旭川空港の未来を拓く!航空運送事業者様向け強力支援

北海道旭川市では、旭川空港の航空ネットワーク拡充と利便性向上を目指し、「旭川空港新規路線就航促進助成金」(令和7年度)を実施します。この制度は、旭川空港に新規路線を開設したり、既存路線を増便したりする航空運送事業者に対し、運航にかかる経費の一部を助成するものです。観光やビジネス需要の取り込みを促進し、地域の活性化に繋げることを目的としています。

この助成金の3つの注目ポイント

  • 上限なしの強力な支援: 事業規模に応じた柔軟な支援が可能です。
  • 初期投資をカバー: 新規路線開設時の施設整備費や機器導入費などを補助します。
  • 冬期運航もサポート: 北海道ならではのデアイシング(除氷)作業費用も対象となります。

助成金の概要

制度名 旭川空港新規路線就航促進助成金(令和7年度)
実施機関 旭川市 / 旭川空港新規路線就航支援事業実行委員会
公募期間 2025年4月1日〜
補助上限額 上限なし
補助率 ・新規路線開設助成金:1/2以内
・デアイシング助成金:1/3以内
目的 経営改善・経営強化、販路開拓・販路拡大

対象となる事業者

この助成金の対象となるのは、以下の条件を満たす事業者です。

旭川空港に新規路線の開設や既存路線の増便などを行う航空運送事業者

支援内容の詳細

支援は、旭川空港新規路線就航支援事業実行委員会の予算の範囲内で行われ、主に2つの助成金から構成されます。

(1) 新規路線開設助成金

新規路線の開設初期にかかる費用を支援します。これにより、就航時の経済的負担を大幅に軽減できます。

  • 対象経費:施設整備費、機器導入費、施設利用料など
  • 補助率:対象経費の2分の1以内

(2) デアイシング助成金

冬期の安定的な運航を支えるため、航空機の除氷作業にかかる費用を支援します。

  • 対象期間:冬期運航便(11月~翌3月)
  • 対象経費:デアイシング作業に要する経費
  • 補助率:対象経費の3分の1以内

申請の注意点

■ 予算の範囲内での支援
本助成金は「旭川空港新規路線就航支援事業実行委員会」の予算の範囲内で支援が行われます。申請を検討される事業者は、必ず事前に担当窓口へ相談することをお勧めします。

申請手続きの流れ

  1. STEP 1: 事前相談
    まずは事業計画の概要をまとめ、下記の問い合わせ先へ連絡し、助成金の対象となるか、予算状況などを確認します。
  2. STEP 2: 申請書類の準備
    担当窓口の案内に従い、必要な申請書類を準備します。事業計画書や経費の見積書などが想定されます。
  3. STEP 3: 申請
    指定された方法で申請書類を提出します。
  4. STEP 4: 審査・交付決定
    実行委員会による審査が行われ、採択されると交付決定通知が届きます。

まとめ

「旭川空港新規路線就航促進助成金」は、旭川空港の航空ネットワークを強化し、地域経済の活性化を目指す航空運送事業者にとって非常に魅力的な制度です。上限額が設定されていないため、大規模な事業展開も視野に入れることができます。旭川空港への新規就航や増便を計画している事業者の皆様は、ぜひこの機会に活用を検討してみてはいかがでしょうか。

お問い合わせ先

旭川空港新規路線就航支援事業実行委員会事務局
(旭川市地域振興部交通空港課内)

  • 住所: 〒070-8525 旭川市7条通10丁目 第二庁舎3階
  • 電話番号: 0166-73-7616
  • ファクス番号: 0166-27-3466
  • 受付時間: 午前8時45分から午後5時15分まで