岡山県の訪問介護事業所様へ朗報!人材育成と経営改善を強力に支援する補助金
岡山県では、深刻な人材不足に直面している訪問介護サービスの提供体制を確保するため、「令和7年度 岡山県訪問介護等サービス提供体制確保支援事業」を実施します。この事業は、経験の浅いヘルパーの育成をサポートする「同行支援事業」と、事業所の経営基盤を強化する「経営改善支援事業」の2本柱で構成されており、地域に不可欠な在宅介護サービスを支える事業者を力強く後押しします。
補助金のポイント
- ✔ 新人ヘルパー育成:ベテランの同行指導にかかる人件費を補助!
- ✔ 経営基盤強化:専門家への相談費用を最大40万円補助!
- ✔ 補助率10/10:対象経費を全額補助(上限あり)で手厚くサポート!
- ✔ 申請期限:令和7年10月20日(月)必着
補助金制度の概要
本補助金の基本情報を表にまとめました。申請前に必ずご確認ください。
項目 | 内容 |
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補助金名 | 令和7年度 岡山県訪問介護等サービス提供体制確保支援事業補助金 |
実施機関 | 岡山県 子ども・福祉部 長寿社会課 |
対象事業者 | 岡山県内で指定を受けた以下の事業所 ・訪問介護事業所 ・定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所 ・夜間対応型訪問介護事業所 |
申請受付期間 | 令和7年9月19日(金)~ 令和7年10月20日(月)必着 |
公式サイト | 岡山県庁公式サイト |
2つの支援事業の詳細
本補助金は、事業所のニーズに合わせて選べる2つの支援メニューが用意されています。
1. 経験年数が短いホームヘルパー等への同行支援事業
経験豊富なヘルパーが新人ヘルパーに同行し、OJT形式で指導を行う際の指導役職員の人件費(賃金)を補助します。これにより、新人が安心して業務を習得できる環境を整え、サービスの質の向上と早期離職の防止を図ります。
補助基準額(1回あたり) | |
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30分未満の同行支援 | 2,500円(中山間地域等は3,500円) |
30分以上の同行支援 | 4,000円(中山間地域等は5,000円) |
※経験年数の短いヘルパー1人につき30回までが上限です。 |
2. 経営改善支援事業【新規】
各種加算の新規取得や経営基盤の強化を目指し、専門家(コンサルタント、社会保険労務士等)へ相談・支援を依頼する経費を補助します。専門的な知見を活用し、事業所の持続的な成長をサポートします。
補助上限額 | 1事業所あたり 40万円 |
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補助率 | 10/10(定額) |
対象経費 | 専門家への委託料、報償費、旅費、役務費など |
【重要】申請時の注意点
- 予算の範囲内での交付:申請多数の場合、審査により採択されない、または予告なく受付が終了する可能性があります。
- 期限厳守:令和7年10月20日(月)必着です。期限を過ぎた申請は受け付けられません。
- 経営改善支援事業の対象経費:原則として、県の交付決定後に契約・実施した経費が対象となります。
- 申請単位:申請は法人単位で行いますが、事業計画書(様式1-2)は事業所ごとに作成が必要です。
申請手続きの流れ
申請から補助金交付までの基本的な流れは以下の通りです。
- 【STEP 1】必要書類の準備
- 【STEP 2】申請書の提出
- 【STEP 3】審査・交付決定
- 【STEP 4】事業の実施
- 【STEP 5】実績報告
- 【STEP 6】補助金の交付
公式サイトから申請様式をダウンロードし、事業計画書や見積書など、申請に必要な書類を揃えます。
郵送または電子メールで、期限内に岡山県長寿社会課へ提出します。
県による審査が行われ、採択されると交付決定通知書が届きます。
交付決定後、計画に沿って事業(同行支援やコンサルティング)を実施します。
事業完了後、定められた期日までに実績報告書を提出します。
実績報告の内容が審査され、補助金額が確定した後、指定口座に補助金が振り込まれます。
主な必要書類
申請する事業によって必要書類が異なります。詳細は必ず交付要綱をご確認ください。
- 【共通】交付申請書(様式第1号)、誓約書(法人用)
- 【同行支援事業】所要額調(様式1-1)、事業計画書(様式1-2)
- 【経営改善支援事業】経営改善計画書(様式1-3)、専門家が確認できる資料、見積書の写し等
申請・問い合わせ先
本補助金に関するご不明点や申請手続きについては、下記までお問い合わせください。
岡山県 子ども・福祉部 長寿社会課 介護保険推進班
所在地: 〒700-8570 岡山市北区内山下2-4-6
電話番号: 086-226-7324
メールアドレス: choju-kaigo@pref.okayama.lg.jp