はじめに:西東京市の地域活動を力強くサポート!
東京都西東京市では、地域コミュニティの主役である自治会や町内会が主催する、地域の課題解決や活性化に繋がる取り組みを支援するための「自治会・町内会等活性化補助金」を実施しています。お祭りや防災訓練、美化活動など、あなたの団体のアイデアを形にする絶好のチャンスです。この記事では、令和7年度の補助金について、対象者から申請方法、注意点までをプロの視点で分かりやすく解説します。
この記事のポイント
- 西東京市内の自治会・町内会、マンション管理組合が対象
- 補助金額は基本額12,000円+世帯数に応じた加算
- お祭り、防災訓練、清掃活動、見守り活動など幅広い事業が対象
- 申請は郵送、窓口、Eメールで可能
「自治会・町内会等活性化補助金」の概要
まずは、補助金の基本的な情報を確認しましょう。
補助金名 | 令和7年度 自治会・町内会等活性化補助金 |
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実施団体 | 東京都 西東京市 |
対象者 | 西東京市内にある自治会・町内会、マンション管理組合 |
補助金額 | 1団体あたり12,000円 + (加入世帯数 × 200円) ※上限あり |
申請期間 | 令和7年7月1日(月)~ 令和7年11月29日(金) |
公式サイト | 西東京市公式サイト |
補助金の対象となる団体と事業
申請できるのはどんな団体?
この補助金を申請できるのは、西東京市内にある以下の団体です。
- 自治会・町内会: 市内の一定地域内の住民が自主的・民主的に組織し、運営している団体。
- マンション管理組合: 自治会・町内会に加入していない管理組合。
⚠ 注意点
マンションの住民が地域の自治会・町内会に加入している場合、申請できるのは自治会・町内会のみとなり、管理組合は申請できません。
どんな活動が対象になるの?
地域福祉の促進と地域づくりのために、年度内(令和7年4月1日~令和8年3月31日)に行う事業が対象です。具体的には、以下のような活動が挙げられます。
- 地域住民交流: お祭り、運動会、子ども交流会など
- 地域美化活動: 地域清掃、花植え、植栽管理など
- 見守り活動: 高齢者や子どもの見守り、パトロールなど
- 防災・防犯活動: 避難訓練、学習会、危険箇所改善など
- 運営体制整備: 加入促進チラシ作成、広報誌作成、HP作成など
対象外となる事業
宗教・政治活動、営利目的の事業、飲食のみを目的とした事業、他の補助金(例:東京都地域の底力発展事業助成)を活用している事業などは対象外です。
気になる補助金額と対象経費
補助金はいくらもらえる?
補助金の上限額は、以下の合計金額(1,000円未満切り捨て)となります。
① 基本額 12,000円 + ② 世帯数加算 (加入世帯数 × 200円)
※世帯数加算を受けるには、加入世帯数が確認できる名簿等の提出が必要です。
【補助金上限額の計算例】
加入世帯数 | 計算式 | 補助金上限額 |
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50世帯 | 12,000円 + (50世帯 × 200円) | 22,000円 |
100世帯 | 12,000円 + (100世帯 × 200円) | 32,000円 |
500世帯 | 12,000円 + (500世帯 × 200円) | 112,000円 |
何に使える?補助対象経費一覧
事業を実施するために直接必要となる経費が対象です。主な経費は以下の通りです。
⭕ 補助対象経費 | ❌ 補助対象外経費 |
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申請から交付までの完全ガイド
申請手続きの4ステップ
申請から事業実施までの大まかな流れは以下の通りです。
- 必要書類の準備
申請書、事業計画書、収支予算書、会則、加入世帯名簿などを用意します。様式は市のホームページからダウンロードできます。 - 申請書の提出
申請期間内に、窓口・郵送・Eメールのいずれかの方法で協働コミュニティ課へ提出します。 - 交付決定通知の受領
市による審査後、約1か月で交付または不交付の決定通知が届きます。 - 事業の実施 → 実績報告
事業を実施し、完了後30日以内または年度末までに実績報告書を提出します。
実績報告の重要ポイント
補助金を受け取るためには、事業完了後の実績報告が不可欠です。以下の3点を必ず押さえておきましょう。
- 領収書等の保管: 宛名が団体名で、品名・単価・数量が明記された領収書やレシートの原本を5年間保管してください(提出はコピーでOK)。
- 写真撮影: 事業の実施状況が分かる写真を必ず撮影してください。
- 期限内提出: 事業終了後30日以内、または年度末のいずれか早い日までに実績報告書を提出してください。
よくある質問(Q&A)
Q. 既に実施した事業でも申請できますか?
A. はい、可能です。年度内(4月1日~翌年3月31日)に実施する事業が対象です。ただし、事業の様子が分かる写真や領収書など、実績報告に必要な書類が揃っている場合に限ります。
Q. 事業が雨で中止になりました。準備費用は対象になりますか?
A. はい、準備のために支出した経費は補助対象となります。事業の中止や変更が決まった際は、速やかに市へ連絡してください。
Q. 実績報告で提出する領収書はレシートでも良いですか?
A. はい、レシートの写しで構いません。ただし、レシートの余白などに団体名(正式名称)を忘れずに記載してください。なお、納品書や請求書は領収書の代わりにはなりません。
まとめと問い合わせ先
西東京市の「自治会・町内会等活性化補助金」は、地域の絆を深め、より良いまちづくりを進めるための強力なツールです。計画的に活用することで、これまで実現が難しかった活動にもチャレンジできるかもしれません。この機会にぜひ補助金の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
不明な点や詳細については、下記の担当課へお問い合わせください。
お問い合わせ先
西東京市生活文化スポーツ部 協働コミュニティ課
住所:〒188-8666 西東京市南町5-6-13 田無第二庁舎5階
電話:042-420-2821
Eメール:kyoudou@city.nishitokyo.lg.jp