北海道の食を世界へ!「食の海外展開チャレンジ支援補助金」のご案内
北海道内で食品関連事業を営み、海外への販路拡大を目指す事業者様へ朗報です。札幌市・小樽市・函館市などが連携し、海外展開にかかる費用の一部を補助する「食の海外展開チャレンジ支援補助金」が公募されています。本記事では、この補助金の概要から申請方法、さらに活用できる関連支援策まで詳しく解説します。
この補助金のポイント
- 補助上限額: 50万円
- 対象者: 北海道内の食関連事業者(海外展開に挑戦する方)
- 対象経費: 海外展示会への出展料や販促費など、販路開拓に必要な経費
- 申請期限: 2026年1月30日まで
- 重要事項: 申請前に事前相談が必須です。
補助金の概要
本補助金は、海外展開にこれから取り組む、または既に取り組んでいる北海道内の食関連事業者を支援し、道内経済の活性化を図ることを目的としています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助対象者 | 海外展開に取り組んでいる、または今後取り組む予定の北海道内の食関連事業者 |
| 補助上限額 | 50万円 |
| 補助対象経費 | 海外展示会・商談会への出展料、通訳・翻訳費、海外向け販促物作成費、市場調査費など |
| 申請期間 | 〜 2026年1月30日(金) |
| 実施主体 | 北海道(札幌市・小樽市・函館市などと連携) |
申請から受給までの流れ
- ステップ1:事前相談【必須】
申請を検討している事業者は、まずはお住まいの地域の担当窓口(札幌市、小樽市、函館市など)へ連絡し、事業内容について事前相談を行う必要があります。 - ステップ2:申請書類の準備・提出
事前相談後、指定された申請書や事業計画書などの必要書類を準備し、期限内に提出します。 - ステップ3:審査・交付決定
提出された書類を基に審査が行われ、採択されると交付決定通知が届きます。 - ステップ4:補助事業の実施
交付決定後、計画に沿って海外展示会への出展などの事業を実施します。 - ステップ5:実績報告と補助金受給
事業完了後、実績報告書を提出します。内容が承認されると、補助金が支払われます。
併せて活用したい!海外展開支援サービス
補助金と合わせて、ジェトロ(日本貿易振興機構)などが提供する無料の支援サービスを活用することで、海外展開をさらに加速させることができます。
1. 北海道国際ビジネスサポートデスク
輸出入や海外進出に関する幅広い相談に対応するワンストップ窓口です。専門家への相談手配や商談機会のアレンジなど、具体的なサポートを受けられます。
2. 海外EC販売プロジェクト「JAPAN MALL」
海外のECサイトを通じて商品を販売するプロジェクトです。ジェトロが海外バイヤーに商品を紹介し、マッチングをサポート。原則として国内取引で完結し、返品リスクがないのが大きな魅力です。
3. ジェトロ招待バイヤー専用オンラインカタログサイト「JAPAN STREET」
ジェトロが選定した海外の有力バイヤーのみが閲覧できるオンラインカタログサイトです。商品情報を登録するだけで、ジェトロが継続的に商品をPRしてくれます。バイヤーから関心が示されれば、商談の機会が生まれます。
まとめ
「食の海外展開チャレンジ支援補助金」は、資金面でのサポートだけでなく、海外市場への第一歩を踏み出す大きなきっかけとなります。申請には事前相談が必須ですので、まずは地域の担当窓口へ問い合わせてみましょう。ジェトロの支援サービスも併用し、北海道の美味しい食を世界に届けましょう!
お問い合わせ先(小樽市の例)
産業港湾部 産業振興課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111(内線263)
FAX:0134-33-7432
E-Mail:sangyo-sinko@city.otaru.lg.jp
※札幌市、函館市など、その他の地域の方は各市の担当窓口へお問い合わせください。
対象者・対象事業
海外展開に取り組んでいる又は今後取り組むことを予定している北海道内の食関連事業者
必要書類(詳細)
申請書、事業計画書、収支予算書、決算関連書類、納税証明書など。詳細は公式ウェブサイトまたは事前相談にてご確認ください。
対象経費(詳細)
海外で開催される展示会・商談会への出展料、渡航費、通訳・翻訳費用、海外向けウェブサイト・パンフレット等の作成費、海外市場調査費など、海外販路拡大に要する経費。
対象者・対象事業
海外展開に取り組んでいる又は今後取り組むことを予定している北海道内の食関連事業者