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【令和7年度】東京都の太陽光発電助成金|最大598万円超!申請方法から上乗せ条件まで徹底解説 | 助成金・補助金インサイト
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【令和7年度】東京都の太陽光発電助成金|最大598万円超!申請方法から上乗せ条件まで徹底解説

最大助成額
599万円
申請締切
2026/3/31
採択率
90.0%
実施機関
東京都...

詳細情報

【令和7年度】東京都の太陽光発電導入促進事業が開始!

2030年のカーボンハーフ実現を目指す東京都では、省エネ・再エネ住宅の普及を加速させるため、令和7年度も大規模な助成事業「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」を実施します。その中核となるのが、住宅への太陽光発電システム導入を支援するこの助成金です。

この記事では、太陽光発電システムの新規設置を検討している都民の皆様に向けて、令和7年度の助成金制度の概要、補助額、申請方法、注意点まで、専門家が分かりやすく徹底解説します。

この記事でわかること

  • 令和7年度の助成金の正確な補助金額と計算方法
  • 誰が対象?助成を受けられる人の条件
  • 失敗しないための申請手順とスケジュール
  • 見落としがちな重要注意点とQ&A

最重要!押さえるべき4つのポイント

詳細を見る前に、この助成金で最も重要なポイントを4つご紹介します。これを知っているだけで、スムーズな申請が可能です。

1. 契約前の「事前申込」が絶対条件!

最も重要な注意点です。太陽光発電システムの設置契約を締結する前に、必ず「事前申込」を済ませる必要があります。申込前に契約すると助成対象外となるため、絶対に忘れないでください。

2. 国や区市町村の補助金と併用可能

この助成金は、国の「住宅省エネ2025キャンペーン」やお住まいの区市町村が実施する補助金との併用が原則可能です。自己負担を大幅に減らせるチャンスなので、積極的に活用しましょう。(※都やクール・ネット東京が実施する他の同種の助成金とは併用不可)

3. 予算額は約702億円と大規模

令和7年度の事業予算は、関連事業全体で約702億円と非常に大規模です。予算切れの心配は少ないと考えられますが、申請は早めに行うことをおすすめします。

4. スピーディな電子申請を推奨

申請はオンラインでの電子申請が強く推奨されています。Web上で審査状況を確認でき、交付決定通知も電子で受け取れるため、手続きがスムーズに進みます。

助成金制度の概要

まずは制度の全体像を把握しましょう。基本情報を表にまとめました。

事業名 災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業
(家庭における太陽光発電導入促進事業)
実施団体 東京都 / 公益財団法人東京都環境公社(クール・ネット東京)
目的 省エネ性に優れ、災害にも強く、健康にも資する住宅の普及拡大を促進するため
令和7年度予算額 約702億円(事業全体)
事業実施期間 令和9年度まで(助成金の交付は令和11年度まで)
令和7年度申請期間 令和7年6月30日 ~ 令和8年3月31日

あなたは対象?助成対象者と主な要件

助成対象者

以下のいずれかに該当する方が対象となります。

  • 太陽光発電システムを所有する個人
  • 太陽光発電システムを所有する法人
  • 太陽光発電システムを所有する管理組合
  • リース等で都内住宅にシステムを設置し貸与する事業者

主な助成要件

助成を受けるには、設置するシステムが以下の要件を満たす必要があります。

  • 未使用品であること。
  • 都内の住宅またはその敷地内新規に設置されたものであること。
  • 発電した電力は、居住部分で使用するものであること。
  • システムの発電出力が50kW未満であること。
  • 指定された認証(JETPVm認証など)を受けた太陽電池モジュールであること。

※詳細は必ず公式サイトの「助成金申請の手引き」をご確認ください。

補助額はいくら?詳細な計算方法と上乗せ助成

補助額は、住宅の種類(新築/既存)と太陽光パネルの発電出力(kW)によって決まります。さらに、条件を満たすことで様々な上乗せ助成が受けられます。

太陽光発電システム本体の助成額

住宅の種類 発電出力 助成単価 上限額
新築住宅 3.6kW以下 12万円/kW 36万円
3.6kW超 10万円/kW
既存住宅 3.75kW以下 15万円/kW 45万円
3.75kW超 12万円/kW

豊富な上乗せ助成メニュー

特定の条件を満たすことで、以下の助成が上乗せされます。

  • 架台設置経費(陸屋根): 10万円/kW または 20万円/kW
  • 防水工事経費(陸屋根・既存住宅): 18万円/kW
  • 優れた機能性を有する太陽光発電システム: 8万円など(一覧で要確認)
  • リフォーム瑕疵保険への加入: 1契約あたり7,000円

【注目】パワーコンディショナの更新も対象

既に太陽光発電システムを設置済みの方も対象です。システムの継続利用のためにパワーコンディショナのみを交換する場合、最大10万円(対象経費の1/2)の助成が受けられます。

申請から入金までの5ステップ

申請手続きは以下の流れで進みます。特に「事前申込」のタイミングが重要です。

1

事前準備

設置業者を選定し、助成金申請用の見積書を取得します。

2

【重要】事前申込(電子申請)

契約前に、クール・ネット東京のウェブサイトから事前申込を行います。この時点で「事前申込受付番号」が発行されます。

3

契約・工事着手

事前申込受付通知を受け取った後、業者と正式に契約し、工事を開始します。

4

交付申請 兼 実績報告

工事完了後、速やかに必要な書類(契約書、領収書、写真など)を揃えて、交付申請兼実績報告を提出します。

5

審査・交付決定・入金

クール・ネット東京による審査後、交付決定兼額確定通知書が届き、指定の口座に助成金が振り込まれます。

申請前に確認!注意点とQ&A

キャッシュバックの取り扱い

業者からのキャッシュバック(商品券やポイント含む)を利用する場合、その金額は助成対象経費から除外する必要があります。契約書等にキャッシュバック予定額を明記して提出してください。

よくある質問 (Q&A)

Q. 申請状況はどこで確認できますか?

A. 電子申請の場合、クール・ネット東京のウェブサイト上にある「申請状況確認」ページから確認できます。確認には「事前申込受付番号」が必要です。電話での進捗確認はできません。

Q. 申請手続きを業者に代行してもらえますか?

A. はい、多くの設置業者が手続き代行に対応しています。代行を依頼する場合、交付決定通知書は郵送で届きます(本人申請の場合はマイページでの電子通知)。

Q. 太陽光パネルの処分はどうすればいいですか?

A. 東京都では、使用済み住宅用太陽光パネルのリサイクル費用の一部を補助する制度もあります。パネルの取り外しを依頼する業者に相談し、適切なリサイクルをお願いします。

まとめ:都の強力な支援を活用しよう!

東京都の太陽光発電導入促進事業は、高額な初期費用を大幅に軽減できる非常に魅力的な制度です。特に、国や区市町村の制度と組み合わせることで、最小限の自己負担で太陽光発電を導入できる可能性があります。

成功の鍵は、「契約前の事前申込」を忘れないことです。この記事を参考に、計画的に準備を進め、ぜひこの機会にクリーンで災害に強いエネルギーをご家庭に導入してみてはいかがでしょうか。

お問い合わせ先

窓口 クール・ネット東京 温暖化対策推進課 創エネ支援チーム 太陽光担当
電話番号 03-6633-3821
受付時間 平日 9:00~17:00 (祝祭日・年末年始を除く)

助成金詳細

実施機関 東京都環境局 / 公益財団法人東京都環境公社(クール・ネット東京)
最大助成額 599万円
申請締切 2026/3/31
採択率 90.0%
難易度
閲覧数 7

対象者・対象事業

都内の住宅に太陽光発電システムを新規に設置する個人、法人、管理組合、またはリース等で機器を貸与する事業者。

お問い合わせ

クール・ネット東京 温暖化対策推進課 創エネ支援チーム 太陽光担当
電話:03-6633-3821 (平日9:00~17:00)