【令和7年度】鯖江市の事業者必見!男性育休で最大20万円の助成金

福井県鯖江市では、男性の育児休業取得を推進する市内事業者を支援するため、「鯖江市男性育児休業取得促進支援助成金」を設けています。この制度は、国の「両立支援等助成金(出生時両立支援コース)」に上乗せして支給されるもので、企業の負担を軽減し、働きやすい職場環境づくりを後押しします。本記事では、この魅力的な助成金の詳細と、受給額を最大化するポイントについて詳しく解説します。

この助成金のポイント

  • 国の助成金に上乗せ:国の「両立支援等助成金」の支給決定が前提
  • 高額な助成:育休取得者1人あたり15万円を支給
  • さらに増額も:「さばえfamily holiday宣言企業」認定で20万円に増額!
  • 対象者:鯖江市内に事業所を持つ事業主

助成金の概要

まずは「鯖江市男性育児休業取得促進支援助成金」の基本的な情報を確認しましょう。

制度名 【令和7年度】鯖江市男性育児休業取得促進支援助成金
実施機関 福井県鯖江市
目的 男性が育児休業を取得しやすい職場環境の整備を促進し、仕事と子育ての両立を支援する。

対象となる事業者

この助成金を受給するには、以下の要件をすべて満たす必要があります。

  • 国の制度である「両立支援等助成金(出生時両立支援コース)」の支給決定を受けていること。
  • 鯖江市内に事業所を有していること。
  • 申請時点で市税の滞納がないこと。
  • 助成対象となる育児休業取得者が、鯖江市内の事業所に勤務していること。

注意点:まず国の助成金の申請・受給が必須となります。国の制度については、福井労働局 雇用環境・均等室(TEL:0776-22-3947)へお問い合わせください。

助成金額|最大20万円に増額する方法

助成金額は、対象となる育児休業取得者1人につき15万円です。しかし、さらに増額される優遇措置があります。

「さばえfamily holiday宣言企業」認定で20万円に!

鯖江市が推進する「さばえfamily holiday宣言企業」に認定されると、助成金額が1人あたり20万円に増額されます。これは、従業員のワークライフバランス推進に積極的に取り組む企業を市が応援する制度です。

区分 助成金額(1人あたり)
通常企業 15万円
さばえfamily holiday宣言企業 20万円

この認定制度は、男性育休助成金だけでなく、「育児休業業務代替支援助成金」や「多様な働き方導入推進事業補助金」など、他の鯖江市の支援制度でも優遇が受けられます。人材確保や企業イメージ向上にも繋がるため、ぜひ認定の取得をご検討ください。

申請手続きの流れ

申請は以下のステップで進めます。期限が定められているため、計画的に準備しましょう。

  1. 国の助成金を受給
    まず、厚生労働省の「両立支援等助成金(出生時両立支援コース)」を申請し、支給決定通知書を受け取ります。
  2. 鯖江市へ助成金を申請
    国の支給決定を受けた日から60日以内に、鯖江市へ必要書類を提出します。
  3. 交付決定
    市が申請内容を審査し、交付決定通知書が送付されます。
  4. 請求書の提出
    交付決定通知書を受け取ったら、市へ請求書を提出します。
  5. 助成金の交付
    指定した金融機関口座に助成金が振り込まれます。

申請に必要な書類

  • 助成金交付申請書(様式第1号)
  • 国の両立支援等助成金支給決定通知書の写し
  • 国の両立支援等助成金支給申請書の写し
  • 国助成金申請時の添付資料の写し
  • 完納証明書(市税)

申請書様式は鯖江市の公式ウェブサイトからダウンロードできます。

鯖江市では、男性育休支援以外にも、事業者を支える多様な助成金制度を用意しています。併用できる可能性もあるため、ぜひご確認ください。

まとめ

「鯖江市男性育児休業取得促進支援助成金」は、国の制度と連携することで、男性の育休取得を強力に後押しする制度です。特に「さばえfamily holiday宣言企業」の認定を受けることで、助成額が15万円から20万円へと大幅にアップする点は大きな魅力です。この機会に、働きやすい職場環境の整備を進め、助成金を活用してみてはいかがでしょうか。まずは国の助成金から手続きを進め、期限内に鯖江市へ申請を行いましょう。