兵庫県揖保郡太子町にお住まいの方に朗報です!住宅に太陽光発電システムと蓄電池をセットで導入すると、最大で合計58.5万円の補助金が受けられる制度が始まります。環境に貢献しながら、電気代の削減も目指せる絶好の機会です。この記事では、制度の詳細や申請方法を分かりやすく解説します。
太子町「自家消費型住宅用太陽光発電設備等導入補助事業」の概要
この補助金は、太子町が地球温暖化対策の一環として、家庭での再生可能エネルギー利用を促進するために実施するものです。発電した電気を自宅で消費する「自家消費」を目的とした太陽光発電設備と蓄電池の同時導入が対象となります。
制度のポイント
- 太陽光発電と蓄電池のセット導入が必須
- 最大で合計58.5万円の高額補助
- 申請受付は令和7年10月1日から先着順
- 予算は10件相当のため、早期の準備が重要
補助金額と上限について
補助金額は、導入する設備の種類ごとに算出され、その合計額が交付されます。具体的な計算方法は以下の通りです。
設備種類 | 補助金額の計算方法 | 上限額 |
---|---|---|
屋根置型太陽光発電設備 | 公称最大出力(kW) × 7万円 ※小数点以下切り捨てて計算 |
5kW(35万円) |
定置用蓄電池 | 蓄電池価格(工事費込・税抜)の1/3 ※上限14.1万円/kWh |
5kWh(23.5万円) |
計算例:太陽光4.5kW、蓄電池5.0kWhを導入した場合
- 太陽光発電: 4kW × 7万円 = 28万円
- 蓄電池: 上限額 23.5万円
- 合計補助額: 28万円 + 23.5万円 = 51.5万円
補助対象者の主な条件
補助金を受けるためには、以下のすべての条件を満たす必要があります。申請前に必ずご確認ください。
- ✅ 太子町内で自ら所有し、居住する住宅に設備を導入する方
- ✅ 太陽光発電と蓄電池を一体的に新規導入する方
- ✅ FIT(固定価格買取制度)やFIP制度の認定を取得しない方
- ✅ 発電量の30%以上を自家消費する方
- ✅ 国など、他の補助金制度と併用しない方
- ✅ 町税および県税の滞納がない方
申請期間とスケジュール
申請受付期間 | 令和7年10月1日(水)から ※予算額(585万円)の上限に達し次第、受付を終了します。 |
受付方法 | 先着順 |
実績報告期限 | 原則として令和8年1月30日(金)まで |
⚠️ 重要:申請のタイミング
工事の契約・着工は、必ず町の補助金交付決定通知書を受け取った後に行ってください。交付決定前に契約・着工した場合は補助対象外となりますので、十分ご注意ください。
申請の流れと必要書類
申請は以下のステップで進めます。必要書類が多岐にわたるため、早めに準備を始めましょう。
- 事前準備:設置業者と相談し、導入する設備の見積もりや計画書を準備します。
- 交付申請:令和7年10月1日以降、必要書類を揃えて太子町役場に提出します。
- 交付決定:町から「交付決定通知書」が届きます。
- 工事契約・着工:交付決定通知書を受け取った後、業者と正式に契約し、工事を開始します。
- 実績報告:工事完了後、令和8年1月30日までに実績報告書と関連書類を提出します。
- 補助金交付:実績報告の審査後、指定の口座に補助金が振り込まれます。
主な必要書類(交付申請時)
申請には以下の書類が必要です。詳細は必ず公式サイトで最新の様式をダウンロードしてご確認ください。
- 補助金交付申請書・収支予算書・誓約書
- 導入計画書
- 交付要件該当に係る確認書
- 工事見積書の写し
- 設備の仕様がわかるカタログ等の写し
- チェックリスト(交付申請用)
- その他、状況に応じて必要な書類(委任状など)
まとめ
兵庫県太子町の「自家消費型住宅用太陽光発電設備等導入補助事業」は、太陽光発電と蓄電池の導入を検討している方にとって、非常に魅力的な制度です。補助額が大きい一方で、予算が10件相当と限られており、先着順のため、早期の行動が採択の鍵となります。まずは信頼できる設置業者に相談し、見積もりや計画の準備から始めてみてはいかがでしょうか。