兵庫県の商店街活性化を強力に後押し!共同施設整備の費用を支援します
兵庫県では、県内の商店街や小売市場が実施する共同施設の整備を支援する「商店街・小売市場共同施設建設費助成事業」を実施しています。この制度は、アーケードの改修や街路灯のLED化、防犯カメラの設置など、商店街の魅力と安全性を高める取り組みを県と市町が連携してサポートするものです。老朽化した施設の改修や、新たな魅力創出をお考えの商店街関係者の皆様は、ぜひご活用ください。
この助成金のポイント
- 手厚い補助率: 県と市町合わせて経費の1/3以上を補助!
- 幅広い対象施設: アーケード、街路灯、防犯カメラからトイレ、休憩所まで多岐にわたる施設が対象。
- 市町による上乗せも: 神戸市のように、県の上限額を超える独自の支援制度を設けている場合もあります。
- 安全・安心な街づくり: 防犯カメラ設置や街路灯のLED化で、誰もが安心して買い物できる環境を実現。
助成事業の概要
本事業の基本的な情報を表にまとめました。申請を検討される際の参考にしてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限額(県) | 400万円 ※市町によって上乗せ制度がある場合があります。(例:神戸市は最大700万円) |
| 補助率 | 県:1/6、市町:1/6以上 (合計1/3以上) |
| 対象者 | 兵庫県内の商店街・小売市場(商店街振興組合、事業協同組合、任意の商店街団体など) |
| 申請窓口 | 事業を実施する場所の各市町商業担当課 |
| 申請期間 | 随時受付(予算がなくなり次第終了となるため、早めの相談を推奨) |
補助の対象となる事業
対象となる共同施設(例)
以下のような、商店街等が共同で利用・管理する施設の「建設、改修、取得、撤去」が対象となります。
- アーケード、アーチ、街路灯
- 防犯カメラシステム、消防用設備
- (多目的)トイレ、休憩所、会館、集会室
- 駐車場、駐輪場(来街者向け)
- カラー舗装、広場、小公園、緑化施設(花壇など)
- ストリートファニチャー(モニュメント、ベンチなど)
対象経費と注意点
⚠️ ご注意ください
- 原則として、総事業費100万円以上の事業が対象です。(市町により要件が異なる場合があります)
- 土地の取得費や造成費は対象外となります。
- 他の国や県の補助金を受ける事業は対象外です。
申請から受給までの流れ
申請手続きは、事業を実施する市町を通じて行います。一般的な流れは以下の通りです。
- Step 1: 事前相談
まずは事業計画を持って、所在地の市町商業担当課へ相談しましょう。 - Step 2: 申請書類の提出
事業着手予定日の1ヶ月前までに、市町の定める様式で申請書類を提出します。 - Step 3: 交付決定
審査後、市町から交付決定通知が届きます。この通知を受けてから事業に着手してください。 - Step 4: 事業の実施
計画に沿って、施設の建設や改修工事などを実施します。 - Step 5: 実績報告
事業完了後、定められた期間内(例:完了後30日以内)に実績報告書を提出します。 - Step 6: 補助金の受領
報告書の内容が確定した後、請求手続きを行い、補助金が振り込まれます。
お問い合わせ・公式サイト
本助成金の申請や詳細に関するご相談は、事業を実施する各市町の商業担当課が窓口となります。まずは、お気軽に所在地の市役所・町役場へお問い合わせください。
兵庫県 担当部署
産業労働部 地域経済課 商業活性化班
電話:078-341-7711 (内線:3564・3565)
まとめ
「商店街・小売市場共同施設建設費助成事業」は、商店街が抱える施設の老朽化や魅力向上といった課題を解決するための強力な支援策です。県と市町が連携することで、事業者の負担を軽減し、地域経済の活性化を図ります。この機会を活かし、より魅力的で安全な商店街づくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。
対象者・対象事業
兵庫県内の商店街振興組合、事業協同組合、その他商店街活動を行う任意の団体など。
必要書類(詳細)
交付申請書, 事業実施団体概要調書, 事業収支予算書, 事業計画書, 見積書, 設置場所の図面・現況写真, 団体の規約・役員名簿など。※詳細は申請する市町の要綱をご確認ください。
対象経費(詳細)
共同施設(アーケード、街路灯、防犯カメラ、トイレ、休憩所、会館、駐車場、カラー舗装、広場、ストリートファニチャー等)の建設、改修、取得、撤去に要する経費。※土地の取得・造成費は除く。