎研修」担当
電話番号: 06-6692-5261
メール: jiritsusodan-c01@gbox.pref.osaka.lg.jp